【新年のご挨拶】明けましておめでとうございます。DuelPortalは今年もTCGを全力サポート! DuelPortalをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。昨年 2012年は、無料で始められることでも話題を呼んだ『Z/X -Zillions of enemy X-』(株式会社ブロッコリー)や、突如流星の如... |
普通に日記を書いても、アクセス数によるポイントって多くても50ポイントぐらいしか増えないのを考えると、200ポイントって大きいよね。
リニューアル前は、普通に書いても100ぐらいは増えてた。アクセスランキング上位に入るような内容だったら200ポイントも超えてた。
リニューアルの引き金となった荒らしの影響でToCaGeも人が減っちゃったんだろうね。あと、アクセスランキングが無くなっちゃったから、他のTCGで面白そうな記事ってのが探せないのもアクセスが少ない原因なんだろうね。TCG別で良いからアクセスランキングを復活させれば良いのに。
閑話休題。
この記事にブログのお題として「今年のTCGに期待すること」ってのが挙げられているので、それをつらつらと。
既存のTCGについては、箱単位で買った際にいちいちパックを剥くのが面倒なので、パック詰めしてない開封済みのBOXも出して欲しいですね。つまり、1BOX分のカードが開封された状態でBOXに詰められていて封をされているイメージ。
去年、ヴィクトリースパークの『這いよれ!ニャル子さん』を10箱剥いたけど、開封作業だけで疲れた。
箱買いするユーザだけでなく、パックを開封してシングルを作るお店にも需要は有ると思う。
あと、Vスパークは、『シスタープリンセス』と『サクラ大戦』でキャラ単デッキが組める追加パックを出して欲しい。
新規に出るTCGについては、ちゃんと市場で生き残るよう、既存TCGと差別化をしっかりと図って欲しいですね。例えば声優単デッキがデザイナーズデッキとして用意されているとか。
差別化の方向性も、ちゃんとユーザのニーズを考えて欲しいですね。例えば声優単デッキがデザイナーズデッキとして用意されているとか。
今、新興のTCGで受け入れられているのがゲーム性が低くて運要素の高いTCGだからと言って、「ゲーム性の高くて運要素の低い本格的なTCG」を出したとしても、まず売れない。そう言うTCGに需要のある人は、新興TCGより前に存在しているMTGなりモンコレなりに辿り着いているから。
成功している新興のTCGが何故受け入れられたをちゃんと探って欲しい。
例えば、版権物TCGだったら、作品単デッキ同士で対戦する事が受け入れられた理由である。作品単デッキと言うのは、新興TCGより前に存在しているTCGではファンデッキとして作られていたデッキコンセプトである。ファンデッキとして作られていたデッキコンセプトのデザイナーズデッキ化したのが受け入れられた。
なら、ファンデッキとして作られていたデッキコンセプトのデザイナーズデッキ化をさらに推し進める事が、ユーザに受け入れられる、既存のTCGとの差別化になる。
既存のTCGで作られているファンデッキとしては、作品単の他に、声優単デッキがある。
例えばヴァイスシュヴァルツだと、発売1年目の頃から『ダ・カーポ』と『ゼロの使い魔』から田村ゆかりさん単や堀江由衣さん単が作られていた。田村ゆかりさん単は『魔法少女リリカルなのは』の参戦で強化された。発売2年目の『アイドルマスター』の参戦で釘宮理恵さん単デッキとかも増えた。
声優単デッキって事は異なる作品からカードを選択する事となるから、作品単デッキ同士で対戦するレギュレーションを採用できない。発売済みの全てのパックからカードを集めでデッキを組めるとなると敷居が高くなってしまう。しかし、ゲームシステム内における声優の位置付けを、ヴァンガードのクランみたいな位置付けにすれば、発売済みの全てのパックを買う必要が無いから、そんなに敷居が高くならない。
