京都CSトリオとRe:ゼロデッキ紹介
非常に遅ればせながらあけましておめでとうございます、先日2月11日の京都CSトリオ優勝しました。爆アド。
戦績はこんな感じでした
予選
TP後攻○
ぺルソナ後攻○
物語先攻×
物語後攻×
決勝
ごちうさ後攻○
ペルソナ先攻○
リゼロ後攻×
ギルクラ後攻○
物語先攻○
チームの噛み合い良かったです()あと物語対面落とし過ぎなのは反省点ですね...
今回はその時に使ったリゼロのデッキについて紹介していきます。
旧制限の大会だったのでこれからの参考になりにくい部分もあるかと思いますが、新制限下でもほぼ構築は変わらないと思うので参考にしていただければ幸いです。
目次
・デッキレシピ
・主なコンセプト
・カード解説
・回し方
・採用を悩んだカード解説
・まとめ
まずはデッキレシピから
・レシピ
L0
公爵家当主 クルシュ×2
木漏れ日の下で レム&ラム×4
穏やかな日常 レム×3
天使の微笑 エミリア×3
笑いながら未来の話をしよう スバル×2
憧れの眼差し レム×2
純白の花嫁 レム×2
L1
フェルトの騎士 ラインハルト×2
宮廷魔導士 ロズワール×1
マジ切れするぐらい高い茶 ラム×1
銀髪の美少女 エミリア×4
大精霊 パック×4
L2
素直じゃない エミリア×1
その目に見たかすかな光 レム×1
殺意の瞳 レム×1
L3
桃色髪のメイド ラム×4
青色髪のメイド レム×4
ささやかなお願い レム×1
CX
ナツキ・スバル囮大作戦×4
ゼロから始める異世界生活×4
・コンセプト
このデッキのコンセプトは豊富なテキストを持つ個々のカードとシステムの性能の高さにより、多くの相手に対して有利な状況を作ることにあります。そのため、2投やピン投を多めにしてデッキ内のカードの種類を多くし、対応力を高めています。
今回は参加人数も多く、連戦が想定されたのでなるべくどのタイトルとも渡り合えることを意識してこんな感じの対応力の高そうなデッキを選びました。
逆に言えば、決まった筋道はあまり存在せず、デッキとしての目標が薄くなるため使いにくいデッキであるとも言えます。なので、「あのカードが見えたらあの型のデッキであれが出てくるな」みたいな感じでプレイヤーの環境内でよく当たるタイトルへのカードプールへの理解もより重要になってきます。
・カード解説
L0
・笑いながら未来の話をしよう スバル 2
主に対TP、ごちうさで使用するカード。L0の前列で殴るカードがほぼレム名称なので思ったより使いやすい中学生でした。
相手が先上がりする状況での島風回避の他、単純にL0で多パンしやすくなったり、オカ研の使いまわしができたりと便利カード、ただしL0以外ではほぼ使わないので2投。顔が面白いこのデッキ唯一の主人公。
・純白の花嫁 レム 2
着地1500パンプが主な仕事のカード。下のテキストは2週目以降では大体邪魔になってしまう...。でもパワーが必要な盤面が多かったため2投。
オカ研が手札にあって他に殴るL0がいないなら先攻ワンパンに使っちゃいましょう。
・憧れの眼差し レム 2
なんのことは無いL04000。殴るうえでのデメリットがないので使いやすい。でも後半引きたくないから2投。
・公爵家当主 クルシュ 2
全体を通して足りない行きのパワーを補い、明石で、サーチ集中という後列に置いとけばとりあえず安心カード。今回の構築ではL1でパックを使用しているのでエミリアの集中の方が盤面に置く重要性が高いと判断し2投。
オカ研にエミリア集中に本対応にと触れる機会は多いのでさほど不便には感じませんでした。
・天使の微笑 エミリア 3
強い絆ルイズ互換の集中。序盤に盤面に置いておきたいが、後半は後列にロズワールかレムかクルシュを並べるので4枚はいらないと判断して3投。
後半に捻る場合はほぼL0相殺のレムラムを出して手札交換に使うのが主な使い方。EMT
・穏やかな日常 レム 3
