5話から話が続いているのだけど、原作のアレンジの仕方が良かった。
クー音姉さん相手にクー子と真尋さんはカップルの偽装をしてるんだけど、これにニャル子さんを協力させるにあたって、原作ではニャル子さんに対して「ニャル子さんの職を守る為(クー子の親戚が惑星保護機構の人事部にいる。クトゥグアとニャルラトホテプは基本的に敵対する種族である。クー子が好きな相手が同僚のニャル子さんだと解ったら、人事部の権力を使って2人を引き離す。この際、クー子の体面を守る為にニャル子さんに冤罪を着せる可能性まである)」と言う説得を早々に行っていた。アニメだと5話でやっていた部分でそう言う説得が行われていた。
が、アニメでは、ニャル子さんの長台詞で問い詰めを行った後に始めて、この説明を持ってきた。
このアレンジはなかなか良いのではないかと思う。
あと、こんな長台詞での問い詰めを行った回に流された次回予告で、劇場版『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』でラムがあたるに対して言った「責任、取ってね」のパロディをやったのもインパクト強い。
閑話休題。
この日記の趣旨は下記。前回のコピペだけど。
『這いよれ!ニャル子さん』はパロディ主体のコンテンツだから、メディアミックスの際、展開先ではそのメディア独自のパロディを盛り込む。TCG化の際してパロディを盛り込むとしたら、アニメや原作でパロディ元にした作品がTCG化されているシーンを選び、元ネタの作品のTCG化されたカードの効果やパラメータなどをパロディ元として、Vスパークのカードを作成されるだろう。
アニメ3話で使われているパロディの中から、パロディ元にした作品の内でTCG化されている物を、ニャル子さんWでのカード化が予想されるシーンとしてピックアップする企画。
パロディ自体の解説については、アニメ版のパロディの元ネタ解説をやっている下記のリンク先を参照。
http://www15.atwiki.jp/nyaruko/pages/212.html
http://steman.blog.fc2.com/blog-entry-2687.html
過去の回で指摘したから割愛するけど、ガンダムネタはガンダムウォーが、仮面ライダーネタはライダーズレジェンド・レンジャーズストライクが、ジョジョネタはクルセイドシステムとジョジョの奇妙な冒険ABCが、それぞれTCG化の際の能力・効果のパロディ元となり得る。
■怨念で人を殺せたらいいですよね……
『GS美神 極楽大作戦!!』の横島忠夫の台詞「憎しみで人が殺せたら……」のパロディ。
原作でも使われていた台詞だが、アニメでは表情もパロディ元に合わせてきた。
『GS美神 極楽大作戦!!』はVスパークの前身であるサンデーVSマガジンの参戦作品。
■愛さえあれば関係ないよね、なんて
『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』はプリズムコネクトの参戦が予定されている作品なんだけど、プリコネでカードが出るのはニャル子さんWの発売より後だったはず。
■そんな幻想は私がぶち殺す!
『とある魔術の禁書目録』の主人公・上条当麻の決め台詞「その幻想をぶち殺す!」のパロディ。
『とある魔術の禁書目録』はヴァイスシュヴァルツの参戦作品。このパロディ元の台詞は《“幻想殺し”当麻(ID/W10-006) 》のフレーバーテキストに採用されているので、カード効果のパロディ元にするなら、このカードだろう。
■憎いあん畜生の名前で埋め尽くしてやりますのに
『あしたのジョー』のOPからのパロディ。
『あしたのジョー』はVスパークの前身であるサンデーVSマガジンの参戦作品。
『あしたのジョー』がパロディ元として登場するのは2回目。出崎演出は多くアニメ製作者に影響を与えたって事だろうね。
■あの人と腕を組んで避暑地を散歩していた時~
八坂頼子が繰り広げる一連の夫とののろけ話は、『ああっ、女神さまっ』のED「Congratulations!」の歌詞からのパロディ。
元々CDドラマで八坂頼子のCVは井上喜久子さんが演じていた。それから発想されて原作で使われていたネタ。『ああっ、女神さまっ』のメインヒロインであるベルダンディは、井上喜久子さんが演じた代表的なキャラである。
『ああっ、女神さまっ』は、アッパーデックジャパンが漫画家単位のTCGを出していた頃に『ああっ女神さまっwith逮捕しちゃうぞTCG』としてTCG化されている。
■「じゃあ、クー子の間に真尋を入れて、くろこ」「女の子なら学園都市に入れる」
『とある科学の超電磁砲』の白井黒子をネタとしたパロディ。
『とある科学の超電磁砲』はヴァイスシュヴァルツの参戦作品。
■真尋さんは誰とキスするんですか? わたしですか? それともわたしですか?
『マクロスF』の挿入歌『トライアングラー』のパロディ。
『マクロスF』のヴァイスシュヴァルツの参戦作品。
『トライアングラー』を基にしたカードには《三角関係 アルト(MF/S13-057)》あるので、カード効果のパロディ元にするなら、このカードだろう。
■私、真尋さんにとって何なんですか?~
『Wind -a breath of heart-』の鳴風みなもの「問い詰め」と通称される長台詞のパロディ。
『Wind -a breath of heart-』はLyceeの参戦作品。《CH-2183 鳴風みなも(風を起こす力)》と、みなもが描かれた《AR-0114 ハーモニカ》は、当時の花単デッキを非常に強化した。ユーザに馴染みの深いカードである。パロディ元にするなら、これらのカードだろう。
当時の花単デッキには《CH-2183 鳴風みなも(風を起こす力)》以外の鳴風みなものキャラクターカードもデッキ投入されているが、実際にフィールドにプレイされてたのは《CH-2183 鳴風みなも(風を起こす力)》の方だけである。それは《AR-0114 ハーモニカ》がキャラクターの名前を指定して、特定条件でドローソースになるカードであったから。同名のカードを沢山入れる事で、《AR-0114 ハーモニカ》の効果が増す。1種4枚では最大4回からドローソースにならないけど、2種8枚入れば8回ドローソースになった。
■次回予告:責任とってくださいね
『うる星やつら』の劇場版2作目『ビューティフル・ドリーマー』内で、非常に象徴的なシーンでラムがあたるに言った台詞。
『うる星やつら』はVスパークの前身であるサンデーVSマガジンの参戦作品。
技名を【責任とってくださいね】にして、技効果はサンマガの「ラム」のパロディにすれば、良い感じだと思う。
あと、クー子の「少年はいつだってマイダーリン」って台詞も『うる星やつら』の劇場版『いつだってマイ・ダーリン』からのパロディ。
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テーマ: | 投稿日時:2013/05/18 03:01 | |
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク | ||
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