えすだっしゅさんのブログ

ヒロプレばっかりやっているガレオン勢(笑)です。
いつか(笑)が取れることを信じて…。

カレンダー
<<2013年
10月
>>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ

[2024年02月29日]
あーふぁさん

ビルディバイド-ブライト- 自分的デッキ構築手順(0)

[2024年02月28日]
あーふぁさん

ビルディバイド-ブライト-とはなんぞや(ルール解説編)(0)

[2023年08月25日]
あーふぁさん

ビルディバイド-ブライト-とはなんぞや(概要など)(0)

[2020年11月22日]
Sさん

モダン 11/22(0)

[2020年11月22日]
Sさん

モダン 11/8(0)

[2020年11月22日]
Sさん

モダン 10/18(0)

[2020年11月22日]
Sさん

モダン 10/4(0)

[2020年11月22日]
Sさん

モダン 9/12(0)

[2020年02月06日]
Sさん

モダン 2/6(0)

[2020年01月30日]
Sさん

モダン 1/30(0)

ユーザー情報
えすだっしゅ
36 歳/非公開
3日以上
ブログテーマ
TCGカテゴリ
このブログの読者
はっかいめのつづき:色割合と確率 ガレオン版

厳密には、二週前の続き。
昨日の翡翠デッキを使って、色配分の考え方を説明します。
突っ込んだ言い方になりますが、ガレオン版のマナ・カーブ理論の類と思っていただければ。



このゲームにおける、いわゆる「起動コスト(別ゲーでマナやチャージ、エネルギーなどと呼ばれるもの)」の支払い方は、
ご存知のとおり、大きく分けて2種類あります。
一つは、キャラクターを場に出すことでデッキの一番上からコスト置き場に永続移動されるものから、
もう一つは、手札から任意のカードを捨てることで一時的に発生するものから、です。
それらを組み合わせて任意の行動コストに充当するのですが、
今回はそれらを別々に説明します。

◯コスト置き場について
こちらは、平たく言えば「キャラクター出せば出すだけストック(≒行動数)が増える」代物になります。
尤も、キャラクターの配置は、それぞれの配置コストの合計が27以下に収まらないといけないので、
ごく一部のウイニー以外はフルに出すことができません。
各々のデッキで最適な繰り出し枚数があるかとは思いますが、
例えば、翡翠デッキなら、6枚で27コストをフルに埋める形となります。

さて、ここで、コスト置き場に出る内容の期待値を求めてみましょう。
基本的に、カードゲームでの「引き」の期待値は、それぞれの引きに独立性があると見做して、
(目当ての集団の枚数χ/デッキの総枚数Ω)×引く枚数Κ
……で求められます。
本当は1枚目と2枚目、3枚目…の間には確率計算上の関連性があるのですが、
全部のパターンを求めて期待値にΣをかければ、上記の式で求められる数値に収斂するので、あえて無視。
こちとらアンチ数学者だし。

では、χに「ある一色」という集団の枚数、
Ωにデッキの総枚数60、
Κにコスト置き場の枚数6を入れて、計算してみましょう。
ちなみに、翡翠デッキのレシピでは…
赤20:青30:無10
となっています。

赤:(20/60)×6=2
青:(30/60)×6=3
無:(10/60)×6=1

このような結果になりました。
イメージとしては、アタランテ+祝融+座敷もっこの3枚が動きますが、他3枚は動けない感じ。
初手がコレでは、ちょっと苦しいですね…
試しに2枚落とされ、手札から出し直したとしますと、

赤:(20/60)×(6+2)≒2.66
青:(30/60)×(6+2)=4
無:(10/60)×(6+2)≒1.33

おおよそ、赤3:青4:無1が使えます。
手札から青カードを1枚切って、アタランテ/ハトホル/もっこのコンボを打ちながら、
アテナがプレッシャーを与えられるようになります。
ここまで来れば優位に戦えますね。

なお、これらの確率を覆して、コスト置き場を補充するカードが幾つか用意されています。宝石とか。
ただし、これらのコストは地味に重いので、ご利用は計画的に。
ちなみに、宝石はコストの足し引きゼロじゃありません。
起動3コスト+「宝石という手札1枚(無無に相当)」で約3コストを補充します。意外と高い。



