こんばんは。ヴィシルです。
オーガスト3.0の公開カード、今の今まではスル―していましたが今回は記事を書こうかと。
え? どうしてかって?
紗弓実さんが公開されたからに決まっているじゃないですか!
もうアレです。このブログのタイトルに違える事なく…とか言ったら紗弓実さんに怒られはしないけど殺されるかもw
もう一つの理由が佳奈すけです。
この娘のパートナー自体は結構前に把握して組む事を決めていたんですが、紗弓実さんパートナーが公開されていなかったので、
二人とも公式で公開されてからまとめてレビュー書こうと考えていました。
でもいざ紗弓実さんが公開されると、ガマン出来なくなったというww
そんなワケでレビューいきます。まずは佳奈すけから。
パートナー向け佳奈
4(+2)/4(+2)
【登場】自分の<OS:オーガスト>のキャラ一体を裏から表にする。
[自動][ターン1][パートナー]メインフェイズで自分がイベントを使用した場合、目標の相手キャラ1体に2ダメージを与える。このキャラ以外に自分の【登場】を持たないキャラが2体以上いるなら、かわりに5ダメージを与える。
[Main][ターン1][パートナー]〔自分の手札1枚と自分のフレンド1体を控え室に置く〕自分の手札の「嬉野 紗弓実」1枚を【登場】を無視して登場させる。
紗弓実
8(?)/6(?)
[永続]このキャラは「感謝と謝罪の先へ「鈴木 佳奈」」の効果でのみ登場できる。この能力は全ての領域で発動する。
[自動][ターン1]相手キャラが自分のカードの効果で裏になったら、カードを1枚引く。
[自動]このキャラが自分の「鈴木 佳奈」がバトルによるダメージをバトル相手に与えた場合、そのバトル相手をレストにしてもよい。
はい。ゴヴニュ嫁です。オーガスト3.0を買う以上はゴヴニュ嫁も組もうと公開前から決めてましたw
ちなみにパートナー向けつぐみが公開された時何人かに「つぐみがゴヴニュ嫁なんじゃね?」と尤もらしい事を言いながら推測して見事に外したのは私ですww
で、この佳奈すけですがメイン中にイベントを使うと相手キャラに焼きを飛ばす能力と相棒の紗弓実さんを呼び出す能力を持っています。
焼き効果はイベントを使う必要があるものの、この効果自体にコストを要求するわけではないので使い勝手は良いと言えます。
また、イベントを使用した後で焼きが入るので凹むで焼き減キャラを裏にした後効果が誘発して焼きを飛ばす事が出来るのも評価高いですね。
加えて【登場】を持たないキャラが2体以上いるなら5点飛ばせるので相手のガードキャラを減らすのにも大きく貢献してくれます。
【登場】を持たない一景か京太郎を出して凹む撃って佳奈効果誘発で中央5焼き、単5エクストラ登場で中央5焼き、とすれば厄介なパートナーを落とす事も容易です。
…千鶴、テメェの事だよw
タップが事実上効かないとかなにそのゴヴニュ殺しw
話題が逸れましたが、総じてこの効果は優秀だと思います。
もう一つの能力が相棒の紗弓実さんを呼び出す能力。手札からの登場となるのでハンドの消耗が意外と大きい上紗弓実さんを握る必要がありますが、
ユイットのように手札をバクヤに送る必要がない為、比較的ハンドコストの融通が利くのはえらいですね。
続いて相棒の紗弓実さんですが、ゴヴニュ嫁の相棒としては定番となった自身とパートナーにタッチレスト付与。
加えてパートナー佳奈の効果でしか登場出来ないデメリット効果と相手のキャラがこちらのカード効果で裏になった場合1ドロー出来るという効果を持っています。
また上記のデメリットはあるもののこのカード自身には【登場】がないため、佳奈すけの効果を強化する条件にも貢献してくれます。
ドロー効果も構築次第で容易に満たせるので強力な部類だと思います。そしてステータスも高い。
