マイケル・エリオットのデザイナーズルームコラム(11/21) 先日更新された、バトルスピリッツオフィシャルコラム『コラム オブ マイケル・エリオット』を見てみよう!今回のコラムでは、バトルスピリッツのユーザだけではなく、どんなカードゲームにも共通していえることが... |
何でも人に教えるということは難しいことです。
知識をたくさん持っていれば教えられるかというと、そうではありません。
例えば家庭教師をやるときに、高校生に教えるよりも小学生に教えるほうが難しいと聞きます。
なぜかというと、自分が持っている知識のなかでも「小学生が知りうる情報のみを使って教えなければならない」からです。
つまり、例えば何かの公式を使えば簡単に解ける問題でも、学年によっては習っていないこともあります。
習っていないことは使うことが出来ません。つまり、相手の知識以上のことを教えても無駄なのです。
私がデッキ診断する際には「コンセプトを決めましょう」ということをよく言うのですが、はじめたばかりの人だと「コンセプト」という言葉を聞いたこともないでしょうし、それにいたるまでのカード資産もないでしょう。
初心者のデッキ診断というのは難しいものです。
私も教えるのがへたくそなほうで、がんがん詰め込み作業で教えようとするので相手がパニックになります。
ルールに関しては説明書を見ながら「こうするんだよ」ということを教えることが出来ますが、効果処理の説明をする際には「この場合はこうするのだ」という「1つのパターン」だけを教えると、他の似たような効果処理を行うときに出来ない可能性があります。
なので「こういう理由でこう処理するから、結果こうなる」という説明を心がけています。
人に教えるのは大切なことで社会に出ても使うことですが、これが非常に難しい。
先生は大変なのです( ・_・)
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テーマ:ニュースコラム | 投稿日時:2008/11/22 21:44 | |
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