Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
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[Vスパーク]過去のタイトルにサプライズ(仮)のサポートを考えた場合

先月のブシロード戦略発表会で新要素発表としてサプライズ(仮)が発表された際、伊藤Dが「過去のタイトルにもサポートを考えておりますのでご安心ください」と言う趣旨の発言をしていた。
普通に考えて“サポート”とはサプライズ持ちの新規カードを出す事だろう。全ての既存参戦タイトルに対して、サプライズ(仮)持ちのカードを出すと言う事になる。

それを実現した場合、新規に何枚のカードが出るのか?

【1】1種類のデザイナーズデッキに対して必要な種類数
Vスパークの構築・カードデザインの足枷となっているのが、パートナーシステムだ。パートナーアタック・パートナーブロックによるシナジーは強く、互いにパートナーとなっているカードは4積みするのが構築の基本となっている。
だから、単にサプライズ(仮)持ちのカードを1枚出すだけではデッキに採用されず、パートナーとなるカードも一緒に出してやらないとならない。
つまり、1枚単体ではなく、2枚単位で追加カードを出す事になる。
来年1~2月にプロモパックで配られるカードが、サプライズ(仮)持ちを含む『はがない』2種、『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』2種なのも、そう言う理由だろう。
新規に出す枚数が増えるのは好ましくないが、初期の参戦タイトルには、基本パーツとも言うべき、ファイヤーアイコン, ヒールアイコン, 万能パートナーブロック, キャンセルが揃っていないデッキも有るので、サプライズ(仮)持ちのカードのパートナーとしてそれらを出して補完する事も可能であろう。

なお、裏技的な解決策として、既存カードをパートナーとする形で追加カードを出すと言う方法もある。いわゆる“プチハ(プチハーレム)”――AのパートナーがB, BのパートナーがA, CのパートナーがAの3種類のセット――を形成させる。既存カードAをパートナーとする、サプライズ(仮)持ちの追加カードCの1種類だけ出せば済む。
ただし、新規に出すカードの枚数は減るものの、既存のA,Bの性能も引き上げる事になる(特にA)ので、デザインはより難しくなるかもしれない。
性能が低いと言われているデッキタイプに対しては、ベンチ効果を持つ既存カードをパートナーとして持つ追加カードを出してデッキのポテンシャルを上げるのは、良いのかもしれない。

【2】1つのエキスパンションに必要なサプライズ(仮)持ちのカードの種類
基本的に1つのデッキタイプに1種類以上ずつサプライズ(仮)持ちのカードが出るべきだろう。
ドラマガまでの初期参戦タイトルは作品の単位がデッキタイプの単位。ただし、ブシロードが人気が高いと判断したタイトルはカードプールが多く割かれていて、同じ作品の中でデッキタイプが複数ある。
それ以降の参戦タイトルは基本的にメインヒロイン1人1人がデッキタイプの単位。100種類の通常ブースターでデッキタイプが4~6種類くらい、エキストラブースターで2~3種類くらい。
キャラ単デッキを組める構成ではないエキスパンションでも、用意されているデッキタイプの種類は同じくらいの数がある。

具体的に言うと、『這いよれ!ニャル子さん』だったら、<這いよる混沌>軸ニャル子単, <ニャルラトホテプ>軸ニャル子単, クー子単の3種にサプライズ(仮)持ちのカードの追加が必要になるだろう。このエキストラブースターだと、《混沌》軸も組めるけど、ニャル子もクー子も《混沌》を持つデザインだから、他のデッキタイプ用に出す追加カードで事が足りる。
『ロウきゅーぶ!』だったら、智花単, ひなた単の2種。6年生組の5人を混在できる《スポーツ》軸のデッキも存在するが、智花もひなたちゃんも《スポーツ》を持つデザインだから、他のデッキタイプ用に出す追加カードで事が足りる。
『Baby Princess&ラブライブ!』だと、べびプリ側が永続技軸と起動技軸の2種類、。ラブライブ側が<Printemps>軸と<BiBi>軸と<lily white>軸の3種で、合計5種類。
『電撃G'sマガジン』だと、べびプリの《家族》軸とマリロワの《お嬢様》軸の2種類に加えて、シスプリ内では4種の<3人の妹達>がそれぞれ1つのデッキタイプと見なせるから、4種類必要なように思える。
余談だがシスプリの「咲耶」とべびプリの「ヒカル」「氷柱」「立夏」は、あと1種類カードが出ればキャラクターズカップの構築条件を満たせるようになる。

