更新日 | TCGタイトル | デッキ名 |
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2021/11/15 | Z/X -Zillions of enemy X- | ニグとテオゴのなつやすみ(ポラリス入り) |
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公式サイトの製品ページに紹介されてませんがニグとテオゴのなつやすみという限定販売されたデッキが元です
非電源系の文化にあるゲームブックをモチーフにしたストーリーデッキ
そういえば以下の紹介文に続けて、もっと変わったデッキ出すよ、みたいなことも書いてあったんですが企画どうなったんですかね。もうそろそろ2021年も終わりますけどキャラクターデッキのあづみや春日は普通のデッキだったので、デスティニーベインのことだったんでしょうか
「ストーリーセット」は、Z/Xの世界観を楽しみながら遊ぶために
必要なカードが全て揃ったセットです。
「ニグとテオゴのなつやすみ」では、ニグたんとテオゴにゃんの
二人の冒険の様子を表したカードを一挙収録!
ここからZ/Xを始めたいという人や、
普段とは一味違うZ/Xを楽しみたい人に最適なセットです!
Z/Xの対戦の中でニグたんとテオゴにゃんが冒険していくと、宝物を発見!
プレイヤーカードが「ぼうけんかいし ニグたん&テオゴにゃん」の面から
「おたからはっけん ニグたん&テオゴにゃん」の面へと裏返すことができるようになります。
リソースの無色のカードをすべてリブートする等の
強力な効果を持ったプレイヤーカードでZ/Xをエンジョイしましょう!
Z/X10周年を記念して、Z/Xのオリジナルストーリーが遂に商品化!
「特定のキャラクターにスポットをあてたストーリー」を描くストーリーセットは
通常とは異なる様々なギミックを搭載したスペシャルな商品となっております。
2021年には「ニグとテオゴのなつやすみ」以外にもストーリーセットを鋭意開発中です!
Z/Xの10周年にご期待ください!
このデッキの特筆すべきギミックは、プレイヤーカードが2枚あることでしょう
指定された名称のゼクス――まぁニグたんとテオゴにゃんのことですが――その攻撃などでフォースを付けて、フォース4枚をトラッシュに置くことでプレイヤーカードが入れ替わります
冒険を進めて宝物を見つけることを表現したギミックですね。ちなみにその宝物は、敵味方を問わず最大3体まで手札に戻したり、リソースすべてリブートしたり、豪快なアドバンテージを得られますのでIGOBできないことを差し引いても楽しく勝ちを狙えるデッキと言えるでしょう
プレイヤーカードのフォースにするのは、基本的にプレイヤーカード自身の自動能力なので4枚になるのは早くとも4ターン目です。それまでは毎ターン、止まらず攻撃しながらリソースやトラッシュにカードを増やしていくことになるので「ここからZ/Xを始めたい人」へ向けた商品としては非常に良かったと思います。問題は入手機会と手段でしたね
最初から明確な目標が示されており、そこへ突き進むことが各カード同士のシナジーを生み、次へ次へとプレイすればデッキ全体として勝利に繋がっている。とても好感が持てるカードデザイン
1ターン目にプレイするカードは、むにむに以外ならフォースになるのでどれでも構いませんが、できれば次のターンにプレイするコスト4帯のニグたんをリソースやデッキ上5枚から用意できるカードが望ましいですね。すでに持っているなら単純な2ドローで手札を増やしに行ってもいいでしょう
同様に2ターン目もコスト5帯のテオゴにゃんを用意できるカードが~というのに違いはありませんが、もう少し上を見ましょう。ニグたんジャングルを登場させてコスト5帯のテオゴにゃんを手札に戻せると、リソースが増やせます。具体的にはリソース5枚で《彼方のアルバイター イタァカ》にシフトできます
3ターン目はコスト5のテオゴにゃんがトラッシュやリソースを広げながらに新入生シフトや、イグニッション成功で《あどべんちゃー@ニグたんスカイ》あたりを降臨条件に《栄華を侵す王冠ノルデン》登場させて《【顕誓『空魂乱墜』】ヨグ・ソティス》が相手のチャージにあるスタートカードを処理したり、選択肢が増えますね
