Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
本家のブログと、主催大会の情報サイトについてはプロフィール参照。

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このイベントが紹介されている意図
国内最大規模のテーブルゲームイベント『ゲームマーケット2013春』レポート
国内最大規模のテーブルゲームイベント『ゲームマーケット2013春』が4月28日東京ビッグサイトで開催されました。▲2013年から会場が東京ビッグサイトに変更に▲子供から大人まで楽しめるテーブルゲームのイベントです。...

前も書いたかもしれないけど、俺ボードゲームも好きですよ。
最近の作品でお気に入りのボードゲームは、マヤ文明が題材のワーカープレイスメント物『ツォルキン マヤ神聖歴』と、ファンタジーな世界観の拡大再生産系ゲーム『テラミスティカ』ですね。

TCGとボードゲームとの垣根は意外と低い。
この記事の中では紹介されていないが、ヴァンガードやヴァイスシュヴァルツのデベロッパー(開発者)として有名な遊宝洞も今回のイベントで新作『ヴァルキリーストライク』を販売している。
とは言え「ゲームマーケット」はボードゲームなどの非TCGの電源不要系ゲームを扱うイベントなので、いくら大ヴァンガ祭と共同開催イベントとは言え、ToCaGeで扱うには違和感がある。
それなのにニュースで紹介されているのは、ブシロードがゲームマーケットと共同開催したのと同じ理由があるからだろう。
そもそも、会場確保に苦慮していたゲームマーケット側に対し、ブシロード側が大ヴァンガ祭で使う東京ビッグサイトの一部を提供を申し出たという経緯である。今までゲームマーケットは都産貿の台東館で開催していたが、増える参加に対して見合う広さの会場を借りるのが困難になってきていた。

TCG業界側から共同開催を持ち掛けられたり、このような宣伝記事が書かれたりしているのは「ゲームマーケット」に期待が寄せられているからだろう。
どんな期待がTCG業界側から寄せられているかと言うと、TCG業界の今後を担うデベロッパーが作品を発表し、育つ場となる事だろう。
「ゲームマーケット」は、同人のボードゲーム作家が自分の作品を発表し販売する場にもなっている。そう言う同人のゲーム作家の中から、将来的にTCGのデベロッパーになりえる人が見つけられるかもしれない。きっちりとしたTCGを個人や同人サークルで作るのは難しいかもしれないが、カードの種類を抑えることのできるボードゲームなら、個人や同人サークルで作るのはTCG程は難しくない。
コミケ等で同人誌を作って発表してる人の中から、将来的な漫画家が輩出されたりするのと、同じような関係でしょうね。
実際、同人のボードゲームの中にも『ハート・オブ・クラウン』や『ラブレター』や『ヴォーパルス』のように商業作品に負けないくらい高い評価を得ている作品もある。

ToCaGeの中には、将来的にTCGのデベロッパーになりたい人もいると思う。そう言う人は、いきなりTCGを作るのが難しいとしたら、非TCGのカードゲームを作ってみてこう言うイベントで頒布してみるのも良いかもしれない。

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テーマ:投稿日時:2013/04/29 23:57
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