Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
本家のブログと、主催大会の情報サイトについてはプロフィール参照。

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5.15のVスパ参戦タイトル予想

WSとは違ってブシロードが参戦タイトル予想企画をやってくれないけど、ToCaGe内で勝手に盛り上がろうって事で皆が書いているみたいなので、俺も書いてみる。

まずは、予想に説得力を持たせる為の能書きから。

*【予想の為の前提条件】
**■ゲームシステムと原作再現性から考える「遊宝洞に向いたタイトル・向かないタイトル」
他のTCGと違って、Vスパークは原作再現性がデッキ構築に直結するシステムなので、原作再現性が低いと批判されやすい。
WSや他のTCGだと、デッキ構築の際にまとめる単位がまず『色』(WSなら赤・緑・黄・青)である。
それに対し、Vスパークだと『パートナーの組み合わせ』と『技属性』である。

で、遊宝洞は実は美少女コンテンツが苦手としている。
遊宝洞のトップデザイナーである中村聡氏には、商業デビュー作品である『マジックマスター2 ~紋章使い』(TCGでないカードゲーム)でこんなエピソードがある。
『紋章使い』が出た当時は、九月姫さんのイラストを起用した『モンスターメーカー』シリーズがヒットしていた。また、思い当たるさん絵の『ダイナマイトナース』も人気があった。
つまり、電源不要系ゲームの市場で、萌え絵+カードゲームが1つのジャンルとして確立されいた時期であった。
そんな中、モンスターメーカーの1シリーズとして『紋章使い』がリリースされた。のカードゲームのイラストは非萌え絵である。中村氏が希望して萌え絵を避けてもらったと、後に中村聡氏本人が語っている。
俺自身、プロレヴォを遊んでいた頃から、原作が解る『成恵の世界』や『イリヤの空、UFOの夏 』や『DearS』辺りは、原作再現性が微妙だと思っていた。プロレヴォは前述したデッキ構築の際にまとめる単位が『色』だったので、原作再現性の微妙さに引っかかっていたけど、批判するまでは無いと思っていた。

そう言う観点で見ると、Vスパークの初期参戦作品である『シスプリ』『べびプリ』『サクラ大戦』『生徒会の一存』辺りは、中村聡氏としては苦手な美少女系コンテンツである。こう言うタイトルは遊宝洞に向いてない。
一方で、直近で出ているCRPG作品群は、中村聡氏としては比較的作りやすいのだろう。こう言うタイトルは遊宝洞に向いているといえる。
WSのアイマスみたいに、遊宝洞が苦手にしていても、ブシロードが適切にフォローすれば問題は無くなると思うんだけどね。

**■ヒロインの数から考える、Vスパークに向いたタイトル
ドラマガ辺りから顕著になった傾向。
ファンが作品を楽しむ指向には、大まかに分けて2つある。
1つはストーリーとか設定とか世界観などの魅力を楽しむ。
もう1つは、特定キャラクターの魅力を楽しむ。
Vスパークに良く参戦する美少女系コンテンツの場合、後者のタイプが中心である。
そう言うファンの需要を満たすために、同じキャラクターの称号違いや名称違いをたくさん作って、特定キャラクター単のデッキを組めるようにデザインするようになっている。
また、Vスパークは1エキスパンション100枚である。
この枚数で、デッキ構築の余地を残して、特定キャラクター単のデッキをデザイナーズデッキとして用意するのは、おそらく3つか4つが限界だろう。
つまり、美少女系コンテンツの場合、ヒロインの数が多くても4人以下でないと、魅力を引き出せないことになる。

**■「初期参戦タイトルを大切にする」と言うブシロードの傾向
WSの『D.C.』と『リトルバスターズ!』、ChaosTCGのニトロプラスとアクアプラスなどは、まだ成功するとは限らない初期の段階でタイトルを提供してくれた・支えてくれたと言う事で、コンテンツホルダーやファンに対してブシロードは恩義を感じているように見て取れる。
それは、初期参戦タイトルに対する優遇と言う形で現れている。
裏を返せば「釣った魚に餌を与えないと、逃げられる」って理由もあるのだろうけど。
Vスパークの場合、G's・セガ・ブレイド・ドラマガである。

