ラブライブ!サンシャイン!!というタイトルに関する長ったらしいお話。
そして大阪地区でだらしなく負け越した者の見苦しい言い訳。
目次
1.追加で得たものと流行
2.大阪で使ったレシピ
3.コンセプトとか回し方とか
4.最後に
1.追加で得たものと流行
6月10日に追加ブースターが発売しましたね。まずはこの追加によって新しくなったデッキに採用されそうなカードたちを列挙していこうかと。
“MIRAI TICKET”黒澤 ルビィ
3/2/9500
【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。
【自】 このカードがアタックした時、あなたは自分の《音楽》のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+X。Xはあなたの《音楽》のキャラの枚数×500に等しい。
無難な回復。2500パンプは自身も含めどこにでも振れるのがメリット。
このカードに限った話ではありませんが、黄色という色が大事。L3の色はL1でクロックに置いたときに発生する色でもあります。サンシャインはL1の重要パーツの色がばらけているので、何色が要求されるかによってL3を変えるということもあるでしょう。黄色の場合は“恋になりたいAQUARIUM”黒澤 ルビィ、“未熟DREAMER”国木田 花丸、“輝きを目指して”津島 善子あたりですかね。
“MIRAI TICKET”津島 善子
3/2/10000
【自】【CXコンボ】 あなたのクライマックス置場に「MIRAI TICKET(門or風)」が置かれた時、そのターン中、このカードのパワーを+2000し、このカードは次の能力を得る。『【自】 このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。』
【自】 この能力は1ターンにつき1回まで発動する。このカードが手札から舞台に置かれたターン中、このカードの与えたダメージがキャンセルされた時、あなたは自分の山札の上から1枚を、控え室に置き、相手にXダメージを与える。Xはそのカードのレベル+1に等しい。(クライマックスのレベルは0として扱う。ダメージキャンセルは発生する)
おまけ持ちの武蔵。詰め要素と色の関係で使われるのが主な用途でしょう。
下のCXコンボはほとんど飾りだと思っています。武蔵をたくさん並べるときに回復したいでしょうか。
“未熟DREAMER”国木田 花丸
1/0/2500
【永】 あなたのターン中、他のあなたの《音楽》のキャラすべてに、パワーを+1000。
【起】[(2) このカードを【レスト】する] あなたは自分の山札を上から2枚まで見て、カードを1枚まで選び、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。
後列システムが貧弱で行きのパワーも一歩足りなかったサンシャインにとっては非常にありがたいカード、上のテキストも下のテキストも優秀。上のテキストは応援とは違い返しのターン中のパンプはありませんが、行きで“恋になりたいAQUARIUM”黒澤 ルビィや“青空Jumping Heart”高海 千歌といったカードたちがチャンプアタックすることが減るのでダイレクト枠を開ける機会が減ります。疑似的な打点干渉ですね(誇張表現)
下のテキストは手札が少ない時のごまかしや終盤CXを引っ張ってきたいときに使えます、ただしコストは重いので注意。後攻では重要。
この手のテキストはめっちゃ好きなのですが、自身のパワーが少なめ故高速スライダー 玉井麗巳や“惨劇の再来”エレンみたいに後列にも前列にも並べてアタッカーの出力を激増といった運用がしにくいのが難点。
“本日のアルティメットラグナロク”津島 善子
2/1/5000
【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは相手と勝負が付くまでじゃんけんし、あなたが負けたなら、他のあなたのキャラすべてに、そのターン中、パワーを+2000。
【自】 このカードが【リバース】した時、このカードのバトル相手のレベルが相手のレベルより高いなら、あなたはそのキャラをストック置場に置いてよい。そうしたら、あなたは相手のストックの下から1枚を、控え室に置く。
相手とじゃんけんできる八九寺真宵さん。相手のL3キャラを潰したいならこちらか高海 千歌かお好みで。自分はダイレクト枠を開けにくいことと相手がL3に上がった後にも使えるという点で高海 千歌の方が好きですね。
“輝きを目指して”津島 善子
1/0/4000
【自】 他のあなたの《音楽》のキャラがアタックした時、そのターン中、このカードのパワーを+1500。
【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く] (このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠に【レスト】して置く)
7000で殴れる手札アンコーラー。今まで“恋になりたいAQUARIUM”黒澤 ルビィと一緒に置けるような黄色いアタッカーが少なかったというのと、このタイトルの性質上高レベル帯がかさばりやすいという問題を解決できる点で評価高め。
“輝きを目指して”黒澤 ルビィ
2/1/1500
【自】 あなたがこのカードの『助太刀』を使った時、あなたは相手の山札の上からX枚を、控え室に置く。Xはあなたの《音楽》のキャラの枚数に等しい。
【起】【カウンター】 助太刀3000 レベル2 [(1) 手札のこのカードを控え室に置く] (あなたは自分のフロントアタックされているキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+3000)
相手の山札を強制で5枚削れる3000助太刀。相手の圧縮に干渉できる数少ない札の一つ。
“MIRAI TICKET”桜内 梨子
2/1/3500
【永】 応援 このカードの前のあなたのキャラすべてに、パワーを+X。Xはそのキャラのレベル×500に等しい。
【起】[手札を1枚控え室に置き、このカードを【レスト】する] あなたは自分の山札の上から1枚を公開し、自分の控え室のレベルX以下のキャラを1枚選び、手札に戻す。Xは公開されたカードのレベルに等しい。(クライマックスのレベルは0として扱う。公開したカードは元に戻す)
特殊かつ強力な上位応援であり“MIRAI TICKET”高海 千歌の早出し条件でもあるので、どの軸でも採用されうるカード。レストコストが被りやすいのが難点だが、手札で暴れたCXその他を処理しつつトップチェックできるというのが良い。
“MIRAI TICKET”高海 千歌
3/2/10000
【永】 あなたのクロック置場に「“MIRAI TICKET”桜内 梨子」があるなら、あなたの手札のこのカードのレベルを-1。
