アクセラレイション

Magic: the Gathering、Force Of Will TCGを中心に国内外いろんなTCG、DCGを嗜んでます。

カレンダー
<<2015年
03月
>>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ
ユーザー情報
アクセル
38 歳/男性
3日以上
ブログテーマ
TCGカテゴリ
このブログの読者
人々が集まる場所、その意義と方向性

今日の記事は突発的なものとなります。

桜麗しい今日此の頃、バボカプレイヤーが集まって花見をするというある意味カードゲーマーらしくない会があったのですが、そこで多くのバボカオフ会を開いている男性の方と多くのバボカ女子会に参加している女性の方と「バボカに限らず女性プレイヤーが集まる会はどうやって生み出すか」という突発的議論がありました。

バボカは題材が女性に人気なハイキュー!!ということもあり、女性プレイヤーが男性プレイヤーよりも多いというTCGとしては異例の性質を持っています。故に、女子会の比率も多く3月度店舗大会においても24店舗中3店舗(全店舗中の12.5%)が女性限定大会を開催しており更に女性限定大会のみの店舗が24店舗中2店舗(全店舗中の8.3%)となっております。この手の大会はヴァンガードでは別ページにリストがあるくらいには多かったりするのですが、俗に言うマイナーTCGに入るタイトルで1割以上の店舗が女性限定大会を開催しているというのは珍しいのではないでしょうか。

普通の大会におきましても、プレイヤーの半数、下手したら7割以上が女性だったという経験があります。実際、20人近くの参加者に対して男性が4人くらいだったという経験を行き付けのカードショップであるトレカスタジアム多摩センター店で味わったことがありました。そういった背景もあり、バボカはメジャー/マイナーに限らず自分が今まで触ったカードゲームとは一線を画す異質な存在であるという認識を抱いています。


議論の発端はtwitter上で面識のある方が埼玉の方で個人主催イベントをやりたいという話だったのですが、色々と議論を交わす中で「女性プレイヤーは何を基準にして集まる場所を決めているのか、どういう場所なら集まるのか」という興味深い話が俎上に挙がりました。テストケースとして挙げられていたのは毎週女子限定大会が行われているカード&カフェ ドリム(以下ドリム)と今は女子限定大会のみが行われているフルコンプ新宿南口店(以下フルコンプ)の2店舗だったのですが、両店舗の特性をブレイクダウンしていくと

・ドリム:
 ×大会参加費高め
 ○食事あり
 ○イベントあり
 ○長期的に開催している
 ×やや郊外のためアクセスはあまり良くない

・フルコンプ:
 ○大会参加費安め
 ○店員の人柄は非常に良い
 ○長期的に開催している
 ×臭いが気になるという意見があるくらいには若干清潔さに欠ける

と両者の善し悪しが議論の中で見えてきました。色々と差はあるのですが、両者に共通しているのが「女子限定大会を長期的に開催している」という点でした。マイナーTCGはメジャーTCGと異なり、大会に参加しても参加者が自分だけというケースがそれなりにあり参加すること自体にある程度のリスクがあります。また男だらけの空間に女性が入っていくのは抵抗があるっていう話もそれなりに聞いており抵抗をなくすためには「信頼出来る店員と常連がいて行けば必ずカードゲーム出来る」という安心感が大事だという意見も挙がっていました。この点が女性プレイヤー定着の最低条件の一つなんじゃないかっていう話にまとまったのですが、マイナーTCG者としては「信頼出来る店員と常連がいて行けば必ずカードゲーム出来る」というのは男性プレイヤーでも求めるものであり「信頼出来る常連」として動けるように行動に気を使っている部分があります。

女性のバボカプレイヤーは今まで自分が関わった範囲では
・高校生~大学生
・社会人
の二層に分かれている傾向があるのですが、前者はカードゲームに注げる予算が限られている以上、少ない移動距離と予算で集まれるような場所(新宿駅というアクセスの良い場所にあるフルコンプなど)に集まる傾向があり、後者はカードゲームに注げる予算のリソースが大きく(実際腐女子層が多く元々予算をどっぷり使える人が結構いる)、多少高くても良質な食事が取れて快適に遊べる場所(ドリムなど)に集まる傾向があるという意見を戴くことが出来ました。これらの意見を加味すると、同じカードゲーマーにおいてもどの層にターゲットを絞り、どのような空間を提供するかによって変わってくるので一概に「女性プレイヤーだから」という短絡的思考で纏めるのは難しいといえるでしょう。逆に言えば、これらの条件検討を行い適切な手法を選択することで女性プレイヤーが集まる場を提供することも可能となるでしょう(たいてい快適な空間なので自分も行きたいくらいなのですが)。

バボカは公式以上にユーザーと店舗が活発に動いて個人主催イベントや店舗主催イベントを開き、カードゲームの枠を超えて色々なことをする(花見とか)傾向が強いので、今後活発な男性プレイヤーと女性プレイヤーが共鳴し合うことで思いもよらないファンキーなイベントが生まれるんじゃないかって期待している部分がありますので、お祭好き人間としては今後も目が離せないタイトルです。


それではこの辺にて。




#実際女の子とカードゲーム出来る空間って超良いですよね

登録タグ: バボカ  個人的な話 

あなたはこのブログの 1230 番目の読者です。


テーマ:日記投稿日時:2015/03/29 22:23
TCGカテゴリ: ハイキュー!! バボカ!!  
表示範囲:全体
前のブログへ 2015年03月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在コメントはありません。