Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
本家のブログと、主催大会の情報サイトについてはプロフィール参照。

カレンダー
<<2013年
03月
>>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ
ユーザー情報
Nakaji
49 歳/男性
3日以上
ブログテーマ
日記
TCGカテゴリ
このブログの読者
[Vスパーク]ブシロード戦略発表会2013 春の大乱
【速報】「ブシロード戦略発表会2013 春の大乱」開催!
本日12:05から「ブシロード戦略発表会2013 春の大乱」が開催されました。 ブシロードTCG情報局3月28日(木)ついに最終回!ChaosTCGに参戦、「変態王子と笑わない猫。」より、ゆいかおりこと小倉唯さん、石原夏織さんが...

全体的に良い発表内容だったと思うよ。
ただ、一部にちょっと不安材料があるよね。

■WS
残念ながら個人的に興味ある新規参戦作品は無かった。
前のエントリでも述べたけど、WS担当のブンケイPやホリDって、原作ファンの事を大事にした製品を作るのに定評があるから、自分の好きな作品がWSに参戦した人が羨ましい。

■Vスパーク
参戦作品は割と良かった。
○電撃G’sマガジン3.0
俺大好きな『Sister Princess』と『Baby Princess』が収録決定。
『ラブライブ!』も併せて3タイトル収録で、G’sマガジンの読者参加企画の中でも公野櫻子さんの作品繋がりなエキスパンションとなった。
タイトル的に全ヒロインのキャラ単が組める構成が望ましいよね。特に『Sister Princess』は元々、兄1人妹1人の兄妹12組の話なのだからね。ギャルゲー化に際して一時期は兄1人妹12人って設定になったけど、最終的には兄1人妹1人の設定に戻ったし。
が、残念ながらキャラ単が組めるような超大型エキスパンションは無理だろうな。そんな事をしたら最低でも520種類のエキスパンションになる。MTGの第5版が400種類オーバーのエキスパンションだったけど、それより100種類ぐらい多いからね。そんな歓迎すべき暴挙をしてくれるなら、作品別にパックを分けるべきだし。

きっと、今アニメで人気の『ラブライブ!』が中心のエキスパンションになるだろうから、シスプリとべびプリは既存のデッキに対するサプライズの追加ぐらいで最悪10種類程度しか収録されないかも知れないけど、それで充分だと思う。
シスプリとべびプリは1.0に収録された時、パートナーの組み合わせが原作的に根拠の無い組み合わせで、ファンの不興を買った。2.0にべびプリが収録された時、その問題を解消する為に、同じキャラの別のカード同士がパートナーになる組み合わせになった。今回のブースターでも、パートナーの組み合わせはこれを踏襲して同じキャラの別のカード同士にして欲しいな。
あと、シスプリもべびプリも、今更この3.0で初めて買うって人は居ないだろうから、キャラ単が組めないデザインなら、既存のカードと組み合わせる事が前提で良いと思う。
それと他の人も書いているけど、イラストに霧賀ユキさんのSDイラストも採用して欲しいね。霧賀ユキさんのSDイラストは、べびプリの公式BLOGで旅行に行っている時とかに使われている。TCG歴が長い人なら『アクエリアンエイジ』の《演歌歌手“難波いのり”》の絵師だと言えば通じるかな?

○這いよれ!ニャル子さんW
TVアニメ2期(FLASHアニメ版を含めると4期目)がVスパークに参戦。今度は、TDと通常ブースター。
TVアニメ1期はエキストラブースター。ニャル子のキャラ単は2種組めるけど、クー子とハス太君のキャラ単が組めない構成でファンの不興を買っていた。だから、一部のファンに印象の悪いVスパークに再参戦ではなくて、悪い先入観の無いWS辺りへ鞍替えするべきだと思っていたが、そうはならなくて残念。
とりあえず、クー子とハス太君のキャラ単は組めるようにして欲しいですね。

もう1つ、デザインに注文を付けるとしたら、ニャル子さんの元ネタwiki(http://www15.atwiki.jp/nyaruko/)に掲載されるようなパロディをTCGでも行って欲しい。
『這いよれ!ニャル子さん』って作品は、原作にしてもアニメ版にしても、古今東西の様々な作品のパロディが盛り込まれている。多様なパロディが作品の魅力の1つとなっている。
これをTCG業界から見た場合、パロディ元となっている作品の内の幾つかはTCG化されている。だから、原作でなんらかのパロディであるシーンをカード化するのであれば、そのパロディ元がTCG化されているなら、カードの効果もパロディ元となったシーンやキャラがTCG化された際の効果のパロディになっているのが好ましい。
TVアニメ1期の例で言ったら「グタタン」とか、カードの効果でパロディを行うのに適切な題材だった。アニメ1期の最終話の12話「夢見るままに待ちいたり」はAパート全体が『うる星やつら』のパロディで構成されていて、グタタンはうる星におけるラムの立ち位置にいた。そして、『うる星やつら』はVスパークの前身であるサンデーVSマガジンの参戦タイトルであった。
カード化されたグタタンに、サンマガのラムの効果のパロディになっているカードがあれば好ましかった。
(同じ事が去年出た『えびてん』にも言えるんだけどね。作中で『MMR』や『うる星やつら』のパロディをやっていた。)

