どうも、ヴィシルです。
今回は呼ばれてないのに戻ってきたあの企画、ゴヴニュ嫁講座その4です。
以前同様「モブがなんか言ってる」とネタ感覚で見てもらえれば幸いです。
今回は環境の変化に伴って起こったゴヴニュ嫁の変化について話していきたいと思います。
前回記事を挙げたのは去年の10月。半年以上経っています。
色々と新しいカードが出てきてどのカテゴリの嫁も恩恵と障害を受けました。
特にアルペジオ以降の環境の変化は顕著で、明らかにカードパワーがワンランク上がっています。
この状態でどんな事を考えてデッキを組んでいるのかを項目ごとに分けて説明していきましょう。
☆嫁に貫通は……要ら、ない?☆
第二回のゴヴニュ講座で「ゴヴニュは嫁に貫通を付ける必要なし」と書きました。
この理由はつまるところ「割に合わないから」です。
アタックの上がらない中央にからあげを付けたところで打点は入らない。ハンド二枚捨てて中央に取ってもらえるだけ。
かと言ってアタックをなんとか上げてみたところで、それでようやくビートダウンと同じ土俵。
ですが最近、貫通付与と中央の攻撃力上昇がものスゴく簡単になっているんですよね。
一番わかり易いのが“リトルバスターズ”大切な友達「神北 小毬」。
横に棗兄妹を立てるだけで全体に4/0修正入りますし、そこにリカバ登場の葉留佳を加えるだけで事実上小毬が貫通を得ます。
葉留佳は打点が3しかありませんが、焼き減も持っているのでシステムキャラとしては十分優秀ですし、小毬と恭介のテキストで打点は7まで伸びるので殴るのに十分な数値になります。
この結果、相手のフレンドを全て退かして高打点のフレンドで本体を叩く”ついで”に貫通で多少なりともダメージを与えられるようになっているんですね。
同様に秘められた思慕の情「大蔵 りそな」もフレンドをレストにしていくという、ゴヴニュ嫁にとって当然の過程で打点と耐久力を上昇させ、唐揚げに比べて軽いコストでセットできる花爛漫で貫通を付与できます。
☆振り向けば幸がいる☆
去年の終わり頃から大流行しました。元々ゴヴニュ嫁にとっては手札一枚でフレンドを一体退かせ、相手の攻め手さえ鈍らせることが出来るためかなり強いカードでした。
が、現在の環境ではそれがゴヴニュ嫁に限った話ではなくなり、当たり前のように積まれています。
この結果、少し困ったことになりました。
ゴヴニュ嫁はその性質上、フレンドが殴れないとダメージが入らないんですね。後攻一ターン目で振り幸撃たれたらその時点でショット失敗です。
これが続くと中央同士のぶつかり合いでデッキが削れてゆく分ゴヴニュ側が不利になります。
振り幸自体を対策する手段はないわけではありませんが、数が少なくどのOSでも出来るようなものではありません。
なので明確な対策とはいきませんが、少しは誤魔化せる手段として、数値を平均化することが上げられます。
例えばこのターン登場したフレンドAと同ターンに登場したエクストラAがいるとします。
相手の場のフレンドは全員レスト状態で、フレンドAの打点は10、エクストラAの打点は8点です。
ここであなたは手札のエアマット互換をフレンドにセットします。
フレンドAにセットした場合フレンドAはアタック時13点、エクストラAは8点のまま。
もしこの状態でフレンドAに振り幸を撃たれたら相手に与えられるダメージは8になります。
エクストラAにセットした場合フレンドAは10点のまま。エクストラAはアタック時11点になります。
打点だけを見れば相手はエクストラAに振り幸を使う可能性が高いです。が、それでも相手に10ダメージを与えることが出来ます。
書いてみると当たり前の話なんですが、これを意識していると意外と勝負の結果が変わってきたりします。
☆現在は焼き>レスト☆
しばらく前まで、ゴヴニュ嫁の戦術はレストが中心になっていました。
上でも挙げた振り幸、病気の母互換、二人の未来互換など強力なレストイベントが多く、それらのカードで低コストにフレンドを退かすため毎ターンショットを放つことが容易だったためです。
そうしてWGP2013ではレスト型の幸や円が上位に入賞していました。
しかし現環境ではまた話が変わってきています。
環境がさらに高速化し、結果レスト型ゴヴニュ嫁の欠点が浮き彫りになってしまいました。
以前の記事でも少し触れましたが、レストというのはそのターンの間特定のキャラをガードに選べなくすることが出来ます。
ですがそれだけ。相手にターンを返せばそのキャラは普通にスタンドします。つまりなんのアドバンテージも稼いでいない。もっと具体的に言えば相手にリカバリの手間がないのです。
大会上位のデッキはパートナーテキストでキャラの数を増やす、イベントでキャラの数を増やす、完全防御のイベントに相手のイベントを封じる術を持っているなど並のデッキでは太刀打ち出来ない出力を持っています。
いくらフレンドを退かしてショットを続けても、リカバリの手間を与えず常にこれらのデッキの100%の力で攻撃を食らっていては勝機は薄いです。
このカードゲームにおいてキャラのリカバリというのは極めて重要で、リカバリが不完全な状態でターンを返すのはたちまち不利な状況に陥ります。
リカバリの手段は主にキャラ登場、エクストラキャラの登場、レベルアップによる効果、キャラに備わっている起動効果、それからイベント、セットの効果です。
このうちキャラ、エクストラキャラの登場、レベルアップが大事で、これらはそれぞれ1ターンに一回しか出来ません。
つまり相手の場に裏のキャラを増やせば相手はリカバリのためにこれらの権利を使うことになるでしょう。
そうなれば焼きやレストなどにこれらの権利を使うことができなくなるためどうしたって攻撃力は落ちます。
この戦術を可能とするために、現環境においてはゴヴニュ嫁もレストではなく焼きでフレンドを落としてゆくべきだと考えています。
幸い他の嫁カテゴリ同様にゴヴニュ嫁も強化されているので、OSによっては焼きゴヴニュにして毎ターンフレンドを全滅させるのはそう難しいことではなくなっています。
とりあえず今回はここまでで。
またネタが集まった頃に戻ってくるかもです。
登録タグ: 結構長ったらしく書いたけど中身ない気がする 環境が変わればゴヴニュも変わる… 中央に貫通が強くなった 思えば去年の今頃も焼きゴヴニュ使ってた
テーマ:考察 | 投稿日時:2014/07/01 23:50 | |
TCGカテゴリ: ChaosTCG | ||
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