Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

自称「アクエリ界のズヴィ・モーショヴィッツ」
ジャッジ資格のコレクターでプレーヤーとしては過去の人、だと思う。
本家のブログと、主催大会の情報サイトについてはプロフィール参照。

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Nakaji
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[ブシロードTCG戦略発表会]不平や不満は人間にとっても、国、国家にとっても進歩の第一段階である
新規参戦タイトルなど盛りだくさんのブシロード戦略発表会2013 in ソラマチ!
「株式会社ドリームズ・カム・トゥルー/株式会社ブシロード合同発表会」にて「ブシロード戦略発表会2013 in ソラマチ」が行われました!ヴァイスシュヴァルツ月間ヴァイスシュヴァルツのお知らせ■1月の発売タイトル・D.C.10th...

タイトルはオスカー・ワイルド「何でもない女」の中の言葉である。
そしてこれはTCGにとっても該当するはずである。

今日のブシロードTCG戦略発表会の感想など。
■ヴァイスシュヴァルツ
TCGで「月間○○」ってエキスパンションの発売ペースが速い事を揶揄する悪い言葉なんだけど、それを公式が自ら使うのはどうかと。
WSはネオスタン制だから「月間ヴァイスシュヴァルツ」でも問題無いのだけど。

興味あるタイトルは『初音ミク』なんだけど、実際に購入するかはカード化されている楽曲次第。発売後にカードリストを見てから決める。

■ヴィクトリースパーク
良い内容の発表会だった。今後に期待が持てる。

主な発表内容は下記。
「Gsマガジン及びラブライブ!の再参戦」
「これまでの参戦タイトルに、新能力「サプライズ」を持つカードを追加」

前のエントリ(http://tocage.jp/blog/3153/1358879396.html )で悲観的な予想を書いたけど全部外れて良かった。
そこで指摘した「現状、既存のVスパークユーザが気になっている事象」について、回答が示され、しかもユーザにとって良い内容であった事は良かった。
ただ贅沢を言えば、もう少し早く発表するべきだった。ラブライブ再登場の情報はラブライブWS参戦と同時に発表すべきだったし、これまでの参戦タイトルにもサプライズ持ちのカードをPRとして追加する話も去年冬の戦略発表会で発表すべき内容だった。
ユーザの不満や不安を煽る必要は無かった。

「Gsマガジン、ラブライブ!」については、『ラブライブ!』とG'sマガジンの掲載タイトル(=G's独自の読者参加企画)の組み合わせみたいだけど、正直『ラブライブ!』単独で良いと思う。
理由は2つ。
関係性の低い複数のタイトルが混在したエキスパンションは、今のTCGユーザのニーズに沿っていない。G's歴代の読参企画が混在してるだけなら、ChaosTCGのブランド別エキスパンションと一緒でニーズには沿っていると言える。『ラブライブ!』は声優やアニメ化で人気も出ているタイトルである。「『ラブライブ!』も他のG's読参企画も両方デッキを組む」って人は少ないだろう。
俺自身、前の「BabyPrincess&ラブライブ」は、箱を開けてべびプリ側のカードだけ確保して、ラブライブ側は知り合いのミルキアンが買ったべびプリ側のカードと交換した。
もう1つの理由は、G's歴代の読参企画がギャルゲー化されていたり、それに近い展開をしている事。そう言うギャルゲーを幾つかプレイしてるんだけど、大体は複数いるヒロインから1人を選んで、そのヒロインと仲良くなって話が進展するタイプだった。他のヒロインとの絡みはほとんど無い。共通ルート部分では多少絡むが、ギャルゲーの本質部分であるヒロインの個別ルートに入ったらほとんど絡まない。
つまり、G's歴代の読参企画は極めてキャラ単向けのタイトルであると言う事。それを100種類程度のエキスパンションに複数のタイトルを押し込めて、その結果、どのキャラのキャラ単も組めないって結果になってしまっては、ユーザのニーズを全然満たせない。
だから、G's歴代の読参企画をVスパークに参戦させるなら、1エキスパンションにつき1タイトルだけに絞り、全てのヒロインのキャラ単を組めるようにするべきである。中にはヒロインが12人ぐらいいるタイトルもあるから、ユーザのニーズを満たすなら、そう言うタイトルでは、1エキスパンションに200種類ぐらいカードを出す必要がある。
一部には、コンセプトが『双子』だったり『百合』だったりする物があって、そう言うタイトルはキャラ単には向かないだろうけど。

既存タイトルにサプライズ持ちのPRカードを出す件は、良く決断してくれたと思う。今回の発表の中で、1番の朗報である。
現実的には、全タイトルに揃ってPRカードを出せないかもしれない。再度、版権を使用する許諾を得ないとならないのだけど、中には許諾を得られないタイトルがあるかもしれない。特に『迷い猫オーバーラン!』は、もうアニメの版権で許諾は取れないかも。小説版の挿絵になるかもしれない。そう言う事情を加味すると、8割方のタイトルに追加が出れば充分かな。1割ぐらい出せないタイトルがあっても仕方ないかと。
また、既存タイトルに出すと言うのは、デザイナーズデッキとして用意されているデッキタイプ全てに対してサプライズ持ちのカードを出す事を意味する。かつ、それらのデザイナーズデッキがキャラ単みたいなファンデッキ的なデッキコンセプトを持っている場合は、それらのデッキコンセプトを崩さないようにカードを出さないとならない。
そして、サプライズは1つのデッキに2種類以上投入するコンセプトの新能力である。
過去のエントリで考察したけど(http://tocage.jp/blog/3153/1353001504.html )、デッキタイプの種類数は概算で150種類。これらに2種類の新規PRを出すのだから、単純計算で300種類の新規PRを出す事になる。
配布が終わるまで時間がかかるかもしれないが、頑張って頂きたいと思う。

■ChaosTCG
『変態王子と笑わない猫。』は原作ラノベが好きな作品なので、アニメ次第では手を出してみたいかも。
気になるのは、原作だとこの作品はキャラが非常に少ない事。主人公の他は、メインヒロインが3人とサブキャラが5人。この内、アニメに出るか怪しいのは3人ぐらい。この人数でChaosTCGとして成立するのだっけ?
とにかく原作のラノベは面白いのでオススメ。話の構成が上手い作品なので多くを語るとネタバレになるので止めておくけど。

■その他
今回、WSのタイトルだった『D.C.』がChaosTCGにも参戦した。
最近、同一のコンテンツが複数のブシロードTCGに参戦するケースが増えた。今後もこの傾向が増えるのだろうか?
これは、キャラ物TCGのユーザの減少の対策だろう。例えば『ラブライブ』が好きな人の中には、Vスパークでは手を出さないけど、WSなら手を出すって人がいるって事。そう言う人をブシロードTCGに繋ぎとめるには、複数のTCGに参戦させるのが有効である。

登録タグ: 株式会社ブシロード 

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テーマ:投稿日時:2013/01/25 03:08
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク   ヴァイスシュヴァルツ  
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