Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
本家のブログと、主催大会の情報サイトについてはプロフィール参照。

カレンダー
<<2012年
05月
>>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ
ユーザー情報
Nakaji
49 歳/男性
3日以上
ブログテーマ
日記
TCGカテゴリ
このブログの読者
「予想」と称して戦略発表会の度に参戦希望を挙げていれば、いつかは願いが叶うらしい
【速報】ブシロード戦略発表会2012(初夏)!
ブシロード戦略発表会2012(初夏)が本日17:00~18:00に開催されました。発表内容は以下の通りです。■木谷社長から挨拶今回の主役はヴィクトリースパーク、ChaosTCG、ヴァイスシュヴァルツ、モンスター・コレクションTCG。駅の...

俺はToCaGeでブログを書く様になってから、ほぼ毎回、ブシロードの戦略発表会の前に参戦予想と称して参戦希望作品を挙げていた。その中に『這いよれ!ニャル子さん』があった訳たが、とうとうTCG化が実現した。すげー嬉しい。
原作再現性に難があるVスパークなのは少し残念だけど。
そんな記事を戦略発表会の当日夜にでも更新したかったのだけど、先週は仕事が忙しくて時間が取れなかった罠。

*【予想の答え合わせ】
予想を書いたエントリはこちら。
http://tocage.jp/blog/3153/1336668395.html
11個予想タイトルを挙げておいて、当たったのは『這いよれ!ニャル子さん』だけ。
ニャル子さんのTCG化はコーラを飲んだらゲップが出るくらい確実だったので、実質的に予想は何も当たっていなかったようなもの。

*【発表内容に関する感想】
**○Vスパーク
既存ユーザとしては、WSやChaosTCGみたいに、既存参戦タイトルの続編とかカムバックキャンペーンの類を期待していたのだけど、その期待は裏切られたのが残念。

『這いよれ!ニャル子さん』については別途記載。

気になったのは、メディアミックスとの時期的な関係性。
『これはゾンビですか?』『這いよれ!ニャル子さん』アニメ版『シャイニング・ハーツ』は今期放映中。『輪廻のラグランジェ』は分割2クールで2期目が来期のアニメ。
『しよ子といっしょ』はブースターが出ない雑誌プロモだけの作品だから除外するとして、『未来日記』って2期目のアニメ化が予定されているのかな?
放映中のアニメの参戦が多いって事は、版権を押えらるだけ押さえて人気の出た物だけTCG化するって戦略に、ブシロードがシフトした事を意味するのかな? 前までは、アニメ放映前にTCG化を発表して、アニメ放映の余韻が残っている時期にTCGを出すようなイメージだったのに。

**○WS
今、必要だった発表は、「制限時間・遅延行為の問題に対する解答」だったように思うんだけど、それが無いのが残念。
あと、年間8タイトルの枠の撤廃は良い材料。

**○ChaosTCG
『Kanon』参戦とか俺得。

*【『這いよれ!ニャル子さん』参戦!!!】
上記のエントリにも書いた通り、俺は2年ぐらい前からずーと、事あるごとに『這いよれ!ニャル子さん』のTCGを希望していたので、それが叶って嬉しい。

**○組みたいデッキ
エクストラブースターだし、ネオスタンは、ニャル子単・クー子単・ハス太単が組めれば充分かと。
スタンだと、原典繋がりのデッキが組みたいね。
今の所Vスパークに参戦してるクトゥルフ物は『這いよれ!ニャル子さん』だけ、だと思う。
しかし、この先、他のクトゥルフ物が参戦する可能性はある。特に『這いよれ!ニャル子さん』の人気で萌えクトゥルフ物のブームが再燃するかもしれない。また、そもそもエロゲ業界ではクトゥルフを題材とした作品は割合メジャーなジャンルである。
そう言うクトゥルフ神話を原典とした作品が参戦した場合を考慮して、原典繋がりのデッキがスタンで組めるようになっていると良いと思う。

**○原作再現要素の予想
技属性とか称号とか原作再現効果の予想。

■ニャル子
原典的には《地》。ダーレスについては賛否両論があるけど、原作者の逢空万太さんは否定派では無いっぽいから問題無いかと。
俺はCRPGを殆どやらないから良く解らないのだけど、その手の作品が好きな人は、こう言う属性の繋がりでデッキを組みたいものなのではないの?

他に、作品を読めば出てくるキーワードとして《宇宙人》《変身》が挙がるんだけど、少年漫画ではないこの作品のキャラを、《宇宙人》や《変身》の共通項で括ってデッキを組みたいと思う層が俺には想定できないね。

ニャル子さんを橋頭堡として、今後『仮面ライダー』シリーズが参戦するなら、それらと共通性のある技属性を用意するのは必要な事だと考える。原作では昭和・平成問わずライダーネタをパロディ元として大量投入してるし、表紙のイラストも歴代ライダーのポーズを引用している。

俺の知らない既存参戦作品で、トリックスター的な立ち位置のキャラに付いている技属性があるのなら、それを付けるべきだと思う。

アニメを見ていて、キャラとしてニャル子さんを好きな人が、デッキを組みたいと考える共通項を技属性にするとしたら《阿澄佳奈》だと思うよ。これは鉄板。

あと、原作再現ネタとして、存在自体が永遠の切り札なニャル子のファイアーアイコンとヒールアイコンはデッキに何枚でも投入可能になると予想。ファイアーアイコンとヒールアイコンは、Vスパークにおけるジョーカーだからね。
無論、何枚投入しても問題ないレベルにカードパワーを調整することが前提だけど。

