Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
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モンコレの販売委託契約満了から考察するVスパークの将来

前回、3月にあったVスパークの新規エキスパンション発表時、Vスパークの今後の展開について楽観的な見解を書いた。
ブシロードはVスパークを続ける意思があるが、他の要因によって新規エキスパンションを出せない状況ではないか?と言う推測だ。

今回、モンコレの販売委託契約が満了して、ブシロードもグループSNEも更新しないと言う話が出た。
http://moncolle-tcg.com/news/mc_next.html
これを受けて、前述の見解に疑義が生じた。
つまり、ブシロードは比較的売り上げが悪いTCGから手を引こうとしているという解釈が成り立つのだ。

ここで重要なのは、契約を更新しなかった主体がブシロードなのかグループSNEなのかの見極めだろう。
ブシロードが主体だとしたら、比較的売り上げが悪いTCGから手を引くという解釈が成り立つ。
逆に、グループSNEが主体だとしたら、偶然が重なっただけと解釈できるだろう。

個人的には、グループSNEが主体では無いかと考えている。安田均氏が最近ボードゲームに執心の様子だからだ。モンコレの開発スタッフをボードゲームの開発に回そうとしているように推測できるのだ。
日本のアナログゲーム界におけるグループSNEと言うのは、TRPGの世界では『ソードワールドRPG』他で第一人者的な地位を築いており、TCGの世界でもモンコレで一定の成功を収めている。だから、近年盛り上がりつつあるボードゲームの世界でも、それなりの成功を収めたいという欲が強いように見て取れるのだ。これが、今回の契約終了はグループSNEが主体だと推測する根拠である。
もっとも、モンコレのゲームシステムはどちらかと言うとウォーゲームに近くて、ボードゲームの今のトレンドと遠く離れている。近年のドイツゲーム大賞(Deutscher Spielepreis)上位入賞作品は、ワーカープレイスだったり拡大再生産だったりでモンコレとは真逆なゲームシステムばかりだ。
だから、モンコレの開発スタッフをボードゲームに投入したとしても、高い評価を受けるような作品がグループSNEから出てくるとは思えないんだけどね。

ブシロードがモンコレのサポートを続けるのはあと1年だと言う。ブシロードは常々、販売終了したTCGも2年はサポートを続けると宣伝していた。それがモンコレに関しては1年だけと言う事は、1年後にモンコレは、別のメーカーの元で何らかの展開をする予定だと言う事を示唆している。
その内容によって、今回の契約終了はブシロードとグループSNEのどちらが主体だったかが明らかになるだろう。

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テーマ:投稿日時:2014/04/08 00:59
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク  
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