えすだっしゅさんのブログ

昨日のバトラで使っていたデッキ。
着想が金曜の夜中、そのままα版を作ってダメ、β版を土曜朝に組んで回し、日曜に持参。
まだまだ紙束です。

簡単に、南相馬ひまわりの説明。
このカードの能力は、「相手の前列プレイスの中身をチェック出来る」というもの。
仙臺いろはと真逆、かつ半分しか見れないと考えれば分かりやすいでしょう。
さてこのカード、使用意義は「相手プレイス内容を確認する(≒確定要素にする)ことで、攻めのプラン構築が出来る」というところなのですが、
真逆のいろはと違い、プラン構築をしても相手のキャラ配置(もっと言うと、相手の引き運)次第で簡単に瓦解してしまいます。
この点、自身でコントロール可能ないろはに比べ、明らかに弱い。ルールブレイカーは1枚だけだから、いろは使ったほうが良い。

では、いろはよりひまわりのほうが強くなれる可能性は無いのか？
答えは秋葉原にありました。…そう、理不尽です。
あのジャンル、大量のコンバットプレイスを投入することで、何が捲れても酷い事しか起こらないようになっています。本当に酷い。
ですが、見方を変えると「プレイスの可能性を、『コンバットプレイス』という1種類で均質化している」ということになりますよね？
具体的に何が埋まっているかを確認出来ないため、非常に細かな取り回しは出来ませんが、
「まぁ何か酷いのが埋まっているだろう」程度の予測は出来るため、それに基づいた大雑把なプラン構築までは出来るわけです。
…ほら、デッキ構築だけで仙臺いろはの『仙臺』くらいまで再現出来ちゃいましたよ。
そこまで出来るなら、ひまわりが持つ相手プレイスの情報を含め、いろはに性能で勝つ可能性が生まれるわけです。

そういえば、東北にはもう1枚、問題児のルールブレイカーが居ました。宮澤智慧です。
『プレイスの均質化』という点でこのカードに勝るものは、現時点で確認出来ていません。
ひまわりは、このカードに勝てないのでしょうか？
答えは勝てるです。
そのうち公式でアップされる当方のデッキを見れば分かりますが、
宮澤の能力の恩恵が無くても、ほぼデッキとしての体を為すことが可能です。
あとは、今まで2ドロー要因だったプレイス無しカードの代わりに、
東北2やら2ドローやらのプレイス能力を持ったカードを突っ込めば、それで終了。
現状のプールだと、単色では重過ぎてしまうのが難点ですが、
ぶっちゃけ相手プレイスをチェック出来る宮澤には、充分なれる要素があるわけです。

そんな可能性に溢れたひまわりを使用したのが今回のデッキ。
プレイスだけピックアップすれば、
・タップ:16
・無償登場:4
・有償登場:8
・除去:4
・バトル終了:4
・ハズレ(東北2):14
…という、アホみたいな設計。
「おおよそ、自分のプレイスの3分の2はコンバットプレイスです。」それだけの情報を持っていれば、粗方のプラン構築は出来るでしょう？
尚、ハズレプレイスを東北2に統一させたのは、「腐っても荻だよ」という圧力を維持するためです。
あとは、2ドロー組は重量級が多いのを嫌ったり…

問題は…やはり、恐ろしく重い点でしょうか。
1コスト帯がヴィクトリアスと陳楊梅、大館しかいません。初期の北信越並み、或いはもっと悪い。
一応、申し訳程度に酒井いたるを投入していますが、ちょっと間に合わない。
その辺りで、かなり勝率を落としているところがありますね。

今後の方針としては、非常に重い連中(特に美月)を減らしつつ、
プレイスの均質性を維持できる妥協点を探っていく形でしょうか。
実はボツにしたα版が近畿混色だったので嫌なのですが、
他地域からの客将も視野に入れるべきでしょう。

出来れば、次の準公式までに仕上げたいですね。そしてスリーブはファンガス。

では次回。