Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
本家のブログと、主催大会の情報サイトについてはプロフィール参照。

カレンダー
<<2013年
04月
>>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ
ユーザー情報
Nakaji
49 歳/男性
3日以上
ブログテーマ
日記
TCGカテゴリ
このブログの読者
[Vスパーク]とりあえずTD4つ予約だな(ただし自分が大会に参加する店で)
「世界よ!これも日本のクトゥルーだ!」ヴィクトリースパーク トライアルデッキ『這いよれ!ニャル子さん』発売決定!
ハイテンション混沌コメディがVスパに帰ってきた!印象的なOPのあのTVアニメが、4月からの新アニメに合わせてVスパに再び参戦!期待の声が多かったトライアルデッキが遂に発売!収録カードは全てトライアルデ...

収録カードが全部TD限定と言う事なので、4つ予約ですね。
1枚封入のカードが4枚欲しくなるでしょうから。ブースターの中身を見てから慌てるぐらいなら、先に金を払って買った方が良いし。

買うお店が「自分が大会に参加する店」だと言う事は重要なポイント。
TCG関係でお金をお店に落とすなら、自分が遊びに行く店にお金を落さないと駄目。デュエルスペース維持費とか、大会運営に関わる人件費とか、カードの売り上げから出ているのだからね。カードが売れないと、デュエルスペースも無くなっちゃうし、大会も開いてもらえなくなる。
カードを買うのは通販なり量販店なりの安く買える店を利用して、大会を開いてくれる店やデュエルスペースを設置してくれる店は大会に参加する時やフリーの対戦をする時だけ利用するってのは最悪なプレイングだ。そんな事をしたら遊び場を無くす。
代わりの遊び場所を見つけたり、自分でジャッジ資格を取って大会を開くコストって、かなり高いんですよ?

色々なところで突っ込まれているけど、このTDはアニメ版権の『這いよれ!ニャル子さん』(去年4月に放映されたアニメ3期)の商品なんだよね。2013年4月現在で放映されている『這いよれ!ニャル子さんW』ではない。
イラストも、アニメ3期(ニャル子さんのアニメがTVシリーズになるのは2期目だが、その前にFLASHアニメとしてBSで2期放映されている)の物だし。
5月下旬に発売って事は、印刷・帳合・配送の事を考えると4月下旬にはTDのカードデザインが完了してないとならない。カードデザインに1ヶ月かけるとしたら、『這いよれ!ニャル子さんW』の始まる前から作業に着手しないとならない。だから、この発売に合わせるとしたら、題材が今回の『這いよれ!ニャル子さんW』ではなくて、既に放映済みの『這いよれ!ニャル子さん』になるのは当然なんだろうね。

で、気になるのは、TDに収録されるカードの内容。
>7月発売のブースターパックはもちろん、昨年発売のエクストラブースターとも組み合わせて遊べます!
とあるけど、去年発売のEXブースター、このTD、7月発売のブースターパックでどんなデッキが組めるか? 少なくとも、去年発売のEXブースターって、今や入手困難。
俺はちゃんと買っていたから不自由してないけどね。

去年のEXブースターって、ニャル子さんのデッキを組む分には構築幅があって不満は無いのだけど、クー子単やハス太単のデッキが組めないのが不満材料だった。この辺は改善して欲しいね。
『這いよれ!ニャル子さん』って作品は、設定とかお話自体とかパロディとかが面白い作品であって、ハーレム物では無いからキャラ単に向いたコンテンツでは無い。しかし、Vスパークのゲームシステムでは、作品内の人間関係を表現できないから、次善の策としてキャラ単にせざるを得ないだろう。TVシリーズのアニメも、キャラ単に向くような消費のされ方をしていたし。
去年のEXブースターでクー子を主体としたデッキを組もうとしたら、一定枚数ニャル子さんのカードを混ぜないとならなかった。クー子の、性格やニャル子さんの関係を考えると、ニャル子さんが混じるのは悪くないと思ったけど、実際に回してみたら原作ファンとしては違和感の残る内容だった。クー子とニャル子さん人間関係を考えると、クー子がニャル子をパートナーブロックするのは有り得ても、ニャル子さんがクー子をパートナーブロックするのは有り得ない。なのに、デッキに採用できる万能PBはニャル子さんのカード。ニャル子さんの万能PBでリングのクー子をパートナーブロックする度に違和感を禁じえなかった。
また逆に、リングがクー子の時にニャル子さんでサポートしたらパートナーアタックになっても良さそうなのに、そんな事が実現するようなパートナー関係にもなっていなかった。
ちなみに、クー子と他のキャラの人間関係だけど、クー子からすれば理想は「ニャル子の子供を産み、真尋に(クー子の)子供を産ませる」なんだけど、ニャル子も真尋もそれを避けようとしてる。ニャル子が避けようとするのは、ニャルラトホテプ星人とクトゥグア星人の種族的対立から。真尋は、宇宙人とそう言う関係になるのを避けたいから。
こう言う人間関係が上手くパートナーシステムで表現できるなら、キャラ混在のデッキで良いと思うんだけど、それが実現できない以上、原作のファンがキャラ単を望むのは仕方無いのだろうね。
同じ問題が『僕は友達が少ない』の星奈と小鳩にも言える。
Vスパークのゲームシステムは、元々、少年漫画を題材にしたサンデーVSマガジンのシステムを引き継いでいる。少年漫画の原作再現をするのに適したシステムが、必ずしもラノベの原作再現に適しているとは限らないって事なのだろう。

登録タグ: 株式会社ブシロード  ヴィクトリースパーク  パートナーシステムの欠陥 

あなたはこのブログの 728 番目の読者です。


テーマ:投稿日時:2013/04/11 02:56
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク  
表示範囲:全体
前のブログへ 2013年04月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在“1件”のコメントがあります。
かもね/るんるん Nakaji さん [2013/04/12 06:33]
誤解されないように補足しておくと、サンマガが少年漫画を題材にしていた事に起因する、パートナーシステムの欠陥は非難している訳じゃないよ。
この欠陥は、Vスパークへの参戦作品に注意を払うなり、デザイナーズデッキとしてキャラ単を用意するなりすれば回避できるんだからね。
非難されるべきは、そう言う回避策を講じないブシロード(逆に、キャラ単が不適切に思われる作品でもキャラ単にしてる事も含めてね)と、原作ファン軽視ゲーム性重視でキャラ単に文句を言う一部のTCGマニア層だらかね。