はい、ロリコンですときちんと言えるロリコンのブログ

福岡で細々とカードをやっているロリコンのブログです。
触っているのはカオス、ヴァイス、VS、ファンタ。
特にカオスに力を入れています。カワいいロリパートナーが出ればとりあえず組んでみる。

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【Chaos】現状さっちん
更新日TCGタイトルデッキ名
2013/04/10 ChaosTCG 小嶺幸、参ります(焼き特化)
小嶺幸、参ります(焼き特化)
デッキタイプ コントロール バーン 
使用タイトル グリザイアの果実 
チャート

どうもヴィシルです。前回の記事ではあんな挨拶でしたが、グリザイアで一番好きなキャラは幸です(挨拶
そんなワケで(どんなワケ?)現状のさっちんデッキをアップしたいと思います。


今回のは前回のさっちんデッキからバクヤ飛ばし+項羽ギミックを取り除き、さらに純粋な焼き特化を目指したものです。
このデッキの基本的な動きは、麻子単体や決死の抵抗、凹むやさっちんテキストを使い相手のフレンドを退かした後、ゴヴニュで1:1交換を狙う…ではありません。
勿論場面によってはそういった戦術を取る場合もありますが、このデッキの主戦術は別にあります。
その話をする前に、このゲームにおけるガードキャラを減らす方法を見直していきたいと思います。

1.レストさせる
このゲームは(特別なテキストを除いて)レスト状態にあるキャラはガードキャラに選ぶ事ができません。
よってこちらの効果で相手のキャラをレストさせる事によってガードキャラを減らす戦法です。
長所は少ない労力で発動出来る事。イベントやキャラ効果であれば手札消費1枚などで容易に発動しますし、エクストラにしても数値補正は少なくて済みます。
短所はただレストさせるだけなので次のターンにはスタンドしてしまう事。つまり、レストさせるだけではなんのアドバンテージも生み出さない事です。
2.焼くor溶かす
相手のキャラにダメージを与える、または相手キャラの耐久力を減らす効果を使って耐久値を0にする戦法。
耐久力が0になったキャラは裏になるのでガードが出来なくなります。さらにレストと違ってテキストも消えてしまうので、システムキャラを潰すのにも有効です。
長所は比較的少ない労力で発動出来る事、裏に出来るため相手キャラのテキストを消す事が出来、さらに相手にターンを返した後もアドバンテージが残る事。
短所は耐久力の高いキャラを裏にするには相応の労力を費やさねばならない事、極めてメタを張られやすい事です。
耐久減の場合はメタは張られにくいですが、この戦術を組み込める嫁自体が少ないのが欠点でしょうか。
3.裏にする効果を発動させる(主にイベント)
凹むや単独先攻などがこれに当たります。有無を言わさず相手のフレンドを裏にしてしまう強力な効果ですね。
長所はごく一部のカードを除いて相手に防ぐ手段がない事、裏にする為焼き・耐久減同様相手にターンを返した後もアドバンテージが残る事。
短所は発動させるのに必要なコストが重い事。イベントが主な手段である事も相まって連射は難しいです。
以上三つです。
バルハルタワーもガードキャラを減らすという意味では当てはまるのですが、あれはどちらかというとロックで、今回の話の趣旨とは若干異なるため割愛させていただきます。

さて、次にカードゲームにおいて重要な要素の一つ、手札について話していきたいと思います。
プレイヤーは行動の多くを手札で行います。勿論盤面や控え室を使っての行動も多いのですが、キャラ登場、イベント使用、セット装備などは手札からするのが基本です。
故に手札が多ければ多いほどプレイヤーが出来る事は多くなります。カードゲームにおいてドローが重視される所以ですね。
このドローに制限をかけるのがさっちんの持つ強みの一つ、信頼と信仰「風見 一姫」&「周防 天音」。通称サロメサンダーです。
現環境は自動効果によるドローが多いので、このカードが立つだけで手札を増やすのが一気に難しくなります。
加えて回収メタ能力も持っているため、相手が手札の質を向上させる事さえ封じてしまいます。要するに、こいつだけで相手の選択肢を大幅に制限するんですね。
そして幸側はパートナーのドロー効果が起動型なので後は構築次第で影響を受けなくなります。さっちんでサメサンが使える最大の理由ですね。

ここで話を戻します。プレイヤーにとってターンが返ってきて最初に考えるべき事。
幾つかあるかと思いますが、その一つに相手に裏にされてしまったキャラの復帰があります。
当然、裏になってしまっているキャラが多ければ多いほど相手はこの復帰により多くの労力を割かなければならなくなります。
今の環境では単体エクストラなどで手札を消費せず復帰させる事も可能ですが、これが出来る回数は限られています。
よって、基本的な復帰手段は手札から確保する事になります。復帰するには手札を減らす事になるわけです。

