今回は、全国まで一緒に戦ってくれた、私のデッキの解説をしたいと思います。
デッキの構成は、公式のデッキレシピ、
BCF2013全国決勝大会のあん子のデッキをご覧ください。
では、前回、前々回の記事の内容も含みながら解説していきます。
そもそもなぜテンプレにしなかったのか。
アルテまループ、レベ3さやか、さやかの願い・・・
他のデッキと比べても、回復力はかなり高いです。
しかし、しっかりと回さないと実はめちゃくちゃ回復力があるわけではないのです。
まずレベル1。さやかの願いを使うのであれば、
さやかを多めに積みたいです。
なので、林檎セット、癒しの祈りといった構成になりやすいかと思います。
林檎セットは非常に優秀なセットです。問題は癒しの祈り。
アルテまループも採用しないといけないので、
枠が圧迫しやすいことを考えると、この組み合わせは有効なのですが、
リバース時、強制的にクロックダメージを受けないといけません。
これが回復力を阻害します。
最近は、パワーラインも上がってきているため、
効果が発動する機会も増えてきていると思います。
また、パワーラインの平均は高めですが、最高値は低いです。
2000・1か、林檎を複数出さないと割りにくく、また、
返しもパワーが出ないので、割られやすく、相手の圧縮率を下げにくいです。
続いてレベル2。
ここは色を3色発動させなければならないため、色事故を起こしやすいです。
出ればラッキー程度のカードならばいいのですが、
使いたいカードは、アルテまループ、魔法少女現る。
どちらも優先度は高めです。
盤面的にアルテまを出したいので、緑が優先されやすいと思います。
そして、連続して集中が打てないはずなので、
レベル1リフレッシュは難しく、チェンジしようというタイミングに
リフレッシュなんてことが多いと思います。
手札にあっても控室にないと意味はないので、
チェンジするのにターンがかかってしまいます。
この場合、場が安定しません。
レベル3。
ここでレベ3さやかを何枚出せるかがカギだと思います。
まどかも含め、2~3枚でないと粘りにくいかなと思います。
さやかの願いも握っておきたいです。
ここまでテンプレデッキの弱点寄りの解説をしてみました。
普通のデッキだと、レベル3で回復持ちレベ3を出せる回数は、
大体1~3枚くらいだと思います。
このテンプレデッキの場合、
癒しの祈りが2回リバースすると、
3~4点、1回だと3~5点くらいかなと思います。
やっぱり回復力すごすぎ!と思われるかもしれませんが、
すべての条件を満たさないと4、5点の回復は見込めず、
かなりうまく回せる人でないと難しいかもしれません。
場持ちも特別高いわけではないので、圧縮差で勝つのも運が絡むかと。
そして、回復メタに非常に弱いです。
リライトが相手だと苦戦は必至です。
これらの条件から、安定性に欠けており、プレイングも難しいため、
私は採用しませんでした。
では、私のデッキはどうなのでしょうか。
レベル0帯は特に代わり映えはないのですが、
赤キュゥべえが4枚です。
相討ちは、耐性を持ったカードが増えてきたことと、
場持ちが悪くなりやすいと思ったのでこの枚数です。
実際2パンもしやすく、レベル1でも活躍しやすいです。
レベル1。
まどマギ考察でも述べましたが、
パワーラインが高く、絆により場持ちも良いです。
連続して集中も打てるため、レベル1リフレもやりやすいです。
そして、レベル2のこともあり、ここに助太刀を多めに投入しています。
これにより、どのレベル帯も場は堅めです。
レベル2
アルテまループか杏子ループという選択肢があります。
さらにアタッカーも余分に積んでいるため、場が安定しやすいです。
レベル1のラインが高めなので、最悪の状態にも少し耐性があります。
時間遡行者が発動すると、1点分浮かせることができます。
ここで、杏子ループができると、場は最高に硬くなります。
アルテまループと違って、相手の効果や変なタイミングでリフレにならない限り、
確実にループができます。
(アルテまは、チェンジ元を杏子程回収しにくく、実際はあまりループしません)
この性質から、助太刀はいらないと判断しました。
アルテまは緑なので2500がありますし。
また、トップ盛りもあるので、場を崩しやすいです。
パワーパンプも入るのがさらに強みです。
極めつけは、その場の硬さから、“クロック2ドローなし”という選択がしやすいです。
こうなると、やった回数分ダメージが浮きます。
レベル3
こちらはレベル2の延長で特に代わり映えはないです。
基本的に回復優先ですが、決められそう、このターンしかないというときは、
杏子の効果で攻めにいきます。さらに全国大会以降は、見直しにより、
無意味な連鎖も投入したので、決着力がさらに上がります。
全国大会では、その効果を最大限に発揮してくれました。
これがなければ、チャンスすら作れなかったかもしれません。
以上が私のデッキの内容です。
確かに回復力は普通のデッキより少し高いくらいかもしれません。
しかし、あくまでも回復力です。もし、クロック2ドローなしを2回、
時間遡行者が1回発動すればどうなるか。
回復分も合わせると、なんと5~6点分浮かせられます。
意外と難しく見えるかもしれませんが、
少なくとも3~4点は平均して浮かせられるかと思います。
仮にそれ以下でも、圧縮差やダメージ差で勝てる可能性があります。
回復に頼りにくいので、回復メタが置かれても少しの痛手で済みます。
もちろん風には弱いですが、最悪の事態には備えられます。
美夏は、復活できるのでそれほど怖くはありません。
弱点はと言われると、爆発力のある決定力がないのと、
レベル0帯、そしてレベル1帯でパワーラインを、
全箇所で大幅に超えられた時位しか、自分では思いつきません。
あとは、最近でしたら偽物語が出たため、貝木はきついと思います。
ダメージ関係のケアをしっかりしていれば、安定した勝率になります。
かなり使ってますが、本当に最悪の状態になったのは、
練習中と、全国の最後の試合くらいで、2~3回程度だと思います。
このデッキの最大の強みは安定感です。
少し端折ったかもしれませんがこれで終わります。
最後に。
どれほど強いと言われていようが、流行っていようが、
使うのはその本人次第です。
その人のプレイングに合わなければ真価は発揮されませんし、
高いプレイングを要求されることもあると思います。
もちろん、いろんなデッキを使い経験を得ることは非常に大切です。
それらも活かし、最終的に自分のプレイングに合ったデッキを作ることが、
案外一番の近道なのかもしれません。
ここまで読んで下さった方々、ありがとうございますm(_ _)m
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寝て起きて、メンテが終わったらイベント海域だ!(白目)
登録タグ: ヴァイスシュヴァルツ
テーマ:考察関連 | 投稿日時:2013/12/24 04:35 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
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