…ただ、個人的には少し不満でしょうか。
こういったパートナーの効果で出す事を前提にデザインされたカードは言い換えればパートナーが本来持つはずだった効果を一つ犠牲にした上で成り立っています。
故にこの手のキャラは遙の文緒やユイットのヴァンテのようにオーバースペックである事が基本です。
しかし今回の紗弓実さん、強いには強いんですがどうにも彼女らのようなオーバースペックの持ち主には見えないんですよね。
ステータスをもう少し上げるとかレスガ持ちとかでも良かったんじゃないかと思う。
さて、次に紗弓実さんとその相棒のレビューに移ります。
立場が入れ替わっただけで組み合わせ一緒。
アプリオコンビで組む事は特に意識してなかったんですが、武士の謀略(主にゴヴニュ嫁の指名)でこうなったw
天使モード「嬉野 紗弓実」
4(+2)/4(+2)
【登場】自分の<OS:オーガスト>のキャラ1体を表から裏にする
[自動][ターン1]このキャラがガードキャラに選ばれた場合、ターン終了時まで、このキャラは耐久力が3上昇する。
[自動][ターン1][パートナー]〔自分の手札の<OS:オーガスト>のカード1枚を控え室に置く〕以下の3つから1つを選ぶ。
・カード1枚を引く。その後、相手の控え室のカード2枚までをバックヤードに置く。
・相手のバックヤードが10枚以上ある場合、自分の控え室のカード1枚を手札に加える。
・相手のバックヤードが15枚以上ある場合、相手に3ダメージを与える。
喜怒哀楽の全てを笑顔で「鈴木 佳奈」
【登場】自分のキャラ1体を表↑から裏↓にする
[自動]自分の「嬉野 紗弓実」がアタックキャラに選ばれた場合、相手に1ダメージを与える。
[自動]このキャラか自分の「嬉野 紗弓実」がガードキャラに選ばれた場合、相手の控え室のカード1枚までをバックヤードに置く。
とてつもなくややこしいテキストをしています。
まず一つ目の効果がガード時耐久3上昇。これ自体は珍しくもなんともありません。
序盤にある程度安定したサイズを出せるので個人的には好きな能力の一つですね。
もう一つは手札1切っての選択型。これ自体は割りとあるんですが効果のバリエーションが独特。
1つ目が1ドローしてからの相手のバクヤ肥やし。相手の控え室の厄介なカードを除去するのと同時に、後述の効果を使えるようにする為の準備が出来ます。
ドロー効果であるにも関わらず手札が増えるわけではないのでドローというよりは手札交換しながらバクヤを肥やせると考えた方が良さそうですね。
ドローは別の手段で用意する必要が。
公園幸互換もいますしマジカルつぐみんという強力なドロー用セットもあるからそんなに心配は要らないでしょうか。
2つ目は相手のバックヤードが10枚以上ある時に回収が行えるというもの。回収範囲はキャラ、イベント、セットと制限がないのでかなり使い勝手の良い効果といえます。
3つ目は相手のバックヤードが15枚以上ある場合に直ダメ3点を飛ばす、というもの。
3点というのは直ダメとしては破格の数値。一応4点飛ばせるパートナーもいますがコストの重さも考えるとこちらの方が使い勝手はよさげ。
ただバクヤ15枚は揃えるのにかなりの時間を要するのでこれを撃てるようになるのは大分ターンが経ってから。そこまでをどう繋ぐかが課題になりそうですね。
そして相棒の佳奈すけ。
紗弓実さんにアタック時直ダメ1点を付与する能力と自身と紗弓実さんにガード時相手の控え室のカード1枚をバクヤに飛ばすという効果を持っています。
早い段階で出せればこれだけでアタック時に1枚控え室を肥やし、ガード時にそのカードをバクヤに送れるわけですね。
紗弓実さんのやりたい事をバッチリサポートしてくれる「これぞまさしく相棒」といった感じのカードです。
