あすみんメモ

ライブオン、その他TCGについてイロイロ書く、んじゃないかな。

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【ラ】公式へ質問「クリエイトモンスターの嘲笑」について。

先日無敵CSファイナルに参加した際、
「プライマリーの効果を受けているプロバーの能力が無効になったらどうなるのか」
という質問をスタッフにぶつけたところ、
「プロバー自身の能力が消え、プライマリーから受けている効果も消える。
 スタンドしない、POWも元に戻っている」
というような裁定を受けたため、POWまで消えるものだと思っていたのですが、
別の機会で「閃光」が適用されたモンスターに対して「嘲笑」を使用したところ
「POWは消えないんじゃないの?」と聞かれ、改めてテキストについて考えてみました。

結論、やはりPOWが+されるのはおかしいな、みたいな。

すべてのカードテキストを洗ってみたところ、
 1:~モンスターはターン終了時までPOW+●●。
 2:~モンスターはターン終了時までPOW+●●と、【能力名】を得る。
 3:~モンスターはターン終了時までPOW+●●され、【能力名】を得る。
 4:~モンスターはターン終了時まで【能力名】を得る。
とまぁ、POWと能力を付与するテキストについては以上のような表記に分かれていました。

2番目と3番目の表記が若干ややこしいのですね。
無敵CSファイナルではPOWも消えるような話でしたが、
与えられているものだから消えるという判断だったのだと思います。
それも、テキストそのものを捉えた上での判断だったような気がします。
なぜなら、エラッタが出ていることについてスタッフさんが一切触れなかったから。

今回、確認して初めてエラッタが出ていることに気づきました。
【ライブチェンジ】以外、という言葉が追加されているところではなく
『能力を失う』という部分が『全ての能力が無効になる』と変更されていたことに。
 旧:ターン終了時まで能力を失う。
 新:ターン終了時まで【ライブチェンジ】以外の全ての能力を無効にする。

『失う』と『無効』では若干ニュアンスも変わってきますね。
効果でないものを無効にするという言葉に若干の違和感はありますが、
既存のものとして撃破を無効にするという言葉が存在するので
これは「能力をない(かった)ことにする」と解釈しました。

また、Q&Aに書かれている特徴をまとめると以下のようになります。
 ・『場に出た時~』の能力については、場に出た時点で効果を発揮しているので
  「嘲笑」の効果によって無効にすることはできない。
 ・「フォロー・ザ・ウィンド」などによってPOWが増減される効果には影響しない。
 ・『~を得る』という効果によって得た能力も、もともと持っている能力も無効になる。

これを踏まえてライブオンステーションへは以下のような質問をしました。

Q1:「クリエイトモンスターの嘲笑」によって無効になるのはモンスターに書かれている
   フレーバーテキスト以外のテキスト、という解釈で良いですか?
A1:はい、その通りです。

Q2:では、3弾ブラッシュの能力を使用し、手札を10枚捨て
   POW22000、【バースト+10】になったところへ「嘲笑」を使用した場合
   POW22000、バースト1(通常数)になる、で良いですか?
A2:はい、POWは効果なので残り、能力だけ消えます。

Q3:なるほど。
   では無敵CSファイナルでPOWまで消えるような話を聞いたが、それは間違いですか。
A3:そのように聞いたのであれば、間違いです。

Q4:エラッタにより『無効』という表記になっているが、『~を得る』という
   テキストに対しては『失う』のままの方が分かりやすかったのではないか?
A4:『失う』が新しい言葉だったので既存の言葉に合わせました。

Q5:確かに言葉は統一した方が良いと思います。では、
   既存の無効と同じく『なかったことにする』という解釈で良いですか?
A5:『なかったことにする』というか『失う』ですかね。
   回答者、その時の言い回しによって表現は若干変わります。

あすみん:それは出来れば意識合わせの上、表現を統一していただきたいですね。。。
回答者:私の一存では答えかねます。

Q6:フレーバーテキスト以外のテキストが能力と回答をいただきました。
   では、ガレキラクダや北極ピラニアが持つ『~できない』という能力も
   「嘲笑」の効果によって無効になりますか?
A6:なります。

Q7:確認の意味で質問します。
   バーニングトラップなどの効果でも防御不能にすることができますが、
   この効果を「嘲笑」の効果によって無効にできますか?
A7:それらは効果なので不可能です。

Q8:「嘲笑」の効果を受けているタテガミウルフに「天地無用」をライブしたとき
   ライブチェンジ後の能力はどうなりますか?
A8:「嘲笑」の効果がターン終了時まで続いていますので、能力は無効のままです。

Q1~Q3とQ4~Q8で回答者が変わってしまいましたが、
見解は同一なので問題ないと思います。
Q7とQ8については思いついたのでついでに聞いてみました。
まぁ、結果としては予想通りでしたね。
普通に考えればPOWの増減が元に戻るはずがなかったわけで。
うっかりしていました。

まとめるとこうなります。
 ・能力とはカードライバーおよびモンスターに書かれているテキストから
  フレーバーテキストを除いた部分すべてのテキストを指す。
 ・POWの増減や能力を得る部分についてはすべて効果であり、能力ではない。
 ・ターン終了時までの効果は重複して存在し、相反する効果の場合は
  打ち消す、できないのテキストが優先されるため、「クリエイトモンスターの嘲笑」が
  適用されたモンスターはターン終了時まで能力が無効となる。
  つまり適用後に『~を得る』というワザを使用しても能力は無効となる。
 ・「応急処置」を使用することで「嘲笑」の効果を無効化し、
  リーダー系の能力の効果を復活させることは可能。
  しかし、「閃光」などの効果は『ターン終了時まで』となっているため
  「応急処置」を使用したところで同時に効果が消えてしまう。
 ・もともとモンスターが持っている能力と同じ効果をもつものでも
  ワザカードによって与えられた効果は「嘲笑」の効果によって無効にすることはできない。


質問してみての1番の収穫は
ガレキラクダや北極ピラニアの制限と思われていたものが消えるということだったり。
後はすべて確認でした。
いま思えば当たり前すぎて聞くほどでもなかったかなー、、、という感じですが、
下手したら間違えたまま覚えていたと思うので聞いてよかったと思います。
後はこれらがLOステーションQ&A電話録に載るのを待つだけ。

最近めっきり更新されないので、
「質問が少なくて緊急性がないのかもしれないけれど、
 できるだけ他の人が同じ質問をしないで済むよう、早めに更新をお願いします」
と言っておきました(電話代もかかりますしね)。
特に『効果の重複による無効』あたりがいまいち分かりにくいので。

うーん、当初思っていたよりはずいぶんライトな内容となってしまいました。
それは元々オイラが間違って覚えていた部分があったからですが。
やはり深く考えていけば自然と問題は解消されていきますな。
ということでこれからも引っかかりを覚えたらいろいろ考察し、
ライブオンステーションに投げかけてみようと思っています。

ということで今回はこれまで〆

登録タグ: ライブバトルカード ライブオン  コラム 

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テーマ:ライブオン投稿日時:2009/09/18 01:12
TCGカテゴリ: ライブバトルカード ライブオン  
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