Nakajiのダメさ加減が炸裂するToCaGe出張所

ルーリングとゲームバランスと商品展開は駄目だけど。

このカードが収録されるエキスパンションは惑星シリーズで言うと金星だけど、実際の金星では、大気の上層部にもの凄い早い風が吹いている。この風の速度は金星の自転速度を超えている。何で自転速度より早い風が吹いているのかは解明されておらず、金星の謎の1つとされている。
《スーパーローテーション》ってカード名は、この自転速度を超えて吹く風の名前から付けられている。
非常にイレイザーらしい名前である。

カード名が面白いと言えば、少し前に紹介された“エルナ・リーブリング”も肩書きが面白い。1段目は「V.I.P.」重要人物だと思っていたら、2段目は「R.I.P.」で夭逝しちゃってる。「R.I.P.」とは「安らかに眠れ」という意味のラテン語の頭文字。欧米の墓によく刻まれる文字列である。
偉大なシンガーは亡くなった後でもCDが世に出るからね。岡崎律子さんも、生前に別のアニメに提供した歌のセルフカヴァー曲が、今期の『好きっていいなよ。』でOPに使われてるし。

閑話休題。
このカードの強い使い方は、相手ターンのフェイズ順番を下記に変える事だと思ったんだけど、このカードの日記を書いてる人で、同じ事を言っている人が居ないのが不思議。
パワーカードP→メインP→ドローP→ディスカードP
＃勢力Pの挿入位置は、アクティブキャラクターが▼持ちかでパワーカードPの前か後かに決める
5ファクターなんで、互いに充分な補給線を持っている事を前提の話。相手のデッキがパワーカードを縦挿しするデッキなら元々メインアタッカーは精神力と同じ枚数だけパワーカードが挿されているだろうし、横挿しするデッキなら全てのキャラに1枚以上パワーカードが挿されているだろうし。そう言う状態なら、メインPの前にパワーカードPが来ても、挿せるカードは少ないはず。
この順番に入れ替えると、確かにこのターンのメインフェーズは相手のパワーカードが多くなって苦しいけど、次の相手ターンのメインフェーズはパワーカードが少なくて殆ど行動できない。そもそも、このターンのメインフェーズも返しのこちらのターンの攻撃に対応するだけのパワーカードを残して動かないとならないから、そう全力で殴ってこないし、プレイミスも誘える。
本来なら「パワーカードP→メインP→パワーカードP→メインP→パワーカードP」と交互に繰り返しているから毎ターン殴れるのを、「パワーカードP→パワーカードP→メインP→メインP→パワーカードP」と順序を崩してメインPが2回連続で来るからパワーカード不足で殴れないターンが生まれてくる。
まぁ、上記は机上の空論で、実際に試した訳では無いけどね。

ところで、今期アニメの『えびてん』が非常に面白い。
昨晩放映していた5話目も、期待を裏切らないデキで楽しかった。
アクエリでは去年『えびてん』のカードを原作絵で出していたけど、今のタイミングで出していれば良かったのにと思う。
こんなにアニメが面白いのだから、興味を持つ人は居ると思うんだ。原作絵のカードだからアドも高いし。