◯手札について
こちらは逆に、「キャラクターを出さずに握っていればフロー(≒瞬間行動数)が増える」代物です。
但し、1枚捨てるごとに特定色を2コスト補充できるとはいえ、効果はそのターンのみであり、
代償は手札そのものというより、「1枚分のハンド・アドバンテージ」になります。
余談ですが、これがしっかり理解できて、必要最低限の手札消費を選択できるか否かで勝率がだいぶ変わりますよ。

さて、こちらの期待値も基本は同じ計算式で求めるのですが、
ちょっと厄介なのが「全手札のうち、場に出した残りのみ」をコストに回せる点です。
まずは手札に握れる枚数、そこから何を何枚場に出すかを考えましょう。
とりあえず、Κ=9とします。
マリガンして手札を良くできますが、握れる枚数自体は変わらないし、メンドクサイから無視します。

赤:(20/60)×9=3
青:(30/60)×9=4.5
無:(10/60)×9=1.5

微妙なところですが、取りあえず赤3:青5:無1としましょう。
ここから、このデッキではおおよそ
赤2(祝融、アテナなど)、青3(ラクチャル、イシュタル、ハトホルなど)、無1(アナヒ)を場に出します。
残りは赤1:青2、2倍して赤2:青4が使えます。
もっとも、前述のとおり「本当に使うべきか否か」を熟慮しないといけませんが。
ちなみに、次のターンに2枚引くとして、

赤:(20/60)×2≒0.66
青:(30/60)×2=1
無:(10/60)×2≒0.33

苦しい計算ですが、赤1:青1、それぞれ2倍といったところでしょうか。
何度も書きますが、手札の消費はハンド・アドバンテージのロスに繋がります。
調子に乗って手札を消費し続けると、
2ターン目途中で場を崩された際に「3ターン目の引きに賭ける‼︎」という厳しい展開が待っています。
手札を消費するのはここ1番の勝負所のみにしたほうが良いですよ…



◯両方組み合わせてみた
上記2つは互いに逆方向の動きをしますので、
実際はそのバランスを考慮に入れながらプレイする必要があるでしょう。
とりあえず求めた期待値を組み合わせてみましょう。

〈コスト置き場〉
赤:(20/60)×6=2
青:(30/60)×6=3
無:(10/60)×6=1

〈手札残〉
赤:1×2=2
青:2×2=4
無:0×2=0

全部足して、赤4:青7:無1となりました。
ここで手札を全消費したばあ、計算は省略しますが、次ターンは赤4:青5:無1となります。
普通のデッキなら…一応は動くでしょう。おそらく2〜3ターン目にフルで跳ね返って来ますが。
このような形で、ある程度の行動を考えながら、
デッキの色バランス、ひいては投入カードそのものの選定をしてみてはいかがでしょうか。
強カードばかり入れても、動かなきゃただの紙切れだし。



◯オマケ
…とりあえず翡翠打ってみましょう。
上記のうち、青1枚が翡翠だったという前提。
行動コスト支払いで青無を使うため、
実質的な残りコストは赤4:青4:無0となります。

〈翡翠で引いたカードをコストに全投入した場合〉
赤:(20/60)×6×2=4
青:(30/60)×6×2=6
無:(10/60)×6×2=2

合計で赤8:青10:無2となります。
昨日のコスト期待値は、こうやって出したんですよ。




次回は、同じ計算式で「カードの役割、その配分」を説明しようと思います。
必要なカードを必要枚数入れないと、運命力以前の問題ですぞwwwwww

登録タグ:

あなたはこのブログの 425 番目の読者です。


テーマ:雑記投稿日時:2013/10/28 22:49
TCGカテゴリ: スカイガレオンTCG  
表示範囲:全体
前のブログへ 2013年10月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在“1件”のコメントがあります。
しょっちゃん G.Gunn さん [2013/10/30 11:25]
でも青50白10で入れてても、コストが青3白3になることもあるんやで(白目