ルールを制するものがカードゲームを制する、といっても過言ではないと思います。
カードゲームにおいて勝つ要素というのは、3分の1はデッキ構築、3分の1はカードの引きや相性(つまり運)、3分の1は実力、テクニックだといわれています。
そのテクニックの中には、「どれだけルールを理解しているか」というものも含まれます。
いくらデッキが強くても、いくら引きが強くても、ルールをしっかり理解していないと相手に指摘されて負けてしまうかもしれません。
大会前はルールブックに最初から目を通し、きちんと細かいルールまで理解することが大切でしょう。
デュエルマスターズにおいてかなり質問で多いのが「破壊」についてと「召喚」についてです。
「破壊」とは、「バトルゾーンから墓地に置かれること」です。
なのでいくらシールド、マナゾーン、手札、山札から墓地に置かれたとしてもそれは「破壊」ではなく、単に「墓地に置かれた」という扱いにしかなりません。
マナゾーンから墓地に、手札から墓地に置かれた場合はそれぞれ「マナ破壊」、「手札破壊」という用語を使いますが、それは便宜上用いられているだけであり、DMルール上の破壊とは異なりますので十分注意してください。
このことは主に「破壊された時に効果が働くクリーチャー」に関して問題になってきます。
よく、「スケルトン・バイスで飛行男が墓地に置かれました。相手の手札を捨てることはできますか?」などという質問を聞きますが、このことを知っていれば迷うことはないでしょう。
逆に相手がそういうことをやっていた場合、ルールブックを見せてでも阻止すべきでしょう。
相手にきちんとしたルールを身につけさせるのも、強いプレイヤーの仕事です。
次に「召喚」の定義ですが、基本的に「手札からコストを支払ってバトルゾーンにクリーチャーを出すこと」です。
「S・トリガー」や「S・バック」はコストを支払っていませんが、手札からバトルゾーンに出すという点で特殊な「召喚」ともいえます。
ただし手札からバトルゾーンにでれば「召喚」なのかというとそうではなく、たとえば「緊急再誕」などの場合は手札からバトルゾーンに出す場合は「召喚」ではないので注意しましょう。
基本的に召喚は、
・手札からコストを支払ってバトルゾーンにクリーチャーを出す場合
・S・トリガーによってバトルゾーンにクリーチャーを出す場合
・S・バックによってバトルゾーンにクリーチャーを出す場合
・G-ゼロによってコストを支払わずにバトルゾーンにクリーチャーを出す場合
ということを覚えておきましょう。
他にも「召喚する」という言葉があれば「召喚」として扱われます。
ただ単に「バトルゾーンに出す」とかかれていた場合、「召喚」とは大きく異なります。
このことは例えばサイクロンが使えるかどうか、「神秘と創造の石碑」が使えるかどうか、などに関係してくるので注意しましょう。
以上をふまえて問題です。
問題:以下の文章について、正しければ○、間違いを含むものには×をつけなさい。
1.「母なる大地」の効果によってバトルゾーンに「青銅の鎧」をバトルゾーンに出したので、その前に使用していた「神秘と創造の石碑」の効果でデッキから「青銅の鎧」をバトルゾーンに出した。
2.「封魔ラベリーズ」がバトルゾーンに出ている状態で相手がW・ブレイカーによってこちらのシールドを破壊した。1枚目は「アクア・リバイバー」だったのでバトルゾーンに出し、2枚目は「サイバー・ブレイン」だったので使用し、使用した「サイバー・ブレイン」を「封魔ラベリーズ」の「サイクロン」効果で手札に戻した。
3.相手が「ボルメテウス・サファイア・ドラゴン」で自分のシールドを破壊した時、破壊したカードのうち1枚が「呪縛の剣豪バロスト」だったので、バトルゾーンにあるクリーチャーを全て破壊した。
4.相手の「ハングリー・ガントレット」の効果により自分のバトルゾーンにある「飛行男」が墓地に置かれたため、相手の手札をランダムに1枚捨てた。
5.「転生プログラム」の効果で「冥府の覇者ガジラビュート」をバトルゾーンに出したので、相手のシールドを1枚墓地に置いた。
解答は私書箱でもコメントでも。採点するかどうかは不明(ぁ
そういえばイラストの投票ってどうやるんだろう?
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テーマ:落書き | 投稿日時:2006/08/04 13:02 | |
TCGカテゴリ: デュエル・マスターズ | ||
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