私の言うことはタワゴトです。

正直に言うと今更何をいうかという感じがする。
きちんとまだ見ていないのだが
メディアクリエイトから発表されたTCGの売上についてあちこちで書かれているようで。

遊戯王の売上が落ちているという話なのだけど

うちの店では売上は下がってもないし上がってもないというラインでいる。
今更のように「新規参入者が少なく」とか言われているけど
ちょっとキツイ言い方かもしれないけど
そもそも「新規参入者を拒んできたのは誰？」と言いたい。
何度も言うけど
「売れるならそれでいい」と公認大会を減らし、参加費1000円以上を取るようなイベントばかりしてきたのは誰？
初心者講習会を行ってましたか？
ジャッジ・キルみたいなことを行って、常連と主催者が裏で握手していたという話が聞こえないとでも思っているかな？

私としてはその報いじゃないかと思っている。
そういう話を私はずううううっとコナミでしてきたし、
売れている時も売れない時も「こうした方があとあと楽になりますよ」とか
ショップでできそうなことやメーカーがそんなに力をいれなくてもできるようなことを提案してきた。
初心者講習会だけではなくいろんな遊び方を提案するというのはそういうことだ。
しかし、ショップの多くはそれをきちんとやってくれはしなかったと思っている。
多分きちんとやっているショップはそれなりにユーザーもついているし、
離れていないと思う。
新しいユーザーも確保出来ていると思う。
それ以上に
「離れる」ことがあるのはそういう「理由」があるからだろう。

もう一つ
遊戯王の売上が落ちたからTCG全体の売上が落ちたというが
本当にそうだろうか？
例えばうちの店で単純に比べてみよう。

遊戯王の
2010/11/1..2011/10/31と2011/11/1..2012/10/31のパック売上比較
98.3％
つまり去年より1.7％しか下がってない。
おかしくない？

実はこれはからくりがあります。
どういうことかというと
外国語版がたくさん入ってきているのです。
ちなみに外国語遊戯王の
2010/11/1..2011/10/31と2011/11/1..2012/10/31のパック売上比較

197％

逆に日本語の場合

43％

え？（汗
今自分で見ても「スゲェ」と思ってしまった。

でもそれをさておいて
どういうことかわかるよねえ。
つまり、絶対的な数字として遊戯王が売れていないわけではない。
しかし、コナミアメリカとかでは売れている訳なのだ。
これは正直いいことなのかどうかと言えば
私個人の考えで言わせていただくと嬉しくない。
初心者が更に入りづらい状況だと思う。
ちなみにウチのような専門店であっても
メディアクリエイトにデータを提供しているわけでもなく、
また外国語遊戯王のデータに関してはおそらく感知していないだろうと考えると

日本語遊戯王の売上そのものが落ちるのは自明の理。

こんなことばかり言ってもしょうがないので
前向きにどうしたらいいかということで

まず私がこの時点で言いたいのが

「メーカーの体制を変える」ことがいいのではないかと思うのです。
正直に言えば「遊戯王カード株式会社」を設立したらいいのではないか。
遊戯王の権利に関わる会社がそれぞれに力を出し合えばいいだけ。

それだけで妙な利害関係が薄れるというものでしょう。
そして外国語版に関する権利もきちんとやったほうがいい。
世界同時販売を基準とする。
できないわけない。
やっている会社があるんだから。
MTGというのがね。

もう、権利でグダグダしているのはわかっているんだから
早めにそこをクリアにした方が絶対にいいと思うんだけどな。
まあ、コナミの株を一単元持ちたくないのはこういう流れがあるかもしれないと思うから。

そうじゃなければコナミUSAに遊戯王の権利売却というのもいいかもしれない。
できるかどうかわからないけど。

ほかにもコナミに関してはいろいろ書きたいことがあるけど
（お正月にも書く予定）
とりあえずいつも書いているけどこれからも何度も書きます

遊戯王のゲームシステムに罪はない。

私は私の目が黒いうちは常に書き続けると思う。
悪いのはゲーム周辺でぐだぐだやっている者たちです。力不足の私も含めて。

そんな力のない私ですが何かが変わるまで同じことを書いているんじゃないかと。（苦笑