ではサメサンでドローが制限されている状況下で三面以上の裏を取られてターンが返ってきた場合どうなるでしょうか。
相手はただでさえキツくなっている手札をさらに消費してキャラを復帰していかなければなりません。
今回の型の最大の狙いはここにあります。凹むと焼きで相手のキャラを落とした後にアタックを続け、常に相手に過多のリカバリを強要させます。
徐々に相手は手札を減らしてゆき、攻めも守りも果てはリカバリさえ困難になる、という寸法です。

手札を減らす要素がこれだけなら上記したほどうまくはいきません。しかしさっちんの強みはもう一つあります。
それは自身と相方のみちるに付与されたガード時の耐久上昇能力です。これによって幸はガード選択時に耐久力が本来よりも6上がります。
レベル1の時点で12。レベル4でケータイが着いていれば20。これはちょっとやそっとで抜ける数値ではありません。
相手はまず、この幸の耐久力を越える為に策を弄する必要があります。
この手段自体はいくらでもあるのですが、盤面だけで越える事は難しいです。よって、ここでも相手は手札を使う事になります。
(二面貫通などで抜く手もありますが、その場合フレンドを表返せない事が多いので結局このリカバリに手札を使います)。
結果、ゲームを進めれば進めるほど相手は手札を失い、ジリ貧になります。
さらに言えば、グリザイアというOSも幸のこの戦術において追い風になっています。
このOSは麻子単体や決死の抵抗など、非常に少ない労力での高い焼き能力を誇ります。
このおかげで相手より先にこちらが息切れするという事態は滅多に起きません(ただし構築の都合上リカバリ出来ない場面はありますが)。


…うーむ、概要の説明だけでかなり長くなってしまった(汗
次に基本的な回し方でも。多くは概要で書いたのでパパッと。
序盤はとにもかくにもサメサン+みちるを出す事を最優先します。
ぶっちゃけ「みちるを出したらこのターンパートナーが起きない」って場面でも迷わずみちるを出します。
一回くらいパートナーで殴れなかったとしてもここでみちるを出したアドバンテージはすぐに返ってきます。
で、焼きながらのフルパンで相手の裏を増やしてゆくわけですが、細かいやり方は臨機応変に。
普通にフレンドを焼いていっても良いですし、千鶴やみちるのように厄介な効果を持つパートナーの場合は中央を焼き落としてから横を殴った方が効率良いです。
或いは中央の耐久を焼きで減らした後殴った方が結果的に多くの裏を取れる事もありますし、そもそも表スタンドのフレンドが減っていれば幸のレストテキストを使ってショットにいっても良いです。
最後の攻めは基本二択。一姫単体+レベルアップで一気に殴りこむか、相手のデッキ枚数と守りの強度によっては天音&雄二で締めるのもアリです。


ここからはデッキに入っている各カードの解説をしていきたいと思います。

■キャラ枠
・みちる
大事な相方。ゴヴニュ付与に加え耐久上昇までしてくれる。ステータスも高くきちんと殴りにいって強いカード。
さっちんが異常に堅く感じるのは、間違いなくこいつが常駐できる点だと思う。
・天音
2:2の採用。ルッキーニ互換は相手のセットを割ってサイズ有利を取りつつサメサンに繋げる目的。出来ると強い。
軽重女はどちらかといえばリカバリよりもパンプが重要。この効果でさっちんの耐久が11までいくので意外と耐えられる。
その後このキャラをコストにみちるを出してサメサン登場に繋げるととても綺麗。
当然天音登場→キャラリカバリ→サメサン、もアリ。
・蒔菜
ブラッシング3投。ガードを減らさずに殴れる優秀なアタッカー。
このデッキの課題であるリカバリも補ってくれる優等生。
フルパン思考なのでこいつのレスガは尚輝く。
・千鶴
素体における主な役割はハンド補充+相手の控え室掃除。これでリカバリ系の単体エクストラを封じれると後がとても楽。
ピン挿ししてるリカバリ千鶴は保険。エクストラ出来る場合は相方がどちらもリカバ持ちなので要らないかも。
ほんわかを3にするか、静かな理解者ピン挿しでも。
・一姫
焼き減+レストドローかボトム回避。焼き減持った素体は序盤から場を崩されにくくなるので結構好き。
ボトム回避はデッキをより深く掘る事も出来るので、サメサン+みちるの盤面を早めに成立させる事にも貢献してくれる。
え? 変身能力? …………。
・雄二
素材として使うならこれが一番使いやすいし、このデッキの課題であるリカバリ面を補ってくれる。
さらに全体にパンプをかけてくれるのでフルパン思考のこのデッキとも相性が良い。
カードパワー的にもデッキの相性的にも一択でした。
・麻子
エクストラも含め、個人的に何言ってるのか解らない枠。千鶴同様、これで単体の素体を飛ばして相手のリカバリを牽制。
その後凹むを撃ってから単体エクストラに派生するとそれだけで二面裏。
精神美の方も登場コストは重いが一回働けば齎すアドバンテージは絶大なのでたまに出す。
相手が永続上昇出してる状態で焼き払えるとサメサンによるドロー制限も相まって割りと勝った気になれる。