こちらのリソースが伸びると相手もIGOBしやすくなりますが、デッキの大半がトゥルードラゴンなので《在りし日の『黎明』エンキ》でライフを守りつつ4ターン目を迎えられるよう頑張りましょう
4ターン目にコスト7の《ふりーだむ@ニグたんバルーン》がプレイできればその時点でフォース4枚を達成して《おたからはっけん ニグたん&テオゴにゃん》に成れますよ
ここで《エンキ VS エンリル》の種族や能力を確認しましょう
エンキ VS エンリル
コスト7 / パワー10500
種族 トゥルードラゴン / エンキ / エンリル
起動能力 P巫女
【有効】自ターン 手札とトラッシュ
【コスト】無1 スクエアにあるあなたの種族に[ドラゴン]を含むコスト5以上のリブートのゼクスを1枚トラッシュに置く。
【効果】あなたのリソースが6枚以上ある場合、このカードをリブートでそのゼクスがあったゼクスのないスクエアに登場させる。登場させたならば、ノーマルスクエアにある相手のゼクスかあなたのトラッシュにあるゼクスを1枚選び、手札に戻す。
リソース6枚以上、おそらく4ターン以降ならあるでしょう
種族にドラゴンを含むコスト5以上のゼクス、エンキVSエンリル自身もそうですね
端的に言うと、2枚あれば無1を支払える限り、トラッシュの好きなゼクス拾えます
「おたからはっけん」してればリソースは潤沢にありますね。そこでポラリス
アドミニストレータ ポラリス
起動能力
【有効】手札
【コスト】このカード以外の手札にあるコスト3~7のカードをそれぞれ1枚ずつ公開し、デッキに戻し、シャッフルする。
【効果】このカードをリブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。登場させたならば、カードを5枚引き、相手は自分の手札にあるカードをすべて公開し、あなたはその中にあるカードを1枚選び、相手はそのカードをデッキの1番下に置く。公開した残りのカードを元に戻す。
トラッシュから3~7の5枚を拾い集めてポラリスがハンデスします
引き直した5枚によっては2体目3体目のポラリスも登場します
デッキに積んでる4体目のポラリスすべて登場させられるかもしれません
ポラリスは青いゼクスなので2体いれば《億劫なる『沈泥』ラハム》の降臨条件を満たせます。ラハムの能力でチャージのポラリスをトラッシュに置き、スクエアの(攻撃でスリープした)ポラリスを手札に戻せます。またトラッシュに置いたということは、エンキVSエンリルで手札に戻せます
ちなみに《教唆の『命慟』ティアマト》なら、降臨条件のポラリスをトラッシュに2枚とも置くのでもっと簡単ですし、ついでに手札も引き直せます
《あくてぃぶ@ニグたんケイヴ》や《洞窟探検 テオゴにゃん》がデッキを削っていれば、ポラリスがデッキに戻したカードを引き直す可能性も上がるでしょう。コスト6のカードはニグたんジェリーしかないので、成功率はそこを引き直したり拾い直したりできるかにかかっています。シフト空魂乱墜で自分のリソースからチャージ経由でトラッシュに落とすプレイングが必要になるかもしれません
2枚目以降のポラリス見えてなくてリソースの使い道に困ったら《滅天竜ラストゼオレム》に《恩愛の『黎明』エンキ》シフトさせたり、もっとリソース伸ばして《史上最凶 超魔王バール》覚醒させましょう。ポラリス連打ほどではないにせよ、相手は嫌がります
小学校の道徳で「人の嫌がることを進んでやれ」と教わりますが
TCGプレイヤーの「人の嫌がることを進んでやれ」は真逆の意味です
最後に。このデッキを回すには慣れが要ります
ルールに精通した熟達者でも、練習しないとミスをします
カードテキストはともかく、イラスト似すぎてて間違えるんですよね
慣れるまで「これ、どっちのテオゴにゃん?」とか言い続けます
テーマ:デックレシピ | 投稿日時:2021/11/15 05:58 | |
TCGカテゴリ: Z/X -Zillions of enemy X- | ||
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