ぢえまのお兄ちゃんのブログ

そんなことよりおちゅうしゃうちたい。

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【トリガービート】解説、及びデュエルロードレポ

ぢえまのお兄ちゃんを名乗りながら、ウィクロスの事ばっか書いている事に気付いた今日このごろ。なんで今日は私のお気に入りのデッキを紹介、及び21日に参加したデュエルロードの大会レポートをば。

【サグラダ?知らない子ですね】
4x《超次元サプライズ・ホール》 ★
3x《純潔の信者パーフェクト・リリィ》
1x《守護聖天タテブエ・ヤッホー》
2x《パニック・ルーム》 ★
2x《DNA・スパーク》 ★
1x《アポカリプス・デイ》 ★

4x《終末の時計 ザ・クロック》★
1x《セブ・コアクマン》
4x《アクア・サーファー》★
1x《サイバー・N・ワールド》

2x《禁術のカルマ カレイコ》
2x《デュエマの鬼!キクチ師範代》
2x《地獄門デス・ゲート》★
4x《デーモン・ハンド》★

4x《超次元ブルーホワイト・ホール》
2x《超次元の手ホワイト・ブラックホール》
1x《天使と悪魔の墳墓》★

1x《時空の英雄アンタッチャブル》
1x《アルプスの使徒メリーアン》
1x《時空の戦猫シンカイヤヌス》
2x《イオの伝道師ガガ・パックン》
2x《勝利のプリンプリン》
1x《時空の魔陣オーフレイム》




デッキ名は飛ぶ鳥をジェノサイドする勢いで人気を集めているブラウザゲーム、「艦これ」からボーキサイトの女王こと赤城さんのセリフより。何せこの艦これ、ブシロードのキャラクターTCG「ヴァイス・シュヴァルツ」でも爆発的人気でパックが即完売するほどのようですね。あまりにも人気がありすぎてブラウザゲームの方でもサーバー不足のせいで新規ユーザーはなかなか始める事が出来ないとか。あれ?こんな話どっかのカードゲームでも聞いたことあるぞう?

さて、このデッキは豊富なシールドトリガーを背景に攻めていくビートダウンデッキ、【トリガービート】になります。トリガー枚数、実に24枚。
攻撃なんて一切しないコンボデッキなどには弱いけれども、ちゃんと攻撃してくるデッキにはとことん強いです。【ガイギンガ】のような爆発力はそこまでありませんが、後半になってからのしぶとさでギリギリ相手へのダイレクトアタックまで生き延びる、数あるデッキの中でもトップクラスの対応力と生命力がウリ。相手にしてたら鬱陶しいことこの上ありません。

実際一度これ使ってたら子供に泣かれました。ちゃ、ちゃんとフォローしたよ!大会会場では僕紳士だし!








純潔の信者 パーフェクト・リリィ R 光文明 (5)
クリーチャー:オラクル/メカ・デル・ソル 2500
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップしてもよい。
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのパワーが0より大きければ、離れるかわりにとどまる。


基本は《サプライズ》からの4コスホールで〈ヤヌスオーフレイム〉を決めていくのがメインの火力になりますが、大抵は返しのターンに除去されます。しかしそこで除去にターンを使わせて、更にその返しに《リリィ》を召喚出来たらほぼ勝てたと思っていいでしょう。
《リリィ》を除去、つまりパワーを-3000出来るカードは今の環境にはまずありません。《ディアボロスZ》や《ミカドホール》からの《サンダーディーガー》、《親衛隊ファンク》はありますが、《ディーガー》はもう化石レベルで環境から姿を消していますし、《ディアボロスZ》はこちらが展開を気をつければいいだけの事。《ファンク》と《ミカド》は仕事が割と被っているので同時採用しているデッキは少ない…と、環境的にもパーフェクトな耐性。勿論除去される時にはあっさりやられますが、一度出せばまず場を離れる事はないエースクリーチャーです。正直【リリィビート】の方が正しいんじゃないかと思うくらい。
基本的に【キューブ】【ドロマー】【ビッグマナ】等の遅めのデッキにはこの子を出してそのままガシガシ殴っていく事を目指したプレイングになります。アタックする時に敵獣一体をタップというのも、ビートダウンデッキではブロッカーを寝かせるのに大活躍。思った以上の突破力に、最初は手札が増えたと喜んでいた相手が段々と対応に頭を抱える事は請け合いです。

希望の親衛隊ファンク UC 闇文明 (5)
クリーチャー:ダークロード/ハンター/エイリアン 5000
バトルゾーンにある相手のサイキック・クリーチャーすべてのパワーは-5000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
バトルゾーンにある相手のサイキック以外のクリーチャーすべてのパワーは-1000される。