…と、このように今回のパートナーは「直ダメ+バクヤ嫁」というなんとも面白い組み合わせの能力となっています。
同じコンセプトでデザインされたパートナーにあっぱれの伊都がいますね。
伊都に比べるとこちらは、中央の持っていたい能力と相棒が持っていたい能力が綺麗に割り振られている印象があります。
ともあれ伊都が出た段階から直ダメとバクヤ参照能力というのは非常に噛み合っていると思ったので強い興味を抱いていました。
そんな能力が紗弓実さんで出てくれたので結構嬉しかった。
さて、何故この二つの能力が噛み合っているのかというといくつかの理由があります。
1.基本的に耐久ゲーになる点が共通している
直ダメ戦術は徹底的に守りを固めて相手から受けるダメージを最小限に抑えつつ、毎ターン堅実に相手にダメージを与えてゆくというものです。
そしてバクヤ嫁の方も、相手の控え室を能動的に肥やすために攻める場合を除き、序盤から中盤にかけては守りに重点を置いた戦術を取ります。
「クエスト達成したけどデッキがもうほとんどなくてファイナルターン」ではお話になりませんからね。
このため二つの異なるコンセプトが存在しているにも関わらず「基本は守りに重点を置いて戦う」という姿勢を一貫して取る事が出来るわけです。
2.相手のバックヤードを肥やし易い
当たり前の話ですが、相手の控え室のカードをバックヤードに送るには、相手の控え室にカードがないといけません。
そのため、一早くクエストを達成するためにはこちらからもある程度攻めて相手の控え室にカードを落とす必要があります。
通常のバクヤ嫁の場合、この時の攻めでガードキャラを減らし、手札を消費するため守りに隙が生まれてしまいます。
しかし直ダメは元々守りを固めながらも少しずつダメージを与える戦術なので、安定してバクヤを肥やしていけるわけです。
3.相手に手札消費を強要できる
あくまできちんとした盤面を整えられる場合に限りますが、守りを固めた盤面を盤面だけで抜き去る事は非常に困難です。
これを崩してダメージを入れようとすれば、大抵の場合手札からイベントの使用やエクストラ登場を行う必要が生まれます。
この時はいた手札が行く先は控え室かバックヤード。どちらにしてもバックヤードを肥やす事が出来ます。
次にこの紗弓実さんについてですが、カード効果の特性上序盤はバクヤ溜めに専念、中盤は回収効果を利用しつつ攻める、終盤は毎ターン直ダメ4点で締める、といった感じでしょうか。
問題になるのは序盤どのくらいのペースでバクヤを肥やせるか、中盤にどのようにして攻めるか、そして終盤の詰めで項羽は出せるか、です。
項羽はバクヤ嫁がいる以上高い確率で出るとは思います。これがいれば面取りが楽になりますし、なにより直ダメメタを封じる事が出来ますね。
序盤のバクヤ肥やしはバクヤ肥やしのカードがどのくらい出るかもですが、相手の控え室を増やす手段も重要になってきます。
横でも直ダメ入れられるのが理想ですが、現状見えている範囲だと水結単体、フィオネ&ラング、ジーク…。正直継続的なダメージ源としては微妙。
中盤に行う攻めに関しては、さすがにプールが明らかにならないとなんとも言えないですね。
ただ引き籠りのご用達、貫通無効エクストラが出た場合、こちらも貫通で攻めるというのはやりにくそうなので凹むやら焼きやらをループさせてコントロールした方が良いかも。
現状だと考察できるのはこんなところでしょうか。思った以上に長くなったw
登録タグ: 紗弓実さんマジ天使! 気がついたらアプリオコンビ確定 直ダメ+バクヤ嫁
テーマ:考察 | 投稿日時:2013/03/23 00:25 | |
TCGカテゴリ: ChaosTCG | ||
表示範囲:全体 | ||
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