カードゲーム至上主義tocage支部

chaosTCGを初めて、もっと多くの環境を楽しみたい！ということで、紅魔篇から混沌符も初めてみました


もうすぐ妖々篇が出るということで、ここらで紅魔篇環境の考察をしたいと思います


順番は
①パートナー候補考察
②フレンド考察
③セット、イベント考察
④紅魔篇環境考察
でいきます





①パートナー候補考察
常識的に考えて、以下の7種が挙げられると思います

Tレミリア
T美鈴
RRレミリア
RRフラン
RR咲夜
RRパチュリー
PRパチュリー

上から順に考察して行きます




Tレミリア
紅魔篇環境の中では貴重なメインドローパートナー
とはいえサイズは大きくない
攻撃寄りとはいえ、4+2よりも1大きいだけなので、長期戦は苦手
手札を叩きつけたいならありか




T美鈴
紅魔篇もう一つのメインドローパートナー
耐久だけみればアンネロッテと同じサイズ
もう一つはネーム指定でフレンド強化
この環境では決して弱いとは言えないパートナー



RRレミリア
シャーリーと一姫を足して3で割ったパートナー
テキストを見るだけでも一姫の下位互換、プールを見れば微塵どころか貫通付与さえない
とはいえ、ドロソ+サイズ上げが出来る唯一のパートナーなので、十分に戦える




RRフラン
環境ではこれとPRパチュリーしか存在しない非ドロソパートナー
テキストは両方とも専用セットに関するもの
セット時には単体8/8貫通、とシャーリー並のサイズになる
専用セットも割られにくいということで比較的優秀なパートナー
とはいえテキストがこれだけしかないので、決して強いとは言えない




RR咲夜
条件付きキャッチ1ドローと体数分減少
キャッチ1ドローが条件付きなので、そもそもその条件達成が厳しいという欠点があり、貫通もセット頼みなので、あまり使い勝手がよろしくない

ただし、盤面さえ揃ってしまえば常にサイズで押すことが出来るのは減少パートナーの得意分野




RRパチュリー
遙っぽいなにか
ドローテキストが相手を裏にした時になっている
環境にエイラがいないので、PRパチュリーとT美鈴以外のパートナーに有利である
リングがないとはいえ、環境トップクラスのパートナーと言える



PRパチュリー
キャッチ3上昇と焼き
さとりが劣化するとこうなるらしい
とはいえ、紅魔篇環境では焼き減フレンドがあまりいないので、環境読みという意味ではありか
ただし非ドロソ




②フレンド考察

レミリア
RR、Tどちらも裏表登場
サイズも同じなので、基本的にはTレミリア推奨
Rはキノコで、まぁ無難なところ
Cはパチュリー専用の9貫通

単騎はレミリアレミリア
魔理沙とくっついて復帰貫通、フランとくっついてクラブグリザイアになる


クラグリの関係上、フランドールパートナーならば入れたいネーム
とはいえエクストラ先も強くないので、フレンドとしての価値は低い





フランドール
RRは裏表登場
Rは復帰+魂切で、環境読むならこれ
Cは9先制
Tは焼き特化、環境的には悪くない

単騎は10バックの焼き
咲夜とくっついて3減復帰
霊夢とくっついてセット回収
パチュリーとくっついてキャッチドロー復帰
レミリアとくっついてクラブグリザイア

エクストラ先は多彩だが、これといった強いエクストラはあまりない
レミリアパートナーでない限りは優先度は低い




咲夜
RRは表裏登場のキャッチ3上昇
Rは貫通と復帰
Uはイベント回収
Tはレミリアサイズ上げと先制

単騎は1ディス登場の復帰
美鈴とくっついて永続上昇
フランとくっついて3減復帰
妖精メイドとくっついてピン5点と耐久減少

ピン5点は優秀だが他は総じて微妙
レミリアパートナーでTを使うかパチュリーくらいか





パチュリー
Uは2ドロー
Rはジェロニモ的ななにか
RRは裏表登場でTは2ルック

単騎は復帰+永続メタ
美鈴とくっついて3ルック+パートナー永続上昇
フランとくっついてキャッチドロー復帰
小悪魔とくっついて先制

エクストラ先がかなり残念
ネームの関係でダブル永続上昇は難しいので、永続上昇メタもあまり需要があるとはいえず
強いて言うならレミリアパートナーの時にフランパチュリーを使うくらいか
ただし、Rはこの環境で割と置きやすい3減なので、単体採用はあり




美鈴
RRは3減復帰
Rはスキル無効
C、Tは咲夜専用

単騎はタッパー
咲夜とくっついて永続上昇
パチュリーとくっついて3ルック+パートナー永続上昇
魔理沙とくっついて1ドロー復帰

なによりもスキル無効である
さらに２種の永続上昇、タッパーと、やれることが強すぎる強ネーム
採用されやすいネームである




チルノ
Cが草壁
Tがメインドロー復帰
Rが乱入タッパーでRRがアレッシア


単騎がレッドエンジェル
大妖精とくっついてばらまき
ルーミアとくっついて3減3ルック


なんといってもレッドエンジェルというだけで採用の価値あり
下位も優秀な物が多く、採用されやすいネームといえる




ルーミア
Uは百春
Rは桜子
RRは7オール
Tは3減+リバース耐久4上昇

単騎は3減復帰
霊夢とくっついて3減キャラ回収

なぜか強カードの互換ばかり
普通に採用しやすいといえる





霊夢
公園遊びとパートナー耐久3上昇
Rはエクストラ5減
Tは復帰+貫通無効

単騎は2ディス登場の3減+耐久上昇
ルーミアとくっついて3減キャラ回収
フランとくっついてセット回収
魔理沙とくっついて貫通タッパー

下位は公園遊びが筆頭
自動ドローメタないんだし、ほぼ全てのデッキに入る
また、棄権がないこの環境では、タッパーの価値が高い
もう一方のタッパーがネームの関係で使いにくい事を考えれば、どのデッキにも入るのではないか？