■エクストラ枠
・信頼と信仰「風見 一姫」&「周防 天音」
このデッキで最も重要と言えるエクストラ。相手の動きを制限した上で盤面を焼き払えばかなりツラくなるはず。
加えて先制攻撃を持っているので、こいつ自身がフレンドを一体消しにいける。
打点・耐久共に心許ないところはあるのでそれは他のカードで補うべし。
・弟のために「風見 一姫」
締めの一枚。終盤のサメサンの派生手段だが、これに関してはぶっちゃけ「パワカだから」と言った方がしっくりくる。
一気に盤面復帰しての4/4上昇。さすがに使わない手はなかった。
・夕暮れの導き「入巣 蒔菜」
復帰兼焼きメタ枠。素体も相まって小回りが利く、このデッキにおける縁の下の力持ち。
大抵は麻子と枠を争うが、相手が序盤から焼きで崩してくる場合はとりあえずこの娘で動きを鈍らせる。
・見守るものと見守られるもの「橘 千鶴」&「入巣 蒔菜」
焼きメタ兼セット割り枠。手札1枚でセットを割れるのでこのデッキで重要なサイズ有利と手札有利を一気に取れる。
特にアンネ相手にこれでアンブロ割ったりするとそれだけで致命打になる。
基本的に千鶴は雄二と組ませて蒔菜は単体運用するため出てくる事は少ないけど、一枚挿しておくと意外と活躍してくれる。
・あなたといた日々「周防 天音」&「風見 雄二」
締めのカードその2。どちらもサメサンから派生するため締めに繋ぐのが簡単で良い。
さっちん使ってると最後の2,3枚が削りきれないという事が結構多いので挿してある。
でも使った事はあまりないので少し微妙な枠。攻め手に割いた方が良いかもしれない。
・旧知の間柄「橘 千鶴」&「風見 雄二」
全体に永続上昇をかけるエクストラ。盤面を崩されにくくなる(ただしグリザイア相手の場合は例外)、
全体の打点を上げるなど与える影響は大きい。特に強い恩恵を受けるのがパートナーとサメサン。
前者はサイズ有利をさらに大きくするし、後者はカッターナイフで焼かれなくなるし、8点の先制攻撃になるのでグンと殴りやすくなる。
・先代“9029”「日下部 麻子」
このデッキのコンセプトを支える重要なカードの一つ。バクヤ飛ばしという極めて安いコストで単5言える。コワい。
「少ない消費で相手に最大の損害を」というこのデッキのコンセプトにもこの上なくマッチしている。
■イベント枠
・見捨てられない目
セット割り。2点焼けるのが地味に響く。セット分+焼きで真ん中落とせるようになったり。
ただ、今の環境を考えると爆弾解除にするのも手かもしれない。
・膝枕の代償
基本的に復帰に使う。1ドローもあるため手札差を意識するこのデッキにおいて最も優秀な復帰イベントといえる。
猫まみれなら、よりこのデッキに合っていたんだけど、まぁ仕方ない。
・特大の花火
うたたね及び同系統対策。受けは基本的に中央に一任しているのでここが退かされるとツラい。
さらにうたたねなら手札的に3:2交換となり手札有利を進める事が出来、ゴヴニュ嫁なら追撃を返り討ちに出来るので盤面有利を取れる。
ただのメタカードに留まらない、実はかなり重要な防御札。
・おやすみ蒔菜
凹む。裏取りを意識するデッキならこのカードを積まない理由はないよねってくらいのパワカ。
4にしても良いんだけど、後述する理由に加えて、三枚しか持ってない。高い…。
・決死の抵抗
手札消費はこいつ自身のみで単6。凹む同様エクストラ等に挟めばいいので使い易い。
裏取りを進めてくれると同時に、麻子単体と組み合わせて厄介な中央を落としてくれるのにも貢献する。
・病室での決断
感覚的には4枚目の凹む。今の環境、焼き減はエクストラに頼る事が多いので焼きメタを退かす意味ではこいつで十分だったりする。
さらに言えば、このデッキの裏取り目的はガードを減らすだけでなく、裏取りそのものが重要なので選べなくてもアドにはなる。
ただし、腐りやすいカードには違いないのでピン挿し。
・振り向けば幸がいる
相手のショットを躱すのはなく被ダメージを軽減するために入れてある防御札。
今はショット時に大抵エクストラ登場を介する環境のため、手札1枚でアタック一回分のダメージを減らせる事になる。
この軽減は重要で、上手くすれば1ターン生き延びた上で手札に余裕を持った状態で反撃に移る事が可能。
とことん手札の枚数を気にしたこのデッキならではの防御札。
■セット枠
・あの日のプレゼント
なんの変哲もない焼きメタ。盤面だけでは焼き対策が弱かったので採用。
努力の成果とかでもいいけど、さっちんだとあの1コストも重い。
・料理教室
前半はノーコストの2/2セット、後半はイベント回収と用途の広い現環境主要セットの一つ。
このデッキとの相性も極めて良いので割りとノータイム採用。

