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Magic: the Gathering、Force Of Will TCGを中心に国内外いろんなTCG、DCGを嗜んでます。

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ア・メモリー・オブ・ポール・カップ
更新日TCGタイトルデッキ名
2014/06/08 コロッサス・オーダーTCG G.E.M.
G.E.M.
カード種別 カード名称
カード種別 カード名称 枚数
メインの色  
デッキタイプ ミッドレンジ 
チャート

※今回の記事は執筆者が大変『エキサイティングは興奮する』テンションになっていますためややプロレス寄りに書いています。ご了承ください。


かつてセガトイズにポール・アダチという熱い男がいました。かのポケモンカードゲームを世に送り出した編集技術の匠、赤羽卓美氏と組みコロッサス・オーダーを生み出し、そして誰よりもコロッサス・オーダーを愛した男はセガトイズ退職後、こう語りました「コロッサス・オーダーファンとの交流の場を是非作りたい」と(参考記事:http://www.colossusorder.com/blog/?p=751)。Mr.PaulとスタッフO、二人のコロッサスを愛する男により生まれた場、ポール杯。

さる6月7日、コロッサス・オーダーの半公式大会(と言った方がいいのだろうか)であるポール杯が開催されました。主催はかのコロッサス・オーダーを作った男の一人、ポール・アダチことMr.Paul、そして彼を『とてもコロッサスが強い』スタッフOの2人という少人数ですがある意味盤石な形で参加者35名(ポールさん含む)と、当初の17名よりも多い人数で行われました。私は参加登録した時に27人目でしたので、まだまだ増えるかと思っていたら増えてびっくりという事態に。

【使用デッキ】
・G.E.M. (GEldra Mid range)
その名の通り、中型サイズのフォロワーを多めに、大型サイズのフォロワーもやや多めにした代わりに小型フォロワーを5枚しか採用しない中速型のゲルドラです。原型ははりぽさん(@haripo_co)考案の重ゲルドラなのですが、序盤を相手の小型フォロワー除去に徹するため火力を足しています。デッキ内容は上表の通りとなっています。


【大会形式】
・スイスドロー形式
・参加者奇数のため1名不戦勝
・30分1本のシングルマッチ
(時間切れ後決着が付かない場合ターンプレイヤーを0とし0、1、2、3ターンと両プレイヤーで2ターンずつ回しそれでも決着がつかない場合は引き分けとする)


【結果】
1回戦:対翔神 ソーラメイト(ビートダウン型、デックアウト負け)
まさかの4ターン目までジェムを引けないというジェム事故発生。フォロワーが置けないので為すがままに山札を殴られるしかなく敗北。あれはどうしようもなかった。ジェム事故はこれで終わりと思いきや、本戦でこの後何度も襲いかかって来るとは思っていませんでした。

2回戦:不戦勝

3回戦:対地神 ゲルドラ(アグロ型、デックアウト勝ち)
相手がセットジェム2で止まった状態に対してこちらはゲルドラの命綱であるセットジェム3を維持することができ、相手セットジェム3後も潤沢な手札からの火力要員でフォロワーをカウンター的に除去することができ勝利。本戦で自分のゲルドラが活躍できた唯一の試合でもある。

4回戦:対鎧皇 ギガンザス(グッドスタッフ型、ジェムコン負け)
やはり今回もジェム事故発生でセットジェム3に繋げられず、《擬態する砂蜥蜴》などのわずかな小型フォロワーでのブロックや《砂漠の業火》など軽量火力での除去を行ってもゲルドラ第二能力を使えないので手札供給が間に合わずジェムコン負け。最初は最速GC鎧皇と読んでいたが大型フォロワーが次々とギガンザス第二能力で捨て山に落ちていったのでグッドスタッフ型かと判断し、試合後聞いてみたらドンピシャだったという。

5回戦:花精 アリアファウナ(耐久型、ジェムコン負け)
二度あることは三度ある、ジェム事故発生。またまたしてもセットジェム3に繋げられず十分量の火力を叩き込めずフォロワー差を付けられてしまい最後はアリアファウナ第三能力からの《ロカスの護法》→ジェムコン負け。ここのところアリアファウナに勝ち星挙げられてないのが辛いところである。

結果的には2-3で2勝のうち1勝は不戦勝であり、東京大会より酷い結果となってしまい、しかも全部ジェム事故による不慮の事態という運の部分が出てしまったのが悔やまれる。フォロワーの出し方やアクションを撃つタイミングはプレイングでなんとかなるものの、引き運だけはどうしようもなく使用コロッサスに祈るしかない。