【合計】
現状で出ているのはエキスパンションは、通常ブースターで25種類以上、エキストラブースターも10種類近くある。
デッキタイプの種類数で換算すると概算で150種類になる(25×5+10×2.5)。
つまり、過去のタイトル全てにサプライズ(仮)持ちのカードのサポートする事を考えると、150~300種類の新規カードを作成する必要が出てくる。通常ブースター1.5~3つ分に相当するデザイン量になるはずである。
それを無償で行うのだから、ブシロードには感謝せざるを得ない。
是非、頑張って欲しい。
先週発売された『えびてん』の後、次の製品が出るまでに長い間が空くが、サプライズ(仮)持ちのカードの製作・バランス調整に時間がかっているのだと考えると、納得できる。

ただし、デザインするカードの種類数を減らすため、下手に組みあわせて「○○&▽▽」みたいな新カードを作られたら困る。例えば「星奈&小鳩」みたいなカードを出せば、星奈単と小鳩単の両方で使える追加カードが1種類で賄え、デザインするカードの種類するを減らせる。
が、そんな事をされては困る。
せっかく、いままではキャラ単デッキとして組み合わせできていたのに、それが崩れてしまうからだ。

登録タグ: サプライズ(仮) 

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テーマ:投稿日時:2012/11/16 02:45
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク  
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現在“2件”のコメントがあります。
kurohuku 黒服 さん [2012/11/16 11:52]
僕は現実的に考えてそれほどの追加は見込めないと思ってます。
版権の仕組みはよくわかりませんがまた新たなカードを作るとなると
それぞれ使用料がかかるわけですよね。それを全タイトルとなると・・・
やってくれたら一生ついていきますがさすがに厳しい気がしますね。
例えば追加ではなく既存のカードにエラッタをかけて全く別の効果に変えてしまうとかどうでしょうか。そうしてブシに送って交換してもらえるようにすれば使用料はかからないんじゃないでしょうか?(混乱を招きそうですが)
全デッキ救済となるとそれしかないんじゃないかと自分は思いました。
かもね/るんるん Nakaji さん [2012/11/17 01:55]
>黒服さん
コメントありがとうございます。

>版権の仕組みはよくわかりませんがまた新たなカードを作るとなると
>それぞれ使用料がかかるわけですよね。それを全タイトルとなると・・・
確かに、全てのデッキタイプに新規のプロモカードを出すとしたら、版権元に対して支払う金額が結構大きくなりそうですね。
ただし、その金額を払わないで、今後の新規タイトルにだけサプライズ(仮)を出して既存タイトルを見捨てたり、そもそもサプライズ(仮)みたいなゲーム性の変化を行わなかったりした場合にユーザが減る損失の方がブシロード的には大きいと思われます。

>例えば追加ではなく既存のカードにエラッタをかけて全く別の効果に変えてしまうとかどうでしょうか。
それと似たような事をLyceeがやって、結果的に当時のユーザを大きく減らしています。発売直後の2005年5月頃ですね。
Lyceeはデザインをシルバーブリッツが担当してますが、初期のプロデュースと流通はブロッコリーが行っていました。このエラッタの件は、ブシロードの木谷社長がまだブロッコリーに居た頃の話で、実際に木谷さんがLyceeの立ち上げに関与していました。
流石に木谷社長はこの時の失敗を繰り返さないと思いますよ。

有り得るとしたら、パラメータや技効果を全く弄らず、「バニラはサプライズ(仮)を持っている扱いにする」と言うルール変更を行う事でしょう。