オカ研。L0を過ぎると引いても弱いから3投。下のテキストは任意なんで山調整とボトムのCXを返す時ぐらいに使いましょう、まあほぼ使いません。
・木漏れ日の下で レム&ラム 4
このデッキの根幹。L0では基本的にアタッカーとして投げてL2以降は手札二枚で欲しいキャラを回収するイベントみたいな感じで運用します。
相手の動きを見てから後出しじゃんけんできるのでゲーム中は常に手札に一枚は持っておきたいところ。
L1
・宮廷魔導士 ロズワール 1
テキスト6個書いてあるアンコモン。主として役立つのは3枚落下と対象不可と起動パンプとレベル応援。
パックの後ろに置けば返し8000のラインを作れるのが非常に強力ですが、L1から1コストかかる後列を出すのもつらい場面もあるのであんまり狙いはしません。
焼きタイトルには確実に出したいところですが、最近焼きタイトル事態が少しなりを潜めていたことと上位後列はL3のレムもあるので枠の都合上ピン投。
最後は前で殴って対象不可を生かす場面があることも多い。
・マジ切れするぐらい高い茶 ラム 1
L1で左右の枠に置いて行きで7000から7500のキャラを踏むためのカード。
1相殺でもよかったのですが行きで踏んで返しはエミリア集中と2000拳込み7500出ればごちうさの島風やTPの7000ラインなら返せることを想定してこっちにしました。
今後新制限で環境内のL1のラインが上がるようなら1相殺に変えるのもありだと思います。
・フェルトの騎士 ラインハルト 2
2000拳、強い。本対応や扉もあり、2枚あればほぼ手札に1枚は引き込めたため2投。
・大精霊 パック 4
エミリアネームがあれば6500レベル2。対面がL1のリバース要求対応で手札を稼ぐタイプなら積極的に並べていきたいカード。
マリガンで切ってもエミリアの集中で控えから出せるので初手ではどんどん切ります。
ボトムに行くデメリットはエミリア集中で再利用できないのが多少不便ではありますが、2ターン続けてパックを並べたい場面が少なかったことやボトムが確定することがむしろメリットになることもあってさほど気にはなりませんでした。
L1で2から3出したい場面もあるので4投。
・銀髪の美少女 エミリア 4
本の対応キャラ。アタック時4ルックと小指の甘皮ぐらいのパンプ。リバース要求がないことと1週目の山札をノーコストでバリバリ削って行けるのがとても優秀です。
対面がL1のリバース要求対応でなければ2から3面出してバリバリアドを稼ぎたいところ。1週目の山では欲しいカードが出るまで躊躇せず捲って行くようにしてましたが、逆に1リフした2週目以降の山札では気軽に使いにくいので手札に複数ある場合は1週目で使い切るようにしてました。
4以外にする理由もないので4投。
L2
・素直じゃない エミリア 1
早出しメタ助太刀、盤面をサクれるので防御札にもなります。L2でレムを早出しするならセットで持っておきたいところ。枠がないことと早出しレムで盤面が取れる想定が出来る相手が少ないと考えたためピン投。
構築をレムを育てることに寄せるなら2投
・その目に見たかすかな光 レム 1
早出しボトム相殺、対応は不採用。ほぼペルソナの飛龍対策で入れました。
それ以外では、TP凛や物語の神原などラインの高い早出し、または早出しした相手のハンドが0から3枚くらいの時は確実に盤面を処理したいので手札に抱えておくようにしてました。
ただL3になると役割がほぼなくなるので今回はピン投。新制限下では2枚に増やしてもいいかもしれません。
・殺意の瞳 レム 1
サイド不可の代わりに行きでキャラを5面並べれば単体12000という高パワーが出せるカード。羽川の命を刈り取る形。
それ以外でも相手がL3に先上がりしてこっちがL2で止まった時に相手のL3のキャラが上から踏めたり、ごちうさの早出しリゼくらいなら上から踏めるので意外によく使いました。また、L0のスバルで使いまわせるのも便利です。