*【参戦希望タイトル】

***○G's2.0
これは出てくれないと困るレベル。
『シスプリ』は残留確定だろうけど、あと2つは何が入るかは読めない。
下馬評では『べびプリ』の方が確定っぽい評価されていて、G's2.0は出なくても単体のエクストラが出るだろうとまで言われているが、『べびプリ』ファンとしては懐疑的にならざるを得ない。
『べびプリ』の件の根拠はアニメ化。だが、アニメ化と言ってもTVアニメとしてオンエアされない。OVAなのだ。
オンエアされないのなら認知度は低い。タイアップの効果は薄い。
まぁ、キャストの中にミルキィ声優が含まれているから、ブシロードも1枚くらい噛んでいるのかも知れないけど。
残念ながらメディアワークス的に『べびプリ』は成功した企画では無かったようで、OVAの話が出るまでは「3年経ったから終了する」って方針だった。

また、ミルキー声優が2人も送り込まれている『ラブライブ!』になる可能性が一番高いでしょう。
他のタイトルとしては『センチメンタルグラフティ』『双恋』『ハッピーレッスン』『セラフィムコール』辺りが入って欲しい。

***○ドラマガ2.0
『生徒会の一存』のアニメ2期が決まっているから、これを軸に出る可能性が高いでしょう。
むしろ『生徒会の一存』に関しては、ちょっとだけ発表のあるChaosTCGでもエキスパンションが出ると推測。

***○GA文庫
『這い寄れ!ニャル子さん』を筆頭に最近元気のあるラノベのレーベル。
他にも、俺のアンテナに引っかかった範囲だと、『ゆうれいなんが見えない!』『ふぁみまっ!』『ちみっ娘小学生レストラン ストロベリーフィールドへようこそ!』『あるいは現在進行形の黒歴史』辺りが人気あるみたい。
「!」使っているタイトルが多いなこのレーベル。
実は今日『ふぁみまっ!』の4巻限定版を買いに秋葉原まで行って来たんだけど、全滅していた。

***○MF文庫J
このラノ2011で2位に躍り出た『僕は友達が少ない』やアニメで人気の『IS』『緋弾のアリア』で出せればすげー事になるんじゃないかな?

***○電撃文庫
そろそろ『乃木坂春香の秘密』のアニメ3期をやる頃なので出してください。2期のスポンサーをしてたんでしょ?
スポンサーしてる時にスリーブの1つぐらい出して欲しかった。
個人的に春香と美夏が居れば十分な作品なので、12巻がイカ娘のターンっぽいから読む気力無くしていたら、12巻を読む前に13巻が出てしまって対応に困っている。

他の作品としては『神様のメモ帳』『ソードアート・オンライン』あたり?(このラノ上位に入ってたから積んである作品を挙げてみただけです)

***○魔法先生ネギま!
前のエントリで書いたけど、来週の週刊少年マガジンで何か発表があるらしいよ。
タイミングが一致してるから、何かタイアップがあるのかと期待してる。

***○ハヤテのごとく
これは参戦希望じゃんなくて、参戦予想。
コナミから出ていたハヤテのごとくTCGの公認大会サポートが今年の4月で終了した。
これは、別のTCGメーカが版権を取得したフラグと言う判断から。

**いつもの
何度か挙げてるから能書きや理由は割愛。
『ロッテのおもちゃ』
『シンフォニックレイン』
『私闘学園』
『GUNSLINGER GIRL』
『魔海少女ルルイエ・ルル』

登録タグ: ヴィクトリースパーク  戦略発表会 

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テーマ:日記投稿日時:2011/05/14 02:34
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
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現在“2件”のコメントがあります。
私服めくり sirokurop さん [2011/05/14 22:37]
遊歩道は基本的に「カードゲームシステム供給会社」なので
遊歩道がどうこうして版権が決まるわけではないです
当りはいいとは思いますが
かもね/るんるん Nakaji さん [2011/05/16 03:43]
>sirokuropさん
説明不足でしたね。
遊宝洞が苦手と言う事は、参戦による効果を十分に引き出せないって事です。
ですから、ブシロード側の判断として下記が考えられる為、参戦予想する判断材料となります。
・遊宝洞が苦手なタイトルをVスパーク用に取得しない。
・コンテンツホルダー側から遊宝洞が苦手なタイトル提供の申し出があったとしても、Vスパークに回さない。