Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
本家のブログと、主催大会の情報サイトについてはプロフィール参照。

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ブロッコリーは『リリカルなのは』すら売り逃げする
アクエリアンエイジ「魔法少女リリカルなのはViVid」ブースターパック本日発売!
ついに発売!アクエリアンエイジ「魔法少女リリカルなのはViVid」!!先日セットアップデッキが発売されたアクエリアンエイジ「魔法少女リリカルなのはViVid」のエキストラエキスパンション(ブースターパック)が本日...

角川から版権が取れるなら『プロジェクトレヴォリューション』で出せば良いのに、何故アクエリで出すのか、アクエリの公認レフリーとしても『リリカルなのは』のファンとしても理解に苦しむ。

自分はアクエリのユーザだから、基本的にアクエリのユーザが増えるのは賛成である。が、このような記事を書かないとならない状況なのは非常に残念である。

アクエリは基本的にオリジナルのキャラクターで展開しているTCG。しかし、ちょくちょく版権物のカードが作られる。
これらは完全に売り逃げ。
基本的にカードパワーは低く、アクエリ正規のエキスパンションと混ぜて使っても、カードパワーの低さからデッキから抜けている感じ。
実際に公式大会で優勝したデッキに使われた事のあるカードは、非常に少ない。
また、1度参戦した版権を継続的に出す事も無い。
一昨年に『クィーンズブレイド』、去年は『ブレイブルー』『えびてん 公立海老栖川高校天悶部』『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』『モンスター・コレクションTCG』が参戦しているが、これらのタイトルは1度エキスパンションが作られただけで、継続的にカードが出ている訳ではない。

また、『魔法少女リリカルなのはVivid』ユーザに向けた大会のサポートも無い。
『クィーンズブレイド』が発売された際は、ネームレベルのカードは『クィーンズブレイド』のカードのみに限定した大会を店舗レベルで企画された。
が、以降はそんなイベントは無かった。
今回、『魔法少女リリカルなのはVivid』の参戦は3ヶ月以上前に発表されていて、それなりに準備期間があったのだが、現段階ではそう言う大会を行う告知や、公認ジャッジに向けた開催者募集が無い。
今、展開している初心者講習会キャラバンすら、1ヶ月前に急に出てきた話。準備不足から講師が不足しているらしく、公認ジャッジに向けて何度も講師募集のメールが流れていてる。

ちなみに、ブロッコリーはアクエリ正規エキスパンションのユーザに向けた大会について、2011年度の予定を既に発表している。アクエリでは毎年、翌年度の大会スケジュールを1年分発表している。ユーザはこれを見て、安心してカードを買っている。
http://www.aquarian-age.org/news/schedule_2011.htm...
この中に、『魔法少女リリカルなのはVivid』ユーザ向けの大会は無い。(一応、例年とは異なり「2011年チャンピオンカーニバルスケジュール」としているので、今後に『魔法少女リリカルなのはVivid』ユーザ向けの大会を開く含みは残っている)。

また、2011年度に発売されるエキスパンションの予定も発表されていない。これも、去年度は先月出た『女帝の聖楔』までの発売予定が公表されていた。
余談だが、もしかしたら、アクエリは、プロレヴォ同様に、突然のエキスパンション発売の打ち切りがあるのかもしれない。プロレヴォでそんな事をやったので、この不安は拭えない。(一応、公認ジャッジ向けに次の正規エキスパンション、おそらく大アルカナ最後の『世界』を冠するエキスパンションのテストプレイヤー募集の告知が来ているので、正規エキスパンションがあと1つ出るのは可能性が高い)。
アクエリの正規エキスパンションの発売が打ち切られる可能性が高いと主張するのには、それなりに根拠がある。今ま出たエキスパンションには、タロットカードの大アルカナが冠されている。現状、残りは1つ『世界』だけになっている。これを出したら終わりではないかと推測されるのだ。去年出た再録エキスパンションに『愚者』が付けられた。今までに出された再録エキスパンションには大アルカナを冠された事が無かった。つまり、次に出す『世界』で販売を打ち切るために、再録エキスパンションに大アルカナを冠する事で無理矢理に残った『愚者』を消化したとの推論が成り立つのだ。

話を『魔法少女リリカルなのはVivid』の売り逃げに戻す。
よしんばアクエリのエキスパンション発売が打ち切られなかったとしても、今のアクエリはエキスパンション落ちをしない制度なので、正規エキスパンションのカードパワーはインフレしている。
仮に、今回の『魔法少女リリカルなのはVivid』のエキスパンションのカードがアクエリ正規エキスパンションのカードと拮抗するカードパワーになっていたとしても、正規エキスパンションの発売が進めば、カードパワーが劣ってくる。
『魔法少女リリカルなのはVivid』に追加のカードを出さなければ、カードパワー的な意味で使えなくなってしまう。
これでもやはり売り逃げであろう。

実は俺はアクエリのユーザーサイトに登録されたブログを持っている。そのブログを使って『魔法少女リリカルなのはVivid』を売り逃げしないで欲しいと言う要望を何度か書いた。
俺は以前から、こう言う要望とかルール上の不備とかをブログで指摘していた。過去に温泉合宿に参加した際、ブロッコリーのカードゲーム部の偉い人が名刺を持って俺の所へ挨拶に来て「今後もああ言う要望をブログに挙げて欲しい。検討する」と言う話をされた。
それを受けて指摘を継続していて、『魔法少女リリカルなのはVivid』を売り逃げしないように要望・提言をしていたのに、結局はダメだったのだから、ブロッコリーには『魔法少女リリカルなのはVivid』のユーザを大事に育てる意思が無いのだろう。
カードゲーム課の社員にはTCGを売り続けていく意思が高いのだけど、株主や株主の意向を受けた役員の方にはTCGのウエイトが低く、規模を縮小する意向が強いのだと推測される。
残念な話である。

登録タグ: プロジェクトレヴォリューション  売り逃げ  ブロッコリー  アクエリアンエイジ  発売情報  魔法少女リリカルなのはViVid 

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テーマ:日記投稿日時:2011/03/12 15:55
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
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現在“2件”のコメントがあります。
構築アルド まさゆき さん [2011/03/14 10:46]
初めましてですね
いつきつけのお店の店員さんからなぜなのはがアクエリに参加したのかの話を教えてもらいました。
もし知りたいのであれば、メッセージをおくりましょうか?
かもね/るんるん Nakaji さん [2011/03/14 21:53]
上記の『悪い予測』に対して寺田P(アクエリの企画開発で総責任者的な地位に居る方)に質問してくれた方が居まして、「良い方向に動いている」と言う返答があったとの報告がありました。
http://tocage.jp/m/blog/1365/1300005301.html

この「良い方向に動いている」と言う表現は、私の『悪い予測』が的中する可能性があった事を含意していますが、良い方向に動いているのであれば喜ばしい話です。

>リバースカットさん
初めましてですね。
そちらのブログは何度か読まして頂いています。プロレヴォも角川2.0ぐらいまでは熱心にプレイしていたので、どこかで対戦した事があるかも知れませんね。

その件は興味ありますので、メッセージを送って頂けたら嬉しいです。