でも多投して多面する想定もなかったのでピン投。
L3
・ささやかなお願い レム 1
対シャーロット、ペルソナ、おそ松想定のカード、対応は不採用。トリオではシャーロットを見る機会も多く、対策しておくべきと考えた他、L3がすべてレムラムネームでパワーラインの補填も出来るのでピン投しておきました。
本番ではシャーロットに対面することはなかったもののごちうさの怖い話やペルソナの双葉に対して有効に働いてくれました。
実質コスト1で出せることやL3で扉を引きに行くサポートにもなるので対象不可が有効な相手以外にも積極的に出していきました。2面並べることは想定していないこととL0相殺で拾えることも加味してピン投。
・青色髪のメイド レム 4
回復、リバースでマーカー、マーカー1枚ごとに1000上昇。
今回の大会は旧制限ということで物語、TPが多いという前提だったので、レムを育ててマーカー圧縮みたいなプレイングを取るパターンはほぼ無いと考え、複数握って盤面に複数並べることはほぼありませんでした。
素のラインが9500と低いところがネックだったりもしましたが、他にテキストを生かせる回復のキャラもいなかったので4投。
・桃色髪のメイド ラム 4
登場時3ルック、アタック時1点バーン、対応で2枚逆圧縮と3000パンプ。
3面して真価を発揮するカード。山確定一枚を残した相手には絶大な威力を発揮するので、逆にリゼロに対面した際はボトム確定1枚は絶対残さないように気を付けましょう。
主な使い方は2-6リフして3-0の相手に6枚戻して3-3-3と1点バーンでのキルを狙う感じ。殺しきれなかった時も6枚戻した山が残るので次のターンのキルが狙えます。
また、自身の3ルックで対応が引っ張りやすく、対応でのパワー上昇もあるので9500というパワーラインを不便に感じることはありませんでした。
3面狙いなので当然4投。
・ナツキ・スバル囮大作戦
扉、対応も強い、4投。
・ゼロから始める異世界生活
本、弱い、でも対応強い、4投。
・回し方
・マリガン
L0以外で優先して残すカードは本1枚と本対応1枚ぐらいなのでそれ以外は基本的に切ってしまいます。手札にオカ研が無いなら被った0の後列も切っていいでしょう。
・L0
先攻ならオカ研レムか集中エミリアがあるなら殴れるキャラでワンパン、無いならドローゴーでも構いません。L1の前列は全部コスト0なので無理に殴る必要はないでしょう。
後攻なら手札と相談して相手のパンチに合わせるぐらいのパンチでかまいません。
オカ研のサーチ先は余裕があれば本対応のエミリア、0の後列で足りないところを引っ張ってきます。L0のうちはエミリア集中もどんどん捻って構いません。
また、序盤は手札が切りづらいのでクロツーでは手札に扉か2枚目以降の本が来た場合はどんどん置いていきます。
対面がTPで相手に先上がりを許しそうな状況なら後ろにスバルを置いて前列をレムのみにするようにして、相手の対応を阻止、または1ターンズラさせていきましょう。
・L1
基本的にはL0で集めた本対応で1リフを狙いながら残りの面をパックで固めていきます。対面が門のごちうさとか物語ならパック3面で圧をかけてみるのもありです。
本が無い時は無理に1リフは狙わず、手札の枚数維持を優先してパンチしていきます。
L1が終わる時点で早出しのレム1枚とL2のキャラをなるべく手札に持っておければベスト。
早出し主体の相手にはボトム相殺、L2のキャラ主体の相手には殺意の瞳を手札に加えておくことは意識しておきましょう。
・L2
コストを使い過ぎない程度の早出しと相手のL2の動きをつぶしていくことを意識して動きます。
それ以外に念頭に置くことは、L2が終わる時点で6コストは残すことです。それだけあれば、打点的に不利な状況が出来たとしてもラム3面でのロングレンジキルが狙えます。