サンダー・ティーガー UC 闇文明 (5)
サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 3000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーは-2000される。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される)
覚醒リンク―自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の《ヴォルグ・サンダー》があれば、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。

超次元ミカド・ホール P(UC) 闇文明 (5)
呪文
バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーは-2000される。
コスト9以下の闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。





デーモン・ハンド R 闇文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体破壊する。

地獄門デス・ゲート R 闇文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のタップされていないクリーチャーを1体破壊する。そのクリーチャーよりコストが小さい、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。


デュエル・マスターズを最初期から支えてきたド安定トリガー、《デーモン・ハンド》とアンタップ限定ではあるものの敵獣の破壊と自獣のリアニメイト(蘇生)をこなす《デス・ゲート》。闇文明の二大除去トリガーも詰め込んであります。
《デモハン》4、《デスゲ》2というのは《5000GT》や《グレンモルト》といったクリーチャーを確実に除去するため。《デスゲ》は時止めコンボ〈デスゲクロック〉に始まり確かに強いのですが、いざ使いたい時に相手クリーチャーが全員寝てるという状況は予想以上に多いです。ビートダウンデッキ対策を立てるなら《デモハン》、コントロールデッキを厚く見るなら《デスゲ》と、周りの環境に合わせて配分を決めて下さい。


暴走龍(ライオット) 5000GT  ≡V≡  火文明 (12)
クリーチャー:アウトレイジ 12000
このクリーチャーを召喚するコストは、自分の墓地のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならない。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、サイキック・クリーチャーを全て破壊する。その後、パワー5000以下のクリーチャーを全て破壊する。
誰もパワー5000以下のクリーチャーを召喚できず、サイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出すことができない。
スピードアタッカー
T・ブレイカー

龍覇 グレンモルト R 火文明 (6)
クリーチャー:ヒューマノイド爆/ドラグナー 4000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト2以下のドラグハート1枚、または、コスト4以下の火のドラグハートを1枚、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)
バトル中、このクリーチャーのパワーは+3000される。




パニック・ルーム R 光文明 (5)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにある相手の進化ではないクリーチャーを1体選び、裏向きにし、新しいシールドとして持ち主のシールドゾーンに加える。その後、相手のシールドをひとつ選び、相手はそれを手札に加える。


あまり見かけないカードではありますが、要するに光文明の除去トリガーです。弱いはずがありません。
厄介な《5000GT》を回収が困難なシールド送りにしつつ、更にシールドを一枚ブレイク。これ、厳密にはブレイクではないので《ハッスル・キャッスル》等の身代わり効果は発動しません。実質的にはバウンスの《スパイラル・ゲート》と一緒という事になりますが、このカードの真価はサイキック・クリーチャーに打った時です。
《セツダン》のバウンス防止は効かず、シールドに行った次元獣はそのまま超次元ゾーンに戻るので、「敵獣を一体除去しながら、シールドを一枚ブレイク」というビートダウンには至れり尽くせりな効果に。また、クリーチャーがいない時に発動すれば実質シールドブレイクの呪文になります。
《「祝」の頂 ウェディング》は天敵ですが、これを使えばむしろゼニスのエターナルΩを逆手に取ってやる事も。相当運命力が無いと決められませんが、これでトドメを刺せたなら相当気持ちいいです。でも「ざまぁ!」とか煽っちゃダメよ。


ハッスル・キャッスル R 自然文明 (5)
城-自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。 その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)
自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。
この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。

「祝」の頂 ウェディング SR 無色 (11)
クリーチャー:アンノウン/ゼニス 13000
このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手はバトルゾーンの自分のクリーチャーまたは自身の手札から合計4枚を選び、新しいシールドとして裏向きにし、自身のシールドゾーンに加える。
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを自身の手札に加えるかわりに墓地に置く。
T・ブレイカー
エターナル・Ω






決めろ!デュエ魂コンボ!

〈ヤヌスオーフレイム〉

時空の戦猫シンカイヤヌス UC 水文明 (4)
サイキック・クリーチャー:ブルー・モンスター 4000
M・ソウル
K・ソウル
このクリーチャーに覚醒した時、カードを1枚引く。
ループ覚醒-自分のターン中に火のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》のほうに裏返す。

時空の戦猫ヤヌスグレンオー UC 火文明 (4)
サイキック・クリーチャー:フレイム・モンスター 4000+
M・ソウル
K・ソウル
このクリーチャーに覚醒した時、バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーは「パワーアタッカー+2000」と「スピードアタッカー」を得る。
ループ覚醒-自分のターン中に水のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを《時空の戦猫シンカイヤヌス》のほうに裏返す。

時空の魔陣オーフレイム UC 火文明 (5)
サイキック・クリーチャー:フレイム・コマンド 5000
覚醒-このクリーチャーが相手プレイヤーを攻撃してブロックされなかった時、そのターン、バトルゾーンにある自分の他のコスト5以下のサイキック・クリーチャーはすべて、「パワーアタッカー+2000」を得、シールドをさらに1枚ブレイクする。その攻撃の後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。


