アクセラレイション

BOOM BOOM SATELLITESのライブまでやや空き時間があったのでアメニティードリーム町田店でチャレンジ・ザ・ステッカー大会に参加して来ました。試作抹消者かスペクトラル・デューク・ドラゴン（SDD）で出るか迷いましたが、安定性を考えてSDDを使用しました。前回使用した宝石騎士はまだ公認大会では使えないファイターズコレクションのカードを入れてしまったため使用できず。

参加者：18名（定員24名）
試合形式：ダブルエリミネーション方式


【戦果】
１回戦：なるかみ○
アーマーブレイク・ドラゴンが相手のダメージゾーンに落ちたのでアーマーブレイク使用型と判断
恐怖のリミットブレイクを撃たれる前に連携ライドで盤面を揃えて一斉攻撃にて終了。

２回戦：エンジェルフェザー（メタトロン）○
まさかのダブルクリティカル発動で終了。どういうことなの...

３回戦：ロイヤルパラディン（バロミセイバー）○
デュークドラゴンのVスタンドで追い込んで終了。

４回戦：エンジェルフェザー（守護天使）×
連携ライドに失敗した所にレミエルのブレイクライドとザラキエルのリミットブレイクの合わせ技を叩きこまれて終了。守護天使はサーチが豊富な面で封竜解放の中でも頭一つ抜いてる。要注意アーキタイプかも。

結果は3勝1負で準優勝に。権利戦と違ってファイターが思い思いのデッキを使っている感があったかも。どちらかというとトリオファイトの空気に近い（カードショップの環境の違いもあるかも）。

【結論】
SDDはまだ戦える


余談：ヴァンガードスタンド能力について
ヴァンガードというカードゲームの性質上、G3のヴァンガードによるアタックはそのままカードアドバンテージにも繋がるため重要です。そのため、リアガードのスタンドと違って、ヴァンガードのスタンドには何かしらの制約が課せられています（下表にまとめました）


(5月4日現在、ヴァンガードをスタンドさせる能力を持ったユニット一覧。クリックで拡大）

2013年5月11日より、抹消者 ドラゴニック・ディセンダント（通称ディセ）が2枚規制となり、ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド（通称ジエンド）が制限解除となり4枚投入が可能となりますが、twitter上では「ジエンド」がトレンドに入る程の反響をヴァンガードファイターに与えました。今回参加した大会でも話題の的はジエンド規制解除でした。

上表の通り、ジエンドのヴァンガードスタンド能力は他のスタンド能力よりも制約が少ないように見えますが、「ヒット時限定」です。ディセンダントが規制され、ジエンドが規制解除となった理由の一つとして個人的に思うのは、「ヴァンガードの裏に何がコールされているか」だと思っています。なるかみにあってかげろうにないカードに伏竜の抹消者 リンチュウがあります。似たような能力を持ったかげろうのユニットにはヒートネイル・サラマンダーがありますが、前者は後者と異なり、ファーストヴァンガードかつ先駆持ちのため、必ずヴァンガード裏にコール出来るので1枚差しで済むという強みがあります。ディセンダントの場合はスタンドかリンチュウによる除去の二者択一のため、通せばブースター除去、通さなかったらクリティカル+1付きで再アタックという厳しい選択を迫られます。被害を食い止めるには完全ガードが2枚以上必要です。対してジエンドの場合はヒットさせなければ完全ガード1枚で終わりです。この点が両者の明暗を分けたのではないでしょう。

ジエンドはリミットブレイク関係なしにスタンドさせることが可能ですが、同名カードが必要という制約があります。とはいえ、同名カードを集めるのは困難であり、狙って再スタンドを狙うのはドロートリガーを大量に投入でもしない限り難しいです。今後どうなるかは大会、BCFの結果次第かと思われますが、個人的には4月までの抹消者一強の環境よりかは多様性が出て楽しい環境になるのではないかと思っています。元MtGプレイヤーとしてはあっと驚く地雷デッキが出て来たら尚更楽しみですが。