とかげのメインでもあるトレード掲示板ですが、交渉術というものは社会に出ても役に立つものです。
なので積極的なトレードを行って欲しいところです。
しかしながら、やはり交渉ごとというものは難しいものです。
自分が満足するのはもちろんですが、相手も満足するような条件を提示しなければなりません。
自分だけが満足する条件ならいくらでも提示できるのですが、同様に相手も満足するような条件となると、これは難しい。
ということで、どうすればうまく交渉できるのか、というのを考えてみました。
私は交渉事があまり得意ではないのです。弟が多分得意なのです。代理人に立てたいくらいです。
<b>「トレード」とは「自分が得をしよう」と考える行為だ</b>
何も利益が無ければトレードなんてしませんよね。
むしろいろんなものが行うことというのは、何らかの見返りがあるから行うことなのです。
「等価なトレードなのに利益が生まれるの?」と思うかもしれませんが、「交換する」ということは「自分が必要なものを手に入れる」ということなのです。
交渉を行う時には、最初はできるだけ自分が有利になるように条件を提示してみましょう。
もちろんあまりにかけ離れたレートだと「もう二度とこの人とはトレードしたくない」とか、「常識を考えてください」などと言われて評価を落とすことになりますが、ある程度は「自分が有利になろう」と思ったほうが良い結果になることがあります。
相手も自分が有利になりたいと考えているはずなので、最初は断られるかもしれませんが、うまくいけば一発でOKになるかもしれません。
それこそ、最初から等価に行こうとすると、思ったより自分が不利だったりすることも多くありません。
お互い「自分が有利になろう」と思うからこそ交渉が難航し、等価で充実したトレードができるのだと思います。
<b>減らすか増やすか?増やしたほうが印象がよい</b>
条件を提示したものの、相手に断られてしまった場合はどうすればよいでしょうか。
もちろん相手は自分が不利だと思ったから断ったわけですが、そうなると自分の条件をもう少し妥協する必要があります。
となると、手段はいろいろあります。
一つは自分の希望カードを減らす、あるいはレートを下げる。
もう一つは、自分の提供カードを増やす、あるいはレートを上げる。
あと、条件を見直して提供希望をがらっとかえるという方法もありますが、それだと相手が「さっきのほうがよかったなぁ」と思ってしまってちょっと印象が悪くなるかもしれません。よくなるかも知れませんが。
このとき、希望カードを減らすのと、提供カードを増やすのでは「相手にとってどっちがうれしい」でしょう?
トレードというものは「自分がほしいカードを手に入れる」ために行うのですから、多分逆の立場から考えれば、提供カードが増えてくれたほうがうれしいと思います。
もちろんカードによっては「その程度つけられても……」と思われることもありますが、その場合は自分の提供カードのレートを上げるとうまくいくかもしれません。
どうせトレードするなら、一人の人とできるだけ多くのカードをトレードしたいものなのです。
<b>おまけを考えてみる</b>
相手は希望している、けれど自分はたくさん持っていて、そんなに高くないカードだし、別に必要ない。
そんなカードがあれば発送時につけておくとよいと思います。
レート調整に使うのもよいですが、それよりも「おまけで」とつけておくとなんとなく得した気になると思います。人間は「おまけ」という言葉に弱いのです。
おまけにつけるカードは別に多くてもごみになるようなものでなければ多いに越したことはないですが、あまり多くしすぎると送料が高くなるので注意しましょう。
以前おまけをたくさんつけたところ、「これはもらいすぎだからこっちも何か送らないと気がすまない」といわれて追加でカードを送ってもらったことがありますが。
<b>何よりも大切なのは「信頼のトレード」</b>
上二つは私が考えたことなので一般性は無く、「参考にしてください」という程度なのですが、これだけは間違いなくいえると思います。
ネット上でのトレード、相手が心配するのは「本当にカードが届くのか?」ということです。
相手が安心してトレードできるように、以下のことは気をつけましょう。
・交渉後は速やかにカードを発送する(できれば交渉後すぐ。相手が先送りの場合は、到着後速やかに発送する)
・確実な発送手段を取る(メール便できっちり番号を控えておく、配達記録郵便を利用するなど)
・相手との連絡をこまめに取る(何らかの理由で発送が遅れる場合などは、すぐに相手に伝えましょう)
・交渉後はできるだけ2週間以内にトレードを終了する(早ければ早いほどよい。あまり長引くと不安になるし、トレード後もすっきりとしない)
・水濡れ、折れ対策はしっかりと行う(最低でもダンボールなどの厚紙+ラップ。硬質スリーブがあればなおおっけー。無事に届いていても、何も対策していないのと対策しているのとでは印象がずいぶん違います。)
封筒の裏には自分の住所、名前等のほかに、HNなども書いておくとよいと思います。(真似しなくてもよいですが、私は送ったカードも封筒の裏にすべて書くようにしています)
また、表には必ず赤で「折り曲げ・水濡れ厳禁」と書いておきましょう。(確実に折り曲げや水濡れに対して配達の人が注意するとは限りませんが、書いておくことで多少は気をつけてくれると思います)
<b>トラブルの解決法は自分で考える</b>
ネット上でのトレードはリアルのトレードと比べてトラブルに遭う可能性は非常に高くなります。
まずはトラブルに遭わないように、トラブル対策をしっかりしておきましょう。
具体的には、発送方法をしっかりする、相手の情報について評価などを確認する、発送するカードをしっかり確認する、などです。
それでもトラブルが起きてしまった場合は、「どうすればいいでしょう?」と相手に聞く前に、自分で対策を考えて、「こうこうしたいと思いますが、どうでしょう?」という風に相手に自分の考えを提示しましょう。
たとえば相手がカードの状態に不満を持っていた場合は、「すぐに新しいものを発送しますので、到着後に同封した封筒で傷ありの物を送ってください」などという対応をするとよいと思います。
相手のカードが到着しない場合は、「こちらでも郵便局に確認をとりますが、そちらでも郵送事故などがなかったか問い合わせてみてください」などという対応が考えられます。
トラブルの解決方法がわからない場合は、他の人に相談してみるのも一つの手だと思います。(が、多少対応が遅れてしまう可能性があるので注意してください)
交渉ごとは難しいことですが、たとえば社会人の営業マンだと、「自分の利益」ではなく、「会社の利益」のための交渉が必要になります。
今のうちに、華麗なる交渉術を身に付けましょう。
それでは、良いトレードを( ・_・)b
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テーマ:落書き | 投稿日時:2007/11/17 13:54 | |
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