ちなみに『這いよれ!ニャル子さん』は、ギャルゲーでもハーレム物でも無いから、キャラ単に固執する必要は無いよね。
ただし、キャラ混在のデザイナーズデッキを作るなら、パートナーシステムを上手に使って、「クー子はニャル子の事を愛してるけど、ニャル子は種族的対立からクー子の愛を受け入れてない」とか「ニャル子・クー子・ハス太君は惑星保護機構の構成員として地球人の真尋さんを危ない目に遭わせる事はできずに守らないとならない一方、宇宙的なトラブルの現場でも真尋さんが一緒に居るとやる気が上がる」とか、そう言う人間関係(邪神関係?)をちゃんと再現して欲しいよね。
具体的に言うと「ニャル子がパートナーブロックして真尋さんを守るのは良いけど、真尋さんがニャル子をパートナーブロックするのは違和感あるよね」とか「ニャル子のサポートでクー子がパートナーアタックになるのは良いけど、クー子のサポートでニャル子がパートナーアタックになるのは有り得ない」とか。
逆に言うと、そう言う問題が解消できないなら、キャラ単になるのは仕方ないかな。(同じ事が、『僕は友達が少ない』の星奈と小鳩の関係にも言える)

あと、あまり需要無いかも知れないけど、他のクトゥルフ物が参戦した時にスタン環境で原典繋がりのデッキが組めるようなデザインにしておいて欲しいですね。

○デート・ア・ライブ
名前は聞いた事があるけど、内容は全く知らない作品。
評判はそれなりに聞くので、この機会に読んでみようと思う。

○Vスパ、しよ!キャンペーン
今回の発表会における不安材料その1。
>★どの作品でも使える「サプライズ」PRカードを複数種作成&配布!
つまり、WSの《WS/TBS-001 学園のアイドル ミチ》や《SI/WPR-001 カードゲーム大好き! しよ子》や《VG/SPR-001 先導 アイチ》みたいに、ネオスタンダードの構築ルールにおける特例カードとして、どの作品にも入れる事が可能なカードを出すと言う事だろう。
以前からブシロードは過去の参戦タイトルにもサプライズを出すと言っていたが、版権に関係する大人の事情で全ての作品にサプライズを出せないから、それを救済する目的だと推測される。

ただし、Vスパークの良いところは作品単やキャラ単が作れる所で、その長所を潰してしまうのは、大問題だと考える。WSの特例カードみたいな何の役にも立たないプロモなら気にする事は無いが、今回のカードはサプライズ持ちのカードで入れた方がデッキが強くなる。
版権物TCGとしては、出しては駄目なプロモだと考える。
作品単やキャラ単が崩れるのを気にするのはライトユーザやカジュアル層で、そう言う事を気にないのはTCGマニアであろう。
前々から俺は「VスパークはTCGマニアに迎合する方向に進んでいる」って指摘しているけど、それが端的に現れている。
VスパークがTCGマニア向けに特化して行く理由とか目的とかが見えてこないから、非常に不安。

ちなみに、Vスパークには色の概念が無く、カード名の一部分や技属性や称号を色の代わりに参照してデッキ構築の単位にしている。今回追加される「どの作品でも使えるサプライズPRカード」が、この部分をどう処理するのか興味ある。
全く考慮されて無いなら、ヒールアイコンやキャンセルなどの参照を阻害するノイズにしかならず、結局デッキに入らない。かと言って下手に考慮しようとすると、別の目的に悪用できるようになって好ましくないだろう。
もしくは、他の人も同じようなアイデアを出しているけど、リングやリタイア置場に置かれて参照を阻害しないような技効果を持たせるとか。具体的には「【永】〔リング〕 あなたのリングのこのカードを控え室に置く。これはルール処理として扱う。」みたいなテキストを持たせる。

更に、可能性の低い推測をすると、カード名・称号・技効果・作品名が空白になっていて、オーナーが任意の文字列を書いて使用可能にするとか。デッキ構築段階で書いて内容を固定するなら、別の目的に悪用するのは難しくなる。
ついでに、カードイラストが作品単・キャラ単から外れる問題を解消するために、PRカードと言いつつも「アクエリアンエイジ サポーターズアクセサリーズ」のMake Up Cardみたいに、カードと同じサイズの透明なセルの上にテキスト部分だけ印刷したスキンみたいな物になるかも知れない。これなら、好きな絵に重ねてサプライズのカードに出来るから、カードイラストが作品単・キャラ単から外れる事を回避できる。

■BCF2013情報
今回の発表会における不安材料その2。
メインイベントとなる全国決勝権利への参加はHPで事前予約が必要なる。
一般論として、ガチ勢とカジュアル勢を分離させるって目的なら良いと思う。
大会1つ1つの規模も小さくなるだろうから、運営も円滑に進むだろう。
これが当てはまるのは、プレイ人口が非常に多いWSと、1回の試合に時間がかかるChaosTCGだけだろう。
ただでさえプレイ人口の少ないVスパークで、大会を更に細分化する理由が理解できない。

更に言うと、Vスパークは、WSと別の日程となった事で、WSをメインに遊んでいてVスパークも兼業してる人の一部は大会会場自体に来ないから、更に参加者が減ると推測される。
Vスパークを専門に遊んでいるTCGマニアへの迎合に特化するのは、先細りしか生まないと思うんだけどなぁ。

登録タグ: 株式会社ブシロード  (12+19+9)×13=520 

あなたはこのブログの 665 番目の読者です。


テーマ:投稿日時:2013/03/27 00:36
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク  
表示範囲:全体
前のブログへ 2013年03月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在コメントはありません。