魔理沙
パートナーアタック3上昇
Rはアタック3上昇の5貫通
Tはボトル回避ドローと起動ピン3点

単騎2ディス登場の5+2貫通
美鈴とくっついて1ドロー復帰
レミリアとくっついて復帰貫通
霊夢とくっついて貫通タッパー

霊夢で書いたとおり、貫通タッパーというだけでかなりの高評価
加えて復帰と貫通に特化したネームなので、攻め手としては申し分ない
問題は内側である
種としてもう少しいいのが欲しかった、というのは高望みだろうか






大妖精
裏表登場のボトム回避ドロー
チルノとくっついてばらまき

小悪魔
乱入とボトム回避ドローで+3/+1セットにもなる
パチュリーとくっついて先制

妖精メイド

1. 2/+2セットにもなる乱入

咲夜とくっついてピン5点


正直、これらのカードを活かすには、プールが足りないと思います





③セット、イベント考察




存在するセットは以下の様
焼きメタ2種
ケータイ、からあげ、ホウキ
エアマット、キャッチドロー付与
レミリア指定のスイカ、クッキングエプロン


見事に互換カードの束である、説明の必要は無いだろう
基本的にからあげがなければ攻め手に欠けるパートナーが多い




存在するイベントは以下の様
凹む、うたたね
スキヤキ、懇願、かみつき、フレンドタップ
ピンセット割が3種、全体セット割が1枚
ピン復帰が2種とバトル中復帰が1種
苗、バトル中貫通付与、通い妻、頭4上昇
貫通5減(基地で二人で)
2ばら永続6ばら(FG研究所)


微塵、棄権、断金、耐久4上昇がないので、守り札は主に全体貫通無効と通い妻、それにバトル中復帰くらい
特にバトル中復帰は棄権と違って、そのままバトルしてくるので、棄権と同じ感覚で考えていると痛い目に合う事も
とはいえ殴ったあとにこちらも使って復帰してエンド、ということもできるが


感覚としては今の本家カオスよりも攻撃寄り
これは、攻撃力が高いという意味ではなく、防御手段に乏しいという意味である
特に棄権がないのでフルタップしてバトルに入れば必ず打点が入ると言える
じゃあ先攻圧倒的有利かと言われると、そこまでドロー力のあるパートナーがいないので、先攻の優位性は本家と同じくらい






④紅魔篇環境考察

紅魔環境において、どういう勝ち筋が好ましく、その為にはどのパートナーでどの様な動きをするべきかを考察したいと思います


まずは本家で言う一姫的な、手札を投げつけるデッキ
これが出来るかというと、答えはNO
そんなにハンドがあるパートナーが存在せず、サイズもあまり大きくない
この時点で大量の凹む、うたたね連打は厳しいことになります

では次に、遙のような高速デッキがあるか？RRパチュリーがありますね
ピンクナースも緑の悪魔も乱入茜もいませんが、大きな貫通は割と居て、復帰が遙よりも強いので、一概に劣化とはいえません
なにより、ステが上がるパートナーがあまり多くない紅魔篇環境では、十分なスペックと言えます
環境の一角を担うにふさわしいパートナーだと思います

直ダメパートナーや覇王がいない事から、低速のデッキも難しそうです

最後に中速を考えます
先に挙げた全てのパートナーが中速デッキと言えるでしょう(パチュリーは高速も可能、くらい)
ではどういった戦術を目指すべきでしょうか？
本家には数多くの戦術が存在しますが、紅魔環境でやるべきは、貫通+タップ、これにつきるとおもいます
まずは他の戦略が採りにくい理由から
例えば焼きですが、それなりの枚数の手札が必要であること、スキル無効の耐久が7あること、ばらまきのネームが弱いことが挙げられます
それに対して、全裏にして得られる物が相対的に少ない(そうするまでもなく通る)ということが、ばらまきを搭載しない理由です
フルタップもプール的には難しいです
面取りも、最近のOS並の裏表登場、チルノ単騎の存在などからあまり有効とはいえません
それどころか棄権がないせいで、返しにそれ以上の打点を食らう可能性が高くなります

では、なぜ貫通+タップなのか
ここまで読めばわかるとおもいますが、それは手軽だからです
魔理沙霊夢を作るだけで、防御札を要求できるんだからそりゃ強い
ちなみにうたたねは必須ではありません、それは優秀な高耐久パートナーがいないからです
また、乱入チルノも候補でしょう

じゃあ、どのパートナーを使うべきか
実は割と簡単です、単純に貫通パートナーってフランドールしかいないんですよね
サイズも増すので及第点でしょう
他のパートナーだと貫通をつけてからでないと攻められません
その点、対応するセットが落ちるだけで攻勢に転換できるフランドールは優秀だと思います
紅魔篇に緑の悪魔がいたら、結論は変わっていたとおもいます




以上から、紅魔篇環境をまとめます
トップメタはRRパチュリーRRフランドールの2種
プール的には焼きメタ少な目、防御札少な目、だから有効に攻められるときには、割と少ない努力で打点が入る
簡単に貫通の付くパートナーも少ないので、スキル無効の価値は低い
からあげ依存のため、セット割が重要
フラン意識でバック割がベター





トップメタに関しては、メインドローという観点から、TDの2種も侮れないでしょう
RRレミリアはうまくやれば戦えるけれど、好んで使うほどの強さではないと思います





ご意見お待ちしてます

後日、フランドールを載せる予定です