バディファイト!!!!!!!モンスターを相手のライフにシュゥゥゥーッ!!(中略)ブシロードから!(ツクダオリジナルめいた挨拶)
前置きはさておき、週末の仕事帰りにフューチャーカード バディファイト(http://fc-buddyfight.com/、以下バディファイト)の体験会に参加してきました。この手の体験会は休日の色々な大会と被ったり、サラリマンスケジュールではどう考えても参加できない平日の昼間だったりと頭を抱えることになるのですが、今回参加した体験会は19時スタートなので難なく参加することが出来ました。
【場所】
体験会会場:カードラボ秋葉原店(http://www.c-labo.jp/shop/akihabara.shtml)
【感想】
・カードが硬い。恐ろしく硬い。どれくらい硬いかというと二重スリーブ状態のヴァンガードのカードより硬いです。トランプやUNOのようなスリーブの要らないカードゲーム(TCGではない)としてデザインされてる部分もあるのかもしれません。
・ゲームスピードが速い。普通のTCGはマリガン、ガード、山札がめくれた後の処理など『時間がかかる』要素がいくつか含まれているのですが、バディファイトはそれらの要素がオミットされており、戦略的を残しつつも一試合を長引かせない工夫が組み込まれているようにも感じられました。
・盤面の広さが最低限。TCGにはMtG、ラストクロニクル、コロッサスオーダーのような『場に置ける生物数に際限がないが点数コストを要する』タイトルとポケモンカード(メイン:1/控え:5体)、遊戯王(5体)、ヴァンガード(V:1体/R:5体)、Z/X(両者合計9体)のような『場に置ける生物数が決まっているがZ/X除き点数コスト不要』タイトルの2つがあるのですが、バディファイトは後者でありながらどれよりも狭く作られています。このタイトルは試合の勝敗に直接関係のあるフィールドが4つしかありませんが、中心にモンスターがいない限りプレイヤーにダイレクトアタックを仕掛けることが出来るため、盤面が狭くてもセンター、レフト、ライトの3体から3パンされるというヴァンガードファイター的にはかなり怖いバランスになっています。最初は物足りないと思ってたのですが、いざ触れてみると3パンの恐怖のせいか4フィールドでも意外と狭く感じませんでした。
・負けるときは一瞬。こっちのライフが6点残ってて相手が4点で射程圏内だと思っていても油断していると返しのターンで2点削られてガード不可必殺技カードが飛んできて4点削られて爆発四散という場面がありました。バディファイトのイクサは一瞬の逡巡が勝敗を分ける。
【終わりに】
突然池田氏が現れたり
【おまけ:層を広げる】
今年のTCG業界はジーククローネなどの例外を除いてどこも『TCGをやったことのある既存ユーザー』を取り込もうとして不毛なゼロサムゲームで屍の山を築いたという駄目すぎる印象しか抱けませんでした。こんな状態でバディファイトが失敗したら「TCGに対する基礎知識を持たない」新規顧客が入れる敷居を保つタイトルがなくなってしまうんじゃないかという危惧を持っています。
本来新規顧客を引き込む仕事は日本のTCGの中でも(最初は)ライト層向けだった遊戯王が15年前にやるべきだった部分だったのですが、色々あってそれが出来なかったのでヴァンガードが13年越しに本来遊戯王がやるべきだった仕事に手を付けたものの、時すでに遅し。ヴァンガードだけでは人手が足りなくなったので急遽、新規顧客を獲得するための新プロジェクトとしてバディファイトが導入されたようにも見えましたが、この話は長くなるので別記事にてまとめます。
#バディとブッダってローマ字にすると何処と無く似ているように見えることですね?
テーマ:体験会 | 投稿日時:2013/12/22 01:41 | |
TCGカテゴリ: フューチャーカード バディファイト | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2013年12月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |