ある国の王様は強力な国家作りについて悩んでいました。そこに、隗という人物が現れて、以下のような話をしました。
「優秀な馬を探している君主が、良い馬を知っているということで大金を渡したが、買ってきたのは死んだ馬だった。君主はあきれてしまったが、その男は「ここの君主は死んだ馬でさえもこのような大金を支払う。ましてや、名馬ともなればより大金をもらえるだろう」といううわさが流れるだろう、という考えがあった。その君主は1年もしないうちに名馬をたくさん手に入れることができた。もし強力な国家を築きたければ、まず私、隗より人選を始めてください。私のような何も能力がない人間でさえ雇ってもらえるのであれば、才能のある人物は我こそはと自然とやってくるはずです。」
そうした結果、有能な人材が次々と集まり、その国家は繁栄していきました。
日本語では「いいだしっぺ」という言葉がありますが、つまり「そのことを持ち出すならまず提案者が進んでやれ」ということです。
そういえば昔罰ゲームをやるときに「じゃあおまえやってみろよ」とか言っている人がいましたが、それじゃ罰ゲームになりませんと。
周囲の人間に改善してほしければ、まずは自分が改善していかなければ、誰もついていかないのです。
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テーマ:落書き | 投稿日時:2006/11/30 19:39 | |
TCGカテゴリ: デュエル・マスターズ | ||
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