カードゲームは大抵の場合、「アドバンテージ」の取り合いのゲームです。
勝利条件を満たすために「いかにして相手より有利になるか」ということを常に考えなければいけません。
カードゲームによってアドバンテージは異なってきます。
デュエルマスターズの場合、5つのゾーンがあり、それぞれでアドバンテージが存在します。
・手札
・バトルゾーン
・シールドゾーン
・マナゾーン
・墓地
・デッキ
「アドバンテージ」とは、「どれだけ得をするか」ということです。
たとえば「エナジー・ライト」を使うと手札が増えますし、「フェアリー・ライフ」を使うとマナが増えます。
こうして「得をしていく」ことで、勝利に近づいていくわけです。
詳細なアドバンテージについてはいろんなサイトに掲載されているのでそこを参考にしてほしいのですが、とりあえず入り口として、簡単なアドバンテージ例を取り上げて見ましょう。
たとえば、「エナジー・ライト」(カードを2枚引く)を使った場合です。
「エナジー・ライト」を使ってカードを2枚引きますが、手札が2枚増えたわけではありません。
実際は「エナジー・ライト」は使った後墓地に置かれるため、1枚分減ります。
よって1枚手札が増えるわけです。
たとえば「フェアリー・ライフ」(山札の一番上のカードを1枚マナゾーンに置く)を使った場合だと、マナゾーンのカードが1枚増え、「フェアリー・ライフ」を使った分手札が1枚減りますので、一見すると「アドバンテージなし」のように見えます。
が、ルール上「マナゾーンには1ターンに1枚しか置けない」という制約があり、その制約以外にマナを増やすことができるので、「時間的に得した」ことになります。(これをタイムアドバンテージと言います。)
他にも「スパイラル・ゲート」を使った場合。
相手はクリーチャーが手札に戻りますので、バトルゾーンのクリーチャーが-1、手札が+1でアドバンテージは0です。
自分は「スパイラル・ゲート」を使ったので手札-1です。
こう考えると損した気がしますが、実際には相手のバトルゾーンのクリーチャーが消えたことにより、攻撃がとおりやすくなったり、不利な効果を受けずに済んだりします。
このように、強力なカードというのは「大きなアドバンテージをとれたり、後から大きなアドバンテージが取れるカード」ということになります。
ただし、当然ですが大きなアドバンテージを取れるカードはコストが高いカードが多いです。
なので「コストバランス」も注意しなければならないわけです。
デュエルで勝つ上ではこのような考え方が重要ですので、しっかりと頭に入れるようにしましょう。
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テーマ:落書き | 投稿日時:2006/12/01 13:44 | |
TCGカテゴリ: デュエル・マスターズ | ||
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