文章の構成にはいろいろあります。たとえば起承転結だったり、序破急だったり、5W1Hだったり。
普段話す言葉だったり、雑記だったりする場合はあまり気にしないことが多いですが、たとえば作文だったり感想文だったり、あるいは自分の意見を述べたり論争を行ったりする場合、かなり重要となって来ます。
DPTではいろんな意見を述べる人がいます。しかしながら、文章の書き方一つで、意味を取り違えられたり、誤解を招いたり、伝わらなかったりするものです。
自分の意見を的確に述べるためには、文章であればやはり文章構成を少し気にしたいところです。
では、どのようなことを考えて書けばよいか……。
1.導入部
「なぜそのような文章を書こうと思ったのか」というきっかけです。
唐突に意見を述べたのでは、「何でこんな話をしたの?」と思ってしまうと思います。
その意見、その考えを述べるのは、何らかのきっかけがあったはずですので、そういう意見を述べようと思ったいきさつを書いておきましょう。
2.現状、一般論
その事柄について、現在どうなっているのか、一般的にはどうなっているのか、どういわれているのか。あるいは、なんらかの記事を読んだり、誰かから聞いた話であれば、そのことについても書いてみましょう。
3.自分の意見
「一般的にはこういわれていますが私はこう思う」「○○にはこう書いていたが私はこう考える」などの中心になる部分です。
4.その考えに至った理由、自分の意見の補強
たとえば他の記事から引用したり、自分の経験を述べたりして、自分がどうしてそのような意見を述べるのかの理由付けを行います。
これにより、より主張したいことを強調することが出来ます。
5.考えられる反論に対する解答、その意見に従わなかった場合の見解
人によって考え方はそれぞれなので、自分の意見に対しては、いろんな意見が出ると思います。「○○という人もいると思いますが、それは××です」という風に、ある程度考えられる反論を想定して、それに対する考えを述べるのも良いでしょう。
また、自分の意見を述べ、そうしなかった場合どうなるか、ということも考察してみるのも良いでしょう。
逆に、「この意見を取り入れるとこういういいことがある」という利点を述べるのも良いでしょう。
6.結論
結局何が言いたいのか、ということです。
結論だけ読んでもある程度話がわかるようにまとめておきましょう。
書き終えたら一度読み直して、読みにくいと思った部分は随時改訂していくと良いでしょう。
すばらしい意見を述べるのは難しいかもしれませんが、読みやすい文章を作ることは誰にでも出来ることだと思います。
是非ともブログを書く際の参考に。なるかどうかは不明ですが。
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テーマ:落書き | 投稿日時:2010/11/19 23:55 | |
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