Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

**続・シャッフルの話
http://tocage.jp/blog/3153/1319571363.html の続き。
今までブシロードの態度は、「充分に無作為化するなら、事前に並べ替え(CXの横挿しや8山切り)は許容」と言うものだった。
理論上、後から充分に無作為化するなら並べ替えは意味ない。こうすれば事故が少ないって信仰してるなら、事前の並べ替えに精神衛生上のメリットがあるのだから、許容するのは問題ない。
が、ブンケイPが「充分に無作為化するなら、事前の並べ替えをするのは無意味だ」って言い切ったのは、ブシロードの方針が転換された事を意味すると考える。

フロアルールを逆手にとって事前の並べ替えをした後、充分に無作為化をしない人が多いのだろう。
それは積み込みと言う立派な反則です。

あと、「充分に無作為化された状態」と「CXが均等に散っている状態」を同じ物と勘違いしてる人も多いのだろうね。
日常生活上「良く混ざった状態」と言うのは、料理とかだと均等に散っている状態を指すから。
TCGで言う「充分に無作為化された状態」と言うのは、一定の確率で偏りが発生するものだから。


**WGP東京地区決勝雑感
今回は都産貿の浜松町館で開催だった。
日曜日などWSのネオスタンダードに800人近く集まったそうだが、それでも席に余裕があって良かった。

ただ、いまだにマッチングが読み上げなのは、本気で改善して欲しい。
改善と言うのは、他のTCGのように、PCでマッチングを決めること。テーブルには番号が振ってあって、自分と相手の選手番号と使う席の番号をまとめた紙を何枚か印刷して会場に張ることで、マッチングの発表にしている形式。

あと、前のエントリーに書いた通り、Vスパークのトリサバにて、ルール裁定についてヘッドジャッジに上告した。
http://tocage.jp/blog/3153/1319394703.html
この際の対応で書き忘れてた事。
フロアルールに書いてあることだが、裁定を出すにあたって時間がかかった場合、その分、対戦時間の延長が認められる。
他のTCGにも同じようなルールがあるが、対戦時間の延長はプレーヤーの側から申し出ないと対応してくれない事が多い。
ブシロード系TCGの場合は、そこまでルールをチェックする人が多くないせいか、ヘッドジャッジだったサキオカさんはジャッジ側から試合時間延長の話を切り出してくれた。
まぁ、Vスパークの場合は少々ジャッジングで時間がかかっても、時間切れになる事は滅多に無いんだけど。

**『神のみぞ知るセカイ』の話
Vスパークやっていて、最近、一番気になっているタイトル。
地元にいる『ロウきゅーぶ！』に引かれてVスパーク始めた子が、『ロウきゅーぶ！』出るまでの間に『神のみぞ知るセカイ』を使っていて、割と対戦する機会があった。使われたのはハクアとか栞だった。
今回のWGPでも、『神のみぞ知るセカイ』のデッキと良く当たった。美生とか歩美とか。
そんなに使い手が多いって事が、人気が高いタイトルって事で、作品自体に期待が持てるって事になる。
これ、原作って漫画を読めば良いんだよね？

特に気になったキャラは、歩美ちゃん。
一部で、『ロウきゅーぶ！』の慧心学園初等部の女バス部への入部が取り沙汰されているから。
慧心の女バス部に入るって事は、きっと、原作だと歩美ちゃんは友達とかいなくて一人ぼっちで困っていても誰も助けてくれなくて、まほまほみたいな子の助けが必要なんだろうね。
どういう筋書きで、歩美ちゃんが救済されるのか興味出てきた。
今でこそ『ロウきゅーぶ！』は昴中心のハーレム物になっているけど、蒼山ザクさんが電撃小説大賞に応募した時の作品(原作1巻)では、そう言う女の子同士の友情要素も強かったからね。