Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
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はがないとニャル子さんの話

*『僕は友達が少ない』
8巻の情報が出た。
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/8...

別の所で書いてるブログには前から書いてたけど、『僕は友達が少ない』は『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズのパロディを大量に含んでいる。1巻のプロット、変な同級生(女)が作る妙な部活動に巻き込まれるって部分はそのまま『涼宮ハルヒの憂鬱』1巻だし。7巻で学園祭に向けて映画を撮るって話も、『涼宮ハルヒの溜息』に書かれた学園祭の話そのままだし。
最近気付いた話。猫関係。
『涼宮ハルヒの憂鬱』に出てくる猫のシャミセンは学園祭に向けて映画を撮る話の中で登場した。
『僕は友達が少ない』の7巻では、三日月夜空が猫好きという事が露見し、主人公の小鷹と一緒に猫カフェへ行く話がある。この話は、学園祭に向けて映画を撮る話の中で出てきた。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の中で学園祭に絡んで猫が登場したから、オマージュとして『僕は友達が少ない』の中でも猫を出してきたのではないかと。

どうやら8巻は、生徒会と対立する話になる模様。
高校を舞台にした文化部が題材の物語は、生徒会と対立する話を書くのが『究極超人あ~る』から続く伝統となっている。確かに7巻には顔見せ程度に、生徒会所属の新キャラが2人登場していた。でも、いきなり8巻で生徒会と対立する話になるとは想像していなかった。
『涼宮ハルヒの憂鬱』も、生徒会とSOS団が対立する話が存在する。と言っても、裏でSOS団の古泉が糸を引いて生徒会との対立を演出した自作自演なのだけど。
単に『究極超人あ~る』から続く伝統を踏襲してるだけでなく、『涼宮ハルヒの憂鬱』のパロディを含んでいるとしたら、生徒会との対立を自作自演した古泉ポジションのキャラが隣人部にも存在するのではないかと考えると、いまからワクワクしてくる。
個人的な印象だけど、SOS団の古泉的ポジションにいる隣人部員って、志熊理科な気がする。

あらすじに「残念系コメディ、ついに終幕……!? 」って書いてあるけど、多分、まだまだ続くよね。『僕は友達が少ない』は短編連作形式だけど、毎巻最後に、次巻に向けて大きな引きを書くけど、次巻ではあっさり流されてるからね。

*『這いよれ!ニャル子さん』
アニメ9話の感想。
本当は先週も8話の感想を書きたかったけど、仕事が辛くて時間が取れなかった。
7話8話と、原作には無いオリジナル話だったけど、特に8話はデキが良かった。原作派の俺でも大満足だった。
今回のアニメは原作のプロットを大きく変えているけど、原作レイプにはならず、原作のテイストを上手く残している。6話の途中までは原作にある話だったけど、上手くアレンジしてあって、原作派の俺でも大満足だった。その後、オリジナル話に突入したけど、それを心配・不安に思わせない仕上がりだった。

で、9話目からまた原作にある話に戻った。原作3巻の話。
大林宣彦映画の尾道三部作の1つ『転校生』みたいに、ニャル子さんと真尋さんの人格が入れ替わる話。
原作3巻の白眉なシーンと言えば、真尋さんの肉体と入れ替わったニャル子さんが、すかさずトイレに駆け込んでオナニーして、その感想を真尋さんに述べるシーンだろう。ここで真尋さんの精子を採取してるから、後にニャル子さんと真尋さんの子供が登場する伏線にもなると俺は受け取っている。
アニメで原作3巻の話をやったとしても、このシーンはアレ過ぎるのでカットされると思っていた。ニャル子さんの外道さ・非道さを如実に表現している描写だけど、アニメ版のニャル子さんは外道さ・非道さ・卑劣さといった黒い要素がかなり削られている。
その点を気にしながらがアニメ9話を見ていった。
初っ端から『抱き枕CQC』→真尋さんが抱き枕を窓から投げ捨てる、の流れを原作通りにかましてくれて安心する。
その後、このやり取りを題材として、ニャル子さんが暮井スピーカーさんに「真尋さんの男性機能が疑惑を持たざるを得ない」と言うアニメ独自の展開となる。
これ、入れ替わった真尋さんの体でニャル子さんがオナニーすると言う原作通りの展開になる伏線だよね。
そう思って観ていたら、期待通りの展開になる。
まさに外道。
アニメのスタッフは良く解っている。

このアニメが、あと1ヶ月で終わってしまうのは残念。早く第4期が決まって欲しい。

しかし、今週もブシロードのCMはヴァイスとヴァンガードだった。早くVスパークのニャル子さん版のCMを作って流せば良いのに。

*GA文庫に関してもう少し
『這いよれ!ニャル子さん』が好評のGA文庫は、来期に『織田信奈の野望』のアニメが控えている。
これのOPを愛美さんが歌うって話が、ブシロード社員のツィッターから流れてきた。放送記念出陣式イベントって、いかにもブシロード木谷社長が考えそうなイベントだしね。
アニメが成功すれば、『織田信奈の野望』もブシロードからTCG化されるんじゃないかと。実際、前に愛美さんがOPを歌った『ベン・トー』はVスパークに参戦してるし。

『織田信奈の野望』の原作は知らないんだけど、アニメには成功して欲しいと思っている。
GA文庫から立て続けにアニメ化に成功した作品が出たら、他のGA文庫の作品もアニメ化されて、あわよくばTCG化される可能性が高いから。
俺はGA文庫の中に好きな作品が幾つかある。『のうりん』とか『ゆうれいなんか見えない!』とか。
そう言う作品がアニメ化されたりTCG化されたりすると嬉しい。
実際、ブンケイPが時々『のうりん』の事をツィッターで呟いているから、これがブシロードがスポンサーになってアニメ化される可能性が高いんじゃないかと思っている。

まぁ、GA文庫のタイトルの中には、俺が特定のキャラを好き過ぎて、アニメ化はともかくブシロードからTCG化されるのは勘弁して欲しい作品もあるけどね。
……スィ。

登録タグ: 僕は友達が少ない  這いよれ!ニャル子さん 

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テーマ:日記投稿日時:2012/06/08 02:35
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表示範囲:全体
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現在“2件”のコメントがあります。
無題 如月伽奈 さん [2012/06/09 10:52]
心配しなくても、スィは無理だろうw
個人的には来たら面白いとは思うけど、そんな未来がまったく見えない
かもね/るんるん Nakaji さん [2012/06/09 21:26]
>如月伽奈@真冬SPさん
ですよね。>無理
GA文庫の話題を書いていて、触れないのは不自然だと思ったので、書きました。