大体こんなところでしょうか。
考察も多分に加えてあるのでかなり長くなってしまいましたね^^;
ではではノシ

登録タグ: まったく、ゴヴニュ嫁は最高だぜ!  目的は退かしではなく、裏取りそのもの  事実上のハンデスデッキ  守りは一任 

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テーマ:デッキレシピ投稿日時:2013/04/11 02:35
TCGカテゴリ: ChaosTCG  
表示範囲:全体
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現在“2件”のコメントがあります。
置き手紙 るう さん [2013/04/11 12:33]
コメント失礼します。

なるほど~。自分なりに焼き幸を組んでみましたが、違う点が何点かを。

復帰として強いネームのマキナが抜けちゃったんですよね。
マキナは焼きメタ+復帰という両面を補えるんですが、スロットの関係で。
見てみると千鶴とか雄二が3だったり、由美子がいなかったりと本当に焼き思考なんだなと感じました。

焼きメタ枠はあのプレでしたか。自分は本文中で言われていた通信機を採用していますが、確かにハンドが無理している面は否めませんでした。

焼きメタ対策カードで凹む及び江ノ島ですか。
自分はやはりスロットの関係で凹む1枚のみと厳しいのですが、見直したいと思います。
英雄とかオーガストは焼きメタ2面以上はあたりまえのOSですしね。

自分はキャラ回収の、いわゆるスキヤキを入れたギミックを入れています。
大型の天音とかエクストラキャラガード不可の由美子とか。
でも後者は焼きにしていからあまり使っていない感じもしたので、由美子を不採用にしようかな?と検討しようと思います。
(由美子千鶴の復帰+レストガードは幸と相性よさそうですが・・・)

決死1枚が麻子の最期だったり、そもそもズボラ2RR1セット回収1という組み合わせなので、精神美を入れたのも試したいと思います。

いろいろと参考になるところもありました。
ありがとうございました!!
果凜 ヴィシル さん [2013/04/11 14:21]
>るうさん
蒔菜ネームはこのデッキにおいて重要な要素をいくつも持っているのでなんとしても採用したいと考えていました。
で、なんとか抜けるネームがないかと探してみたら由美ちゃんだったんですよね。
フルタップ戦術はさっちんとは相性が良くないと感じ始めていたので単体が使えなくなる事に抵抗はなかったんですが、由美子&千鶴が使えなくなるのはイタかったので結構泣く泣くですw
実際今でも、由美子&千鶴の優秀さが恋しくなる事は多々あります。アレがあれば面有利さらに取りやすいのに…。

焼きメタセットは正直、自分もあまり納得している枠ではないんですよね。やはり焼きメタの役割しか果たせないのが気になります。
ハンドに余裕があれば通信機が一番良いんですが、うーむ、どうしたものか。

るうさんの言うとおり、今は優秀な焼きメタエクストラが多いですから(特にオーガストは使う側でもあるので尚更実感しています)、このくらい積まないと焼けない事が多いです。
なにより、凹むや江ノ島で裏にする事自体が既にアドバンテージに繋がるのでこれでも足りないくらいだと思っています。

スキヤキは確かに良いですね。欲しい時に欲しいキャラを引っ張ってこれますからキャラ展開やショットがよりスムーズになりそうです。

麻子の素体選びに関しては結構長い間悩みましたね。一応私自身は今の割り合いが一番しっくりきていますが、他のカードも優秀なのでまだまだ検討の余地ありです。

こちらとしても色々と参考になる意見がありました。
コメント、ありがとうございましたー