今大会の優勝者は蒲田などで何度もお会いしたことのあるロッキーさん(@terr_akio_n)でした。使用コロッサスは《鬼神 ガングルド》。カオレン出身のコロッサスが大型大会で勝利の栄冠に輝いたのは初めてとのことで、会場のみならずtwitter上のカオレン民全員が「ジークk[検閲]」と歓喜の鬨の声を上げたという(要出典)。自分的に驚いたのは山梨が誇るコロッサス超人軍団優CO会(@yu_co_kai)の刺客より放たれし《豪獣 バルドレック》使いの方が上位に入ったことでした。《豪獣 バルドレック》は決して弱くはないものの、どうしても《獣神 バルドレック》と比較してしまうと第三能力のデメリットが大きいと思えてしまうコロッサスなのですが、詳細が気になるのでデッキレシピが公開されたら真っ先に試してみたいという気持ちがあります。現在存在するコロッサス20体すべてのデッキを組もうとしている身としては。

表彰後、今大会での使用コロッサス分布がちょっとだけ公開されました。
1位;《翔神 ソーラメイト》10名
2位:《地神 ゲルドラ》9名

ゲ ル ド ラ 9 名



一体ゲルドラの何がゲルドラ使いを駆り立てたのかゲルドラ使用者の自分ですらコロッサスについて考えちまう事態となりました。本戦中に4人卓全部がカオレンコロッサスだった卓も時々出るくらいにはカオレン多かったのですがここまでゲルドラ多いとゲルドラの繁殖力を疑うレベルです。なおゲルドラの戦果は上位4名にいなかったことから察して下さい。とはいえここまでゲルドラ使いが増えたのは同じゲルドラ使いとしては感極まるものがありtwitter上で大はしゃぎしてました。


【野試合】
3回戦の合間にフリーでじゃみとふさんとデックアウト寄りゲジャジャで騎士型翔神と一閃交えたらまさかの翔神第三能力で《★ミアズマ・クリスタル★》が2枚めくれて悲鳴を上げる事態になるものの何とか山札を殴り抜けてデックアウト勝ち。今大会では自分の《★ミアズマ・クリスタル★》は悪さしかしませんでした。

大会終了後、最近コロッサス・オーダーに手を出し、ゲルドラの魅力に取り憑かれた無理ゲーさん(@totato3)を発見したので各国のコロッサスを使ってフリー戦。アーシニアデッキケースとロカスマーカーとしてのアーシニア缶バッジが信仰心を感じさせました。なおフォース・オブ・ウィル限定トップローダーを使っていた人は自分以外には無理ゲーさんとぽんたさん(@777_ponta)の計3名となんかすごい神話パワを感じさせるなんかでした。結果的には
・聖皇ローリアス 対 地神ゲルドラ:ジェムコン勝ち
・海獣神ホータン(ホータンリヴァン) 対 骸神ゲジャジャ:デックアウト負け
・ゲジャジャミラー;デックアウト負け
・鬼神ガングルド対地神ゲルドラ(だったような):デックアウト勝ち
となりました。拙い身ですが各国のコロッサスの特性を伝えることができていたら幸いです。ホータンは特殊ですが。


【ポール杯から明けて】
ポールさんにお会いしたのが去年末のHATWでの交流会以来でしたので半年振りとなりましたが、元気にしているようで何よりでした。ハイエイジ向けTCGが日本でなかなか広まらないというtwitter上での苦悩を見ていた身としては当時は身につまされることもあったのですが、元気にカードゲームしている姿を見てそんな悩みなど吹っ飛びました。「自分が今一番楽しんでいる遊びを見つけられればそれでいい。等身大の幸せを感じられるのが一番なんだ」という心を持ってして近年多くのTCGに手を出しているのですが、ポール杯はまさにその言葉を全身で感じされる最高の場でした。

ポール杯主催のポールさん、スタッフOさん、参加者のみなさん、すべてのコロッサス・プレイヤー、そしてこんな長ったらしい記事を読んでいただいた読者に感謝を。

マイティ、コロッサス!

登録タグ: コロッサス・オーダー  大会 

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テーマ:大会投稿日時:2014/06/08 10:09
TCGカテゴリ: コロッサス・オーダーTCG  
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