もちろん太鼓の達人を知っている人でないとわからないネタ。
さらにその中でもかなりやりこんでないと理解できないという罠。
太鼓の達人で「2000シリーズ」というものがありまして、家庭用では三代目、アーケードでは6?からでているナムコオリジナルの曲です。
ほとんど電波系で、曲自体もよくわからないものが多く、歌詞もほとんど意味不明というのが特徴。
そして大抵速い曲で、難易度は最上級。RPGで言えば「ラスボス」的存在です。
ほぼ共通していることがらですが、
・家庭用では隠し曲である
・おにコースは☆10、普通の人はできなくて当たり前
・大譜面で終わる
・名前は4音節+2000(例:さいたま2000、ケチャドン2000)
・名前の4音節はひらがな→カタカナ→漢字の順番
・最後は大音符
といったことがありますが、太鼓の達人七代目に出た「きたさいたま2000」だけ例外で、おにコースで☆10、最後は大音符以外の共通項からはみ出しています。(これは「さいたま2000」の続きで、2000シリーズと別物との解釈もありますが)
また、十露盤2000は最後が大音符ではありません。
では2000シリーズの魅力と難しさのご紹介を(?
<b>さいたま2000</b>
タイプ:スピード+テクニック
2000シリーズ最初の作品です。家庭用は三代目、アーケードは6が初出です。
出だしの「のーないかーにばるだどーん」はマニアの間で有名。
背後の歌詞はさっぱり意味不明なことを言っているようですが、逆再生で聞くときちんとした言葉が聞き取れる・・・らしい。聞いたことないですが。
途中で音声が全て切られ、「今日のご飯は」というフレーズの後は「とんかつ地帯」という急激に難易度がアップする場所になります。
ただしこの曲、今の☆10のおかしい譜面を見ると、速い曲ですが繰り返しの譜面が多いため、☆9でいいんじゃないか?というくらいのさほど難しくない曲。
アーケードの初出は譜面分岐で難しい譜面が追加されてようやく☆10の地位にいられるくらいですから。
とはいえ最初見たときは「できるかこんなもん!」と思いましたが。今ではほぼ常に4倍速で。
<b>ケチャドン2000</b>
タイプ:スピード
家庭用は四代目、アーケードは7が初出(8で一度消えましたが)です。
締め切りに追われる作家と編集員のやりとりを、「ケチャ」という音楽とともに行っていく曲です。
「先生、できました?」「え、まじで?」
「先生、できないと次回で打ち切りですよ」など、台詞は聞いていて結構楽しかったり。
スピードが段階的に速くなり、最後のほうがかなりつらいですが、譜面密度が小さいために高速曲が得意な人にとってはそんなに難しくなかったりします。私はできませんが。
なのでアーケードの9で再登場したときには譜面分岐がついています。私はやったことないのでどんな譜面かしりませんが。
<b>恋文2000</b>
タイプ:スピード+連打
家庭用は五代目、アーケードは7が初出。
女性がラブレターをひたすら読み続けますが、最後に「dear my sister」とこっそり言っているので、女性→女性の手紙ということがわかります。(まさか兄が妹に送った手紙ではあるまい)
ラブラブした歌詞とは裏腹にロック調の激しい曲。
スピードが速く、しかも長い連打が多かったりするので、かなり筋肉痛になります。
アーケード8で譜面分岐ができましたが、達人譜面より玄人譜面のほうが難しいのでは?という意見が多数。
速いスピードで○○○○●●●●○○○○●●●●というような譜面をたたかないといけないのでかなりつらい。
<b>よくでる2000</b>
タイプ:スピード+テクニック
家庭用は六代目、アーケードは7が初出。珍しくアーケードのほうが先にたたけたという曲。
ヨーデル(→ようでる→よくでる)調の曲。歌詞は現代社会に疲れたサラリーマンの気持ちを述べている模様。そのせいでアーケードの9では、2000シリーズ勢ぞろいの中で収録されなかったらしい。
かなり速い曲で、三拍子なのでタイミングがとりづらい。
<b>タベルナ2000</b>
タイプ:テクニック
家庭用は六代目、アーケードは8が初出。六代目以降、2000シリーズは2作品収録されているらしい。
ひたすら男がくちゃねくちゃねしているというよくわからない曲。
「タベルナ」はイタリア語で「食堂」という意味らしい。つまり「食べるな」とかけている。
他の2000シリーズと比べてスピード自体は遅いですが、譜面が複雑でやってられない。
ちなみにおにコースの途中で「ソウルキャリバーII」「メカデス。」「さいたま2000」「KAGEKIYO」「サタデー太鼓フィーバー」「風雲!バチお先生」のおにコース譜面が混ざっているファンサービス曲。むずかしいコースでは途中で「さいたま2000」のむずかしいコースの譜面が入っている。
<b>きたさいたま2000</b>
タイプ:スピード+テクニック
家庭用は七代目、ぽーたぶる2、アーケードは9が初出。
この曲だけ他の2000シリーズとかなり性質が異なり、名前付けの法則から外れているは最初から叩けるわで何か違う。
埼玉県に実際ある地名が読み上げられているらしいが、よくわからん(汁
後半は周辺の都県を言っているのがよくわかる。
とにかくスピードが速く、ゴーゴータイムのところは譜面が理解不能。音ゲーをやりこんでいる某ゲーセンの店員さんでもクリアできなかったとか。
これのむずかしいコースはきっとかなり前の☆10曲に匹敵する。ゴーゴー・キッチンのおにコースくらいか?
ちなみにゴーゴータイム?あたりの譜面はモールス信号になっていて、解読すると埼玉県の地名に関することが書かれているらしい。
<b>十露盤2000</b>
タイプ:スピード+テクニック
家庭用は七代目、アーケードは9が初出。
十露盤(そろばん)に関するゲームをやっている3人組の話。
この曲だけ全てのコースに譜面分岐があるが、達人譜面になるのは後半、曲中で達人モード?をプレイしているときだけである。(あとは普通譜面)
実はこの曲には家庭用だけに秘密がある。(ネタばれになるので詳しくは↓の文章をドラッグ。まあ太鼓関連サイトにかいてるのだが)
<font color=white>おにコースでしばらく1打も叩かないでいると、達人譜面と普通譜面しかないはずなのに「玄人譜面」に飛んでしまう。玄人譜面は黄色連打が143個あるネタ譜面で、ここに来てしまうと絶対クリア不可。ちなみにアーケード版ではこれがないらしい。
この譜面はモールス信号になっており、この譜面を見つけた人へのメッセージになっている。
多分譜面分岐なのに達人譜面と普通譜面しかないのは、この玄人譜面を隠す布石ではないかと思われる。(だから全コースに譜面分岐があるのだ)
さらに譜面がモールス信号であることに気がつかないと「何じゃこりゃ?」としか思わなかったり。</font>
太鼓の達人関連サイトで調べずに気がついたらすごいと思う。多分よっぽどやりこんでないと自力では見つからない。
難易度?言うまでもなく。
ということでやたら難しい2000シリーズ。詳しいことはwikipediaとか太鼓関連サイトに書いてあるので、興味があれば調べてみるとよいかと。
慣れてない人はプレイする場合せいぜいふつうコースでとめておいたほうがよいかも。おにコースだと( ゜д゜)ポカーン ってなりますから。
登録タグ:
テーマ:落書き | 投稿日時:2007/01/12 00:08 | |
TCGカテゴリ: デュエル・マスターズ | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2007年01月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |