晴れる屋 東京TCのパイオニア神決定戦でパルヘリオンコンボが優勝、神を打倒した。
パルヘリオンコンボ自体のデッキパワーは前々から分かっていたが、今回の神のリストについては色々と思うことがあったので、その個人的な備忘録。
もし億が一この殴り書きを知らない人が見たなら、もっときちんと説明をしている記事を探すか、MOパンダの配信でも見てほしい。
・メイン
スペルについて、今自分が回してるリスト(画像略・よくあるリスト)と優勝者のリスト(https://article.hareruyamtg.com/article/61228/)の違いは以下の通り。
ヴォルダーレンの美食家 4
命取りの論争 1
↓
クロクサ 1
致命的な一押し 2
稲妻の斧 1
スカイソブリン 1
思考囲いについて、サイドに全て落として除去をメインに入れたリスト、もしくはメイン・サイドに散らしたリストをよく見るが、自分はメインから4枚入れるのが良いとおもう。何故なら少なくともメインデッキについてはこのデッキはコンボデッキで、3ターン目もしくは4ターン目に脂牙から機体を走らせるのがゴールだと思っているから。上記のプランにおいては、致命的な一押しのようなピン除去はコンボプランへの阻害でしかないと思う(ただし稲葉の斧についてはディスカード手段という役割が持てるので、一考の余地あり)。
その前提に立って神のリストを見ると、「サイド後のメインボードだな」という印象を受けた。何故なら美食家と命取りの論争をアウトし除去をインするのは、対アグロデッキでよく行うサイドプランだからである。実際にメタゲームブレイクダウンを見てみると、1位が赤単、3つに散ってはいるもののスピリットも相当数いたので、非常にメタゲームにあったリストだなと思った。
スカイソブリンやクロクサに付いても同上で、アグロデッキへの蓋としては最高のカードである。
ただし自分としてはMOリーグを潜る以上、コンボを主としたメインで戦いたい。メタゲームの偏りも少ない、というか赤単高すぎておらんし。
次に土地について、わかりやすいのは山及びマナの合流点の採用、そして白絡みのMDFCランドの不採用である。
これについては上にも記載した、メインにクロクサを2枚採用した影響(弊害)が大きく出ているように思う。
ただこれらについてもコンボプランでは白マナが必須であることもあり、少なくとも山の採用はかなり厳しい印象。基本土地を入れて嬉しいのも暗殺者の戦利品くらいだし。
最後にサイドボードについて、正直試していないカードが多すぎてわからない。ただ個人的には安らかなる眠りといった対策カードへの対策カードよりも、対策カードを苦としない勝ちプランで勝つ方が好きなので、ディッチャのようなカードは入れたくない。
あとレーデインとかはロータス用のピンポイントメタな気がするけどもどうなんだろう。ロータスも母聖樹だったりで減衰球を対策出来るから、レーデインの方が良かったりするのかな。流行り?のロアホールドタイムワープデッキにもサイドインできるし。
4.21追記
サイドのレーデインについて、対ロータスは母聖樹されない対策として及第点。ただもちろん減衰球に比べると対策としては弱い(減速にしかならない)ので、あくまでコンボプランが勝ち手段。また切除ラスは重くならない点にも注意。
またラクドスサクリファイスに裏面を出したら詰みでは?とも思った(一般的なリストにはソーサリーの茶破壊しかとられておらず、パルヘリオン相手にサイドインするとは思えないため)が、そもそも1/1トークンが並んで負けといったゲーム展開にならないので、素直にデビルに当たる除去を取った方が良いという結論に。神のリストのように除去の上から取るのであれば話は別かも。
また緑単のカーンが非常に重く、RIPのような対策への対策としては断割が1番賢いように思える。
アブザンなら衰微や戦利品が取れるが…。
以上。
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テーマ: | 投稿日時:2022/04/18 20:56 | |
TCGカテゴリ: Magic: The Gathering | ||
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