Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
本家のブログと、主催大会の情報サイトについてはプロフィール参照。

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Vスパークに元々参戦していた『ラブライブ』がWSにも参戦した話
「ラブライブ!」がヴァイスシュヴァルツに参戦決定!
1月からアニメ放送も始まる「ラブライブ!」がヴァイスシュヴァルツに参戦することが発表されました!ヴァイスシュヴァルツ商品情報「ラブライブ!」※外部ページが開きます。トライアルデッキは2013年4月、ブースター...

安倍新内閣で法務大臣に谷垣前自民党総裁が就任した。この人は表現規制推進派で「児童性愛者による性犯罪はアニメ漫画ゲームに刺激されて起こる部分がある」って考えの人。だから、アニメ漫画ゲーム等の二次元への規制が強くなる可能性が高い。
非常に嫌だな。
まぁ、今回の衆院選における日本国民の選択が「国民の生命や自由や安全や健康を犠牲にしてでも、戦争を辞さない近隣諸国に対する強固な姿勢」だから仕方無いのか。

閑話休題。

元々Vスパークに参戦していた『ラブライブ』が、ヴァイスシュヴァルツに参戦する旨が発表された。
『ラブライブ』は来年1月からTVアニメが放映される。このタイトルは元々G'sマガジンって雑誌の企画物。同様なG'sマガジンの企画物には、『シスタープリンセス』や『双恋』や『ハッピーレッスン』等がある。
Vスパークをやっている『ラブライブ』のファンは、アニメ化によって追加のカードが出る事を期待していたが、その可能性が潰れて落胆している。
『ラブライブ』に興味の無いVスパークのプレーヤーの中には、VスパークのタイトルがWSにも参戦した事で、Vスパークの将来を危ぶんでる人もいる。
ブシロードは基本、同じコンテンツを自社の異なるTCGに参戦させない。例外になっているのは『生徒会の一存』と18禁ゲー原作。『生徒会の一存』は参戦当時に例外的な参戦だと説明があった。18禁ゲー原作の物で一部、WSとChaosTCGの両方に参戦している物があるのは、WSが途中から18禁ゲーを参戦させなくなった為。初期のWSは18禁ゲー原作も参戦していたが、途中から18禁ゲーはWSに出さずChaosTCGに回していた。その辺の関係でWSで出た物がChaosTCGにも出し直されている。
その基本原則が崩れた事から、Vスパークが見捨てられる前兆と判断されても仕方の無い事だろう。ChaosTCGの事例は18禁ゲーをWSに参戦させられなくなったで説明付くけど、『ラブライブ』に関しては、そう言う説明が付けられないから。そもそもVスパーク参戦作品が別のブシロード社製TCGに参戦するなんて事例は初めてだし。
最近、似たような事例で、WSの『リトルバスターズ!』がアニメ化に際してChaosTCGにも参戦しているけど、この時はChaosTCG参戦と同時にWSでブースターの追加が発表されている。今回は同時にVスパークでの展開が発表されていない。


今回のWS参戦は、『ラブライブ』の宣伝が目的だと推測される。
『ラブライブ』のアニメ企画にブシロードは関与している。『ラブライブ』の公式サイトに行ってアニメのスタッフを見れば、ブシロードの名前が挙がっている。
アニメの企画を成功させるために、自社の持つリソースを最大限に活用したと言う事だろう。自分の遊んでいるTCGに知らないアニメが参戦したら、誰もが多少は興味を持つ。
そう言う宣伝能力において、Vスパークでは不十分って事なのだろう。同じくブシロードがアニメ企画に関与した『僕は友達が少ない』はVスパークに参戦していたけど、原作のラノベが同程度の人気を誇る他のアニメ化と比較して、アニメの人気は高くなかったし。(アニメ化の成否が参戦したTCGだけで決まる訳ではないけど)


俺はWSとVスパークの両方を遊んでいるのだけど、今回の『ラブライブ』WS参戦に関しては、『ラブライブ』のファンが羨ましいと思うよ。
TCGの楽しさではなくてコンテンツの楽しさの享受に主観を置いてWSとVスパークを比べた場合、WSの方が良いと判断できるから。
WSは複数のエキスパンションを重ねてキャラ単デッキが組めるようになったコンテンツが幾つか存在するが、WSのユーザはキャラ単デッキを肯定的に受け入れている。一方で、Vスパークは、キャラ単デッキがデザイナーズデッキとして存在して、1エキスパンションだけでキャラ単デッキが組めるが、キャラ単デッキに否定的な意見を良く目にする。コンテンツの楽しさ重視ならキャラ単デッキを使いたいに決まっているのだから、どっちのTCGで遊んだ方が良いかは、キャラ単デッキに肯定的なTCGだろう。
ブシロード社員がツイッターで発信される内容にも差が有る。WSのスタッフは原作に愛着があると受け取れる発言が多く見て取れる。が、Vスパークのスタッフからはそのような愛着が余り感じ取れない。サキオカさんがVスパークの担当だった頃は差が無かったと認識してたけど、伊藤Dに代わってからは、差が歴然としてきた。
それと、そもそもVスパークのゲームシステムは美少女コンテンツの原作再現に合わないというミスマッチも存在していた。Vスパークは元々少年漫画のTCG化の為に作られたゲームだった。
ミスマッチが発生する原因は、他のカードをパートナーとして指定するルールと、色の概念が存在しなくて技属性でシナジーする点である。
ミスマッチの解消策としてキャラ単デッキが多くデザインされているが、これは万人を納得させられる解決策ではない。TCGとしての楽しさを重視する人などは、キャラ単デッキがデザイナーズデッキとして用意されている事に不満を持っている。


元々Vスパークに参戦していた『ラブライブ』がWSにも参戦した訳だが、これは例外的なタイトルになるだろうと推測。Vスパークをやっている『ラブライブ』のファンでWSをやっていない人にとっては残念な結果だろうけど、それ以外のVスパークのプレーヤーが懸念しているブシロードがVスパークを見捨てる事態にはならないと推測される。
その一方で、既存のVスパーク参戦作品の内、ゲームシステムとミスマッチのある原作は、WSにも出て欲しく、そう言う意味で『ラブライブ』のファンが羨ましいと思う。

登録タグ: 株式会社ブシロード  ヴァイスシュヴァルツ 

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テーマ:投稿日時:2012/12/28 04:07
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ   ヴィクトリースパーク  
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現在“1件”のコメントがあります。
かもね/るんるん Nakaji さん [2012/12/28 11:12]
WS担当のブンケイPが、今朝、ニャル子さんアニメ4期(地上波TVシリーズだと2期目)の話題をツイッター拾っていた。
これはニャル子さんもVスパークからWSに乗り替えるフラグと見て良いのだろうか?そうだったら嬉しいよね。