【自】[(1)] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「“MIRAI TICKET”渡辺 曜」を1枚選び、舞台の好きな枠に置く。
早出し可で、美希バーン持ちの“MIRAI TICKET”渡辺 曜を追加1コストで釣ってくる。つまり3コストでL3キャラが2枚揃う。早出しでなくとも使えるのが良い。
“MIRAI TICKET”渡辺 曜
3/2/10000
【永】 他のあなたの「“MIRAI TICKET”高海 千歌」すべてに、パワーを+2000。
【自】 このカードがアタックした時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《音楽》のキャラなら、相手にXダメージを与える。Xはそのキャラのレベルに等しい。(ダメージキャンセルは発生する。公開したカードは元に戻す)
地味に“MIRAI TICKET”高海 千歌に2000パンプするテキストが良い。相手からすれば何が何でも“MIRAI TICKET”渡辺 曜を割りたい、するとどちらかが割れないとなったら“MIRAI TICKET”高海 千歌を諦めることでしょう。そういった意味でこの2000パンプは重要。
“未熟DREAMER”桜内 梨子
3/2/10000
【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、そのターン中、このカードのパワーを+X。Xはあなたの《音楽》のキャラの枚数×500に等しい。
【自】[あなたの【スタンド】しているキャラを1枚【レスト】する] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、相手は自分の控え室のクライマックスを1枚選び、そのカード以外の自分の控え室のカードすべてを、山札に戻し、その山札をシャッフルする。
【起】[手札を1枚控え室に置く] あなたは自分の《音楽》のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2500。
バンドリの市ヶ谷有咲と同様の圧縮破壊札。逆圧縮というのは基本的に「お前の寿命は残り2ターンだ」という宣言。一度は相手にターンを渡すこともあり得るので、行きのパワーを伸ばせる上のテキストも下のテキストも決して飾りではない。特に下のテキストと“恋になりたいAQUARIUM”黒澤 ダイヤとの相性は地味に良い。
“MIRAI TICKET”黒澤 ダイヤ
1/0/4500
【自】 あなたのクライマックスがクライマックス置場に置かれた時、そのターン中、このカードのパワーを+1500。
【自】【CXコンボ】 このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたのクライマックス置場に「MIRAI TICKET(門or風)」があるなら、あなたは自分の山札を上から2枚まで見て、レベル1以上のカードを2枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。(クライマックスのレベルは0として扱う)
盤面が弱かったり、手札を増やす手段に乏しかったり、アド集中もそこまで強いわけでもないタイトルというのは後攻のアド差を捲るのが非常に苦手です。本来こういったアド差を捲るためには集中多段ヒットであったり島風系連動多面であったりというのが必要になります。
このタイトルに与えられた選択肢の一つがこれ。博打ではあるが、一度に2枚ゲットできる可能性がある。しかしCX込みで単体7000までしか伸びなかったり、一枚もゲットできない可能性があったり、リバース要求故にパワー負けしたりいっしょに行こう ココアでバトルそのものを拒否されたりすると効果誘発すらさせてもらえなかったり、返しのパワーが紙だったり、CXが張れないときが無能だったりと問題は多い。
やっぱりパワーの低さ(ラビットハウスの門対応ラインとほぼ同じなのでちょっとしたカウンターですぐメタられる値)とリバース要求であることが悪い意味で噛み合っており、現環境にあってないかなぁという印象を受けます。
“輝きを目指して”黒澤 ダイヤ
3/2/10000
【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、他のあなたの《音楽》のキャラが4枚以上なら、あなたは自分の山札の上から1枚を、ストック置場に置いてよい。
【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。
1コストの回復。無難に良い。
“グッラ~マラスな水着姿”松浦 果南
1/0/2000
【自】 あなたがこのカードの『助太刀』を使った時、あなたの《音楽》のキャラがいるなら、あなたは自分のバトル中のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。
【起】【カウンター】 助太刀1000 レベル1 [手札のこのカードを控え室に置く] (あなたは自分のフロントアタックされているキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000)
何の変哲もない2000助太刀。主流ではないがL1で盤面を固める型であれば使える、また“MIRAI TICKET”高海 千歌や“MIRAI TICKET”渡辺 曜をノーコストで守るための札としても採用できるか。
この辺りがよく見られるところでしょうか。個人的には“未熟DREAMER”国木田 花丸、“MIRAI TICKET”桜内 梨子、“未熟DREAMER”桜内 梨子あたりが好きですね。
追加後には
こんな感じのレシピが流行ってるらしいですね(他人事)。主軸の戦術は“MIRAI TICKET”高海 千歌や“MIRAI TICKET”渡辺 曜で、その辺りのパーツはほぼ固定のようです。
ミラチケ曜千歌梨子の枚数は松井五段のレシピを参考にしました。
しかしそれらを支える部分は個人によって大きく変わっているような印象を受けますね。例えば、1帯であれば“MIRAI TICKET”黒澤 ダイヤを使う軸があったり、また“青空Jumping Heart”高海 千歌もあったり。そのあたりは、これがテンプレだとか最適解だとかいうのは無くて個人次第というような印象を受けます。
量が多くなったので分割しました。
後半→http://tocage.jp/blog/12821/1498665078.html
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テーマ: | 投稿日時:2017/06/29 00:55 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
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