ゲームシステム内に声優単デッキを作る意味付けを組み込み、デザイナーズデッキとして声優単デッキを用意し、大会では声優単デッキで対戦するのが当たり前の事になれば、既存TCGでファンデッキとして声優単デッキを作っていた層には魅力的な差別化に映る。
無論、既存TCGと同じように、宣伝をしてユーザを集め、初心者講習会を全国規模で行い、向こう1年ぐらいの間のエキスパンション発売予定や全国大会開催予定を発表してユーザに安心感を与え、売り出してからはショップ大会やユーザ主催大会の開催サポートを行い、定期的に公式大会を行い、ゲームバランスやルールの整合性もちゃんと管理しないと駄目だけどね。左記に挙げた事をこなして、やっと既存TCGと競争するスタートラインに立てる。
【以下は、TCGのデザインとかに興味ある人向けの余談】
既存のTCGで作られているファンデッキのデッキコンセプトと言うと、他にキャラ単デッキがある。
例えばヴァイスシュヴァルツだと、発売2年目に入って『リトルバスターズ』のエキスパンションが3つになった頃から、クド単とか能美クドリャフカ単とか作られていた。また、去年など『ダ・カーポ』や『アイドルマスター』のエキスパンションが増えた事でこれらの作品のキャラ単デッキの話題が盛り上がっていた。あと、Lyceeでもクド単が作られていた(ただし、Lyceeだと《能美 クドリャフカ》は10種類以上出ているが、場には1枚しか出せないルールだから、どうやって戦うのは知らない)。
キャラ単がデザイナーズデッキとして用意されている既存のTCGとしてヴィクトリースパークがあるけど、あのTCGのキャラ単はサンデーVSマガジンのシステムを引き継いだ事による「苦肉の策」だからなぁ。キャラ単がデザイナーズデッキでは無かった頃からのプレーヤーに評判も悪くて、評価が分かれてる。
サンマガのシステムは色の概念が無かった。Vスパークの初期に出たエキスパンションでは、1エキスパンションに3作品が入っていて、作品単位でデザイナーズデッキが用意されていて、作品が色の役割を果していた。1エキスパンション1作品になったら、キャラクター単位でデザイナーズデッキを用意して、キャラに色の役割を担わした。
1エキスパンション3作品の時代は、他のTCGで言う「色の拘束」が弱かったから、デッキ構築の幅がそこそこあって問題なかった。しかし、1エキスパンション1作品にしたら、コンセプト的にキャラ単は「色の拘束」を強くしないとならず、デッキ構築の幅が狭いと言う問題が発生した。また、キャラクターが多い作品だと、1エキスパンション100枚程度にデザイナーズデッキを6つ押し込むとか、エキストラブースター1エキスパンション45枚程度にデザイナーズデッキ3つを押し込むとかしないとならなず、「13種52枚から2枚抜いて50枚のデッキを作る」とか「15種60枚から10枚抜いて50枚のデッキを作る」とか言う状態になって、デッキ構築の幅が狭い問題に拍車をかけた。(1エキスパンションに大量のデッキコンセプトを押し込む事自体は、ゲーム性の幅を広くするアプローチである。対戦するデッキタイプやメタゲームに幅を持たせる事で、ゲーム性の幅が広くなる。元々、サンマガ=Vスパークのゲームシステムは、パートナーアタック・パートナーガードの概念の為に2種8枚単位や3種12枚単位でカードを投入するので、デッキ構築の幅が狭い。その為、デッキ構築の幅でゲーム性の幅を出す事を放棄して、代わりに1エキスパンションに大量のデッキコンセプトを押し込む事で、ゲーム性の幅を出す事を企図しているように受け取れる)
最初っからキャラ単がデザイナーズデッキになっている事を売りとしたTCGが新規に出て、1つのデッキタイプ内でデッキ構築の幅もそれなりに確保されているなら、これもまた、ユーザに受け入れられる既存のTCGとの差別化になると思うよ。
登録タグ: DuelPortal 新年のご挨拶
テーマ: | 投稿日時:2013/01/06 23:46 | |
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