■クー子
原典的には《火》(以下略)
無表情・無口キャラに《本》・・・はWSだよねってネタは前もやった気がする。

アニメを見ていて、キャラとしてクー子を好きな人が、デッキを組みたいと考える共通項を技属性にするとしたら《松来未祐》だと思うよ。これは鉄板。

■ハス太
原典的には(以下略)
そろそろVスパークは《男の娘》って技属性を作るべき。
アニメを見ていて、キャラとしてハス太君を好きな人が、デッキを組みたいと考える共通項を技属性にするとしたら《釘宮理恵》だと思うよ。これは鉄板。

■真尋さん
《ヒロイン》《喜多村英梨》
説明不要かと。
まぁ、エクストラブースターなのでカード化されても1枚だろうけど。

■称号
<Nyarlathotep><Cthugha><Hastur>と、原典の原語表記に落ち着くのではないか。
前述の通り、クトゥルフを題材とした他の作品が参戦した場合、出典つながりでデッキを組みたくなる。それを実現させる事を考えると、この結論。
元々、日本語表記だと、「ニャルラトホテプ」「ナイアーラトテップ 」とか、「ハスター」「ハストゥール」などと表記が揺れる。
邪神の名前の中には、本来人間には発音不能な音を表記した物もあるのだから、仕方ない。
その辺を統一する意味で原語表記。
そうして、称号を参照してシナジーするカードをデザインすれば、「黒い結晶体(=輝くトラペゾヘドロン)からニャル子や漆原尾芽久美先生が出てくるスタンのデッキ」とか「ハス太君と溝口梢さんが同居するスタンのデッキ」とか将来的に可能になる。

まぁ、<這いよる混沌>でも良いけど、ニャルラトホテプの別名って<無貌の神>とか<月に吠えるもの>とか色々あるので、作品によって何を使うか解らないし。

*【何故、俺は原作再現性にこだわるか?】
上記は、「カードの効果やシナジーに沿ってデッキを組んだ時、デッキに入ってくるキャラが、ユーザーの趣味・嗜好に合っているのか?」って観点から論理的に考証した結果である。
キャラクター性の強いTCGにおいて、「カードの効果やシナジーに沿ってデッキを組んだ時、デッキに入ってくるキャラが、ユーザーの趣味・嗜好に合っているのか?」と言う観点は非常に重要である。今は落ち目だが、一時代を築いていた『アクエリアンエイジ』や『Lycee』は、この観点が非常に良く考証されたカードプールになっていた。
例えば『アクエリアンエイジ』だと、メイドさんは白、巫女さんは赤、魔法少女や魔女っ娘は青、けもの娘は緑、女子中高生は白、天使は黒と、コスチュームなどの外見的な萌え属性で色分けされていた。結果、メイドさんデッキを使いたければ白とか、巫女さんデッキを使いたければ赤とか、非常に解り易かった。
また『Lycee』だと、ツンデレは日属性、無表情・無口キャラは雪属性、アホの子キャラは日属性、ロリキャラで大人し目なら花属性、ロリキャラで元気なタイプは日属性と、キャラの性格的な萌え属性で色分けされていた。

Vスパークの前身は『サンデーVSマガジン』と言うTCGである。Vスパークはサンマガから、ルールや技属性などを引き継いでいる。サンマガは、週刊少年サンデーと週刊少年マガジンの古今の連載作品が参戦したTCGであった。その頃のカードの技属性は、作品の傾向・ジャンルから付けられる事が多かった。《格闘》《スポーツ》《推理》などであった。
少年漫画の読者に対してであれば、こう言うカテゴライズなら「カードの効果やシナジーに沿ってデッキを組んだ時、デッキに入ってくるキャラが、ユーザーの趣味・嗜好に合っている」カードプールになると思う。自分はサンマガをプレイしていた訳ではないから、断定はできないけど。
Vスパークにとって悲劇だったのは、初期の参戦作品は少年漫画とは毛色が違うのに、サンマガで使われていた技属性が引き継がれていた事。Vスパークのキャッチコピーでが「歴代のヒロインたちが集う夢のカードゲームが今、始まる」「あなたのヒロインたちが物語を奏でるTCG、それがヴィクトリースパーク!」等であった事から、本来なら、その手の作品傾向に合わせて技属性を一新すべきであった。
結果、自分の1番使いたいキャラの技属性や称号やパートナーに沿ってデッキを組んだ時、デッキに入ってくる他のキャラが自分の趣味・嗜好に合って無い事が多いから、原作再現性に難があるとVスパークは評されてしまった。
Vスパークが、参戦作品の強さの割りにシェアを伸ばせていなかったりするのは、上記の理由から「カードの効果やシナジーに沿ってデッキを組んだ時、デッキに入ってくるキャラが、ユーザーの趣味・嗜好に合っていない」と言う問題が存在したのが原因の1つだと推測される。

ただし、ネオスタンに関しては、最近の参戦作品はキャラ単が主軸となっているので、上記の問題はクリアされていると考える。
だが、スタンに関しては、この問題は解決されていない。そして、ショップ大会での開催数は、ネオスタン約360に対してスタン約420で、スタンの方が多い(2012年6月開催分)。
「ネオスタンだけ遊んでいれば良い」って考えなら、技属性とか称号とかの原作再現性って、一部の技属性メタカードに引っかからなければ、気にしなくて良い論点だけどね。

登録タグ: ヴィクトリースパーク  ヴァイスシュヴァルツ  ChaosTCG 

あなたはこのブログの 866 番目の読者です。


テーマ:日記投稿日時:2012/05/21 01:19
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
前のブログへ 2012年05月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在コメントはありません。