また、L3のキャラが1枚以上手札にあるなら扉での回収はなるべくL0相殺のレムラムを取ります。理由としてはその方がL3になった時点での山札と打点と相談して択を選べるからです。
この時点で効きそうな相手なら「ささやかなお願いレム」も手札に加えておきましょう。
・L3
相手と自分のの状況を見ながら、L0相殺を使って回復か詰めかを選んでいきます。
多面ラムでの3-0からのキルも可能なことと回復のキャラ自体が4枚しか入ってないこともあるので比較的詰めるほう優先の志向で動きます。
いろいろな選択肢は取りやすいですが、中途半端な択を取ると防御札がほぼ入ってないこともあって返しが無いことも多いので注意しましょう。
・採用しようか悩んだカード達
・ハーフエルフの少女 エミリア
パックが入ってるならむしろなんで入ってないんですかねって感じのカード。行きのパワーラインとパックがボトムに行くのが使いにくく感じたので今回は不採用。
思い出送りで連パンを防ごうとかも考えたんですけど、そもそもこいつを多面並べる微妙さと多面する枚数入れる枠もないので却下。可愛い
・王戦候補者 フェルトと宣戦布告 フェルト
0のアタッカーを移動にしてL3のフェルトを積む案。移動が行きで踏めないのがストレス過ぎて却下。八重歯
・剣聖 ラインハルト
読むのもめんどくさいぐらいのテキストが書いてあるカード。2投で経験達成して登場させるまでは可能だったんですが、プレイングがラインハルトに寄りすぎてそれしかできなくなるので却下。
ラインハルトより強いプレイヤーにのみタッチで使うことを許された一枚。
・ロズっち書庫の司書 ベアトリス
榛名バーンと他に振れる着地パンプ、L3のパワーを補いながら細かい詰めが出来るシンプルに優秀な新井里美さん。L3ラムと役割が少し被るので今回は不採用。
・バスタイム エミリア
L3に2000応援、登場時ドローディス、スタンド不可付与集中。今回は上位後列の枠が無かったため不採用。スタンド不可の集中は割と強力なのでロズワールかささやかなお願いレムとお好みでチェンジ。
・幸せな夢想 レム
足りない本対応のラインを補える一枚。0で出してCXを落として殴れない事案が弱すぎて抜きました()パワーラインに不安を感じたら純白の花嫁レムと入れ替えて一枚は入れておくことをお勧めします。
・メイドは見た! ラム
回収アド集中と早出しボトム相殺の絆が着いた市原悦子、一番上に2行のヒエログリフが記してあるのは忘れましょう。アド集中がエミリアだけでは不安に感じることもあり採用を考えましたが、後列に置いてパワーを挙げるテキストが書いてないのが弱すぎて今回は不採用。
・スバルの選択
二枚サーチ1ディスのシンプルなイベント、クルシュ以外でL2以降で山に触れる便利カード。イベントが本対応とかみ合わないことと枠が無いので今回は不採用。
・死に戻り
本対応のパワーを補いつつ控えから本対応を連れてくるカード。1週目に撃ちたいが、ピン投では1週目に撃てないし枠もないので不採用。
・まとめ
正直な話、エミリアが天使だったのと箱争奪と星天杯で貰った2箱からオカ研とエミリア2枚ずつ出たから組んだだけのデッキだったんですが使ってみると「あれ?これ思ったより強いやん」ってなったので真面目に考えてみました。
そこからプリシラだの禁書庫だの鬼だのラインハルトだのいろいろ試した結果ここにたどり着きました。特異なテキスト多すぎて正直試してみないと分からなかった...。
これから新制限でカオスな環境が訪れそうですが、それなりに地力も自由度もあるのでこのタイトルは新制限下でも生き残っていけると思うので根気よく付き合っていこうと思います。
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テーマ: | 投稿日時:2017/02/20 08:36 | |
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