／（＾゜ω゜）＼＜フィーカスの徒然日記は君が投げて捨てちゃったじゃないかｗｗ

天高く母肥ゆる秋・・・いや、何でもありません（汁

遅れを取り戻すため（？）がんばっていきます。

今回はQ&Aでも非常に質問が多い、「効果処理の手順」です。

基本的に相手の効果と自分の効果が同時に発生する場合（たとえばクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、など）、ターンを行っているプレイヤー（アクティブプレイヤー）から効果処理を行います。
たとえば、自分のターンで自分が「このカードをバトルゾーンに出したとき、相手の手札を一枚捨てる」というカードをバトルゾーンに出したとき、相手のバトルゾーンに「クリーチャーがバトルゾーンに出たとき、カードを１枚引く」というクリーチャーがあった場合、まず自分の効果を先に処理するので、相手の手札を１枚捨てます。
次に相手のクリーチャーの効果によってカードを１枚引く、といった手順です。
複数の効果が同時に起こった場合、ほかのカードゲームでは「スタック」とか「チェーン」とかで、後から出したものを先に処理しますが、DMの場合、「アクティブプレイヤーの効果をすべて処理し終わった後、非アクティブプレイヤーの効果をすべて処理する」というルールです。
また、あるプレイヤーの効果が２つ以上同時に起こった場合、そのプレイヤーが処理順番を決めることができます。

たとえばあるトリガー（何らかの原因）によって自分（アクティブプレイヤー）に効果A、効果Bが、相手（非アクティブプレイヤー）に効果Cが同時に発生したとします。

自分：効果A、B
相手：効果C

まず自分の効果を処理します。ここではAを先に処理したとします。

自分：効果B
相手：効果C

ここで、自分が効果Aを処理した結果、相手のクリーチャーなどにより効果Dが発生した場合、まだ自分の処理はすべて終わっていないので、保留されます。

自分：効果B
相手：効果C、D

次にまだ自分は効果を処理し終わっていないので、効果Bを処理します。このとき自分のクリーチャーなどの効果Eが発生した場合、さらに（まだ処理がすべて終わっていないので）効果Eを処理することができます。

自分：
相手：効果C、D

ここで自分の処理すべき効果がなくなったので、次に相手の効果を処理します。たとえば先にDを処理したとします。

自分：
相手：効果C

ここで効果Dによって自分に効果Fが発生した場合、まだ相手の処理はすべて終わっていないので保留します。
まだ処理する内容が残っているので、相手は効果Cを処理します。

自分：効果F
相手：

次に自分の効果を処理します。
こうしてお互いの効果がなくなるまで続けていきます。

ちなみに効果処理途中で効果を発生させるクリーチャーがバトルゾーンにいなくなった場合でも、すでに効果は発生しているため、処理は行われます。

また、クリーチャーを破壊するとき、クリーチャーの効果で「墓地に置く代わりにマナゾーンに置く」となっていて、ほかのクリーチャーなどの効果で「墓地に置く代わりに手札に戻る」と書いていた場合、マナゾーンに置くか手札に戻すかはカードの持ち主が決めることができます。
すなわち行き先が２通り以上あった場合はカードの持ち主が決めることができるわけです。（強制効果：～する、となっていた場合はそちらが優先です。）

この効果の処理方法およびバトルの処理方法さえマスターしていれば、ほとんどの効果処理が行えると思います。

では実際やってみましょうか。


問題１．
相手のバトルゾーンに「雷鳴の守護者ミスト・リエス」（どちらかのバトルゾーンにクリーチャーが出たとき、カードを１枚引いてもよい。）があり、自分は「コーライル」（バトルゾーンのクリーチャーをデッキの上に戻す）を出した。「コーライル」の対象は「ミスト・リエス」である。このときの処理方法を答えよ。

問題２．
自分のバトルゾーンに「雷鳴の守護者ミスト･リエス」、相手のバトルゾーンに「バッド・タンバリン」（ブロッカー、破壊されたときに相手は自分の手札を１枚選んで捨てる）がある。このとき、自分はバトルゾーンに「無頼勇騎ウインドアックス」（バトルゾーンに出したとき、「ブロッカー」を持つクリーチャーを１体破壊し、自分の山札から１枚目をマナゾーンに置く）を出した。「ウインドアックス」のブロッカー破壊効果の対象は「バッド・タンバリン」である。このときの効果処理方法を答えよ。

問題３．
バトルゾーンに「雷鳴の守護者ミスト･リエス」があり、自分はバトルゾーンに「緑神龍ガミラタール」（バトルゾーンに出したとき、相手は好きなクリーチャーを手札からバトルゾーンに１体出してもよい）を出した。相手は「ガミラタール」の効果で「コーライル」を出した。「コーライル」の対象は「ミスト･リエス」である。このときの効果処理方法を答えよ。

解答が聞きたい人は私書箱へ。
こうして考えると効果処理ってあまり難しくないでしょ？