ヴィクトリースパーク ブースターパック『ラブライブ!&電撃G’sマガジン』発売決定! ヴィクトリースパーク初期参戦作品の「電撃G’sマガジン」ヒロインたちが帰ってきた!ブースターパック『ラブライブ!&電撃G’sマガジン』発売決定!6月にトライアルデッキが発売され、大人気の「ラブライブ!」やV... |
『ラブライブ!』の人気のおかげで、同じ公野櫻子先生の作品である『Sister Princess』や『Baby Princess』の追加カードが出るってだけでも喜ぶべきなのかもしれない。
しかし、各作品の収録カード種類数を見ると、不安になる。
シスプリはヒロイン12人に対して収録枚数が17種。べびプリはヒロイン19人に対して収録枚数が19種。
普通のTCGなら1キャラに対して最低でも1種類あれば問題ない。しかし、Vスパークには「パートナーシステム」と言うギャルゲー・美少女系コンテンツに向かないルールがある。この為に、1キャラに対して最低でも2種類のカードが出ないと好ましくない状況になる。
ゲームシステム上、パートナーとなったカード同士を必ずデッキに組み込まないと非常に不利になる。ギャルゲーとか美少女系コンテンツがVスパークに参戦する場合、最近では、同じキャラから作った異なるカード同士がパートナーになる事で、この問題を回避していた。「1キャラに対して最低でも2種類のカードが出ないと好ましくない」と書いたのは、この問題を回避できなくなる。
つまり、キャラAが好きでデッキに入れようと思ったら、キャラAのカードのパートナーがキャラBになっていたら、キャラBをデッキに入れる事を強いられる。キャラAが好きな人がキャラBを好きじゃなかった場合、好きでもないキャラをデッキに入れる事を強いられる事になる。
これが、例えばべびプリの氷柱と綿雪のように、原作的に絆の強いキャラ同士でパートナーになっているなら問題ない。しかし、原作的に見て不自然な組み合わせとか、根拠の無い適当な組み合わせだったら、非常に萎える。
実際、G's1.0はそう言うパートナーの組み合わせばかりで萎えた。
G's2.0はべびプリとラブライブだけだったけど、1.0で生じていたこの問題を改善していた。だから安心していたが、3.0でまた同じ問題を繰り返そうとしているように見えて不安だ。
『Sister Princess』って作品は、元々、兄1人妹1人の兄妹9組による物語の読者参加企画としてスタートした。妹が3人追加され、ギャルゲー化やアニメ化に伴って一時的に兄1人妹12人の物語になったが、最終的に読参もアニメも兄1人妹1人の兄妹12組による物語に回帰した。だから、異なる妹同士がパートナーになっているのは非常に萎える。
『Baby Princess』って作品は、19姉妹による物語であるが、受け手の目線である長男と19姉妹との関係性が主軸であるから、19姉妹同士でパートナーってのは萎える。それに、こう言う物語であるから、先述の氷柱と綿雪と、もう数組ぐらいしかパートナーになっても違和感の無い組み合わせが思い付かない。
Vスパークに参戦させるコンテンツとして不整合があると言うか、参戦させるTCGを間違えているというか、作るカード枚数が圧倒的に足りてないというか。なんと言うか萎える。
せっかくシスプリやべびプリで製品を作るのだから、気持ち良くお金を払えるようなデザインになっている事を期待したい。
まぁ『双恋』に関しては、双子萌えってコンセプト上、例えばるるとららがパートナー同士でも違和感無いから、18種でも心配は無いんだけどね。
登録タグ: 株式会社ブシロード ヴィクトリースパーク
テーマ: | 投稿日時:2013/06/27 00:17 | |
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク | ||
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