3コストの《サプライズホール》から《シンカイヤヌス》、4コストの《超次元ハンド》で《オーフレイム》と綺麗に繋がります。《ヤヌスグレンオー》の効果で《オーフレイム》がスピードアタッカー化、そしてオーフレイムの攻撃が通れば《ヤヌス》を始めとするサイキック・クリーチャー達がWブレイカーとなり火力が増大。もし相手が何も対処出来なければそのまま殴って勝利です。
《ヤヌスグレンオー》がいる時に更に水のクリーチャーを出せば貴重なドローにもなるのもありがたい点です。また、7マナある状況なら即刻この二体を並べる事も可能。《ヤヌス》は覚醒したので、そして《オーフレイム》はスピードアタッカー化したのでそのまま一気に攻撃が可能になり、一気に奇襲をかける事が出来ます。当然《親衛隊ファンク》には無力ですが。




〈超次元白黒キクチホール〉

デュエマの鬼!キクチ師範代 闇文明 (3)
クリーチャー:ヒューマノイド 3000
いずれかのプレイヤーの山札から、手札以外のゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーはそのカードを山札に加えてシャッフルする。

超次元の手ホワイト・ブラックホール C 光/闇文明 (4)
呪文
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
いずれかのシールドゾーンからシールドをひとつ選んで見る。その後、いずれかのシールドゾーンからシールドをひとつ選んで持ち主の墓地に置く。その持ち主は、自身の山札の上から1枚目を新しいシールドとしてシールドゾーンに加える。
コスト5以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。



普通に使ってもマナブーストや《ミステリー・キューブ》の踏み倒しへの対策として大活躍している《キクチ師範代》ですが、このデッキだと《ホワイトブラック》と組み合わせる事で「相手のシールドを確認しながら、一枚シールドを焼却する」という極悪コンボ要員に。特にこのデッキはビートダウンですので、相手のシールドが何かを確認出来るのは本当に貴重な効果。見たシールドがトリガーでなければそのまま残して《オーフレイム》が確実に覚醒するサポートになるし、シールドトリガーならそのまま墓地に送ってやれば相手が悔しがる事間違い無しです。もちろん同じことは《カレイコ》でも可。
これも3→4の流れで綺麗に繋がります。欲を言えば《師範代》→《サプライズ》→《白黒ホール》と一緒に〈ヤヌスオーフレイム〉も決めたい所ではありますが、今の環境でそれを許してくれるほど甘くはありません。どちらか一方に絞るのが堅実。


ミステリー・キューブ R 自然文明 (5)
呪文
S・トリガー
自分の山札をシャッフルする。その後、上から1枚目をすべてのすべてのプレイヤーに見せる。それがクリーチャーであれば、バトルゾーンに出してもよい。クリーチャーでなければ、自分のマナゾーンに置く。




〈クロックヤッホー〉

終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック R 水文明 (3)
クリーチャー:アウトレイジMAX 3000
S・トリガー
このクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐ始める。)

守護聖天タテブエ・ヤッホー R 光文明 (5)
進化クリーチャー:ガーディアン 6000
超無限進化-自分のクリーチャー1体以上の上に置く。
ブロッカー
メテオバーン-このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに裏向きにして加えてもよい。そうした場合、そのターンの終わりにこのクリーチャーをアンタップする。
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)



《タテブエ・ヤッホー》はどんなトリガークリーチャーと使っても強いのですが、やっぱり《クロック》との相性は抜群です。《クロック》自体は3コストですので、序盤に手札に来てしまったらそのまま場に出し、《ヤッホー》経由でシールドに埋め込む事が可能。
《ヤッホー》は超無限進化ですので上手く行けば二体、三体の《クロック》《サーファー》を仕込めることも。まあそう上手くはなかなかいきませんが少なくとも一枚は埋めれる事は確実です。最悪の場合《キクチ》などを進化元にしたとしてもターン終了時のアンタップ効果は発動するので「殴って起き上がるブロッカー」として終盤の相手の計算を狂わせてやる事は可能です。また、ビートダウンであるこのデッキにとってWブレイカー持ちなのも嬉しい所。




《超次元青白プリンホール》

超次元ブルーホワイト・ホール UC 光/水文明 (4)
呪文
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
コスト5以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
このようにして光のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、自分の手札を1枚裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。
このようにして水のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンに出した場合、このターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはブロックされない。

勝利のプリンプリン C 光/水/自然文明 (5)
サイキック・クリーチャー:ハンター/エイリアン 4000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃もブロックもできない。
V覚醒リンク-バトルゾーンに自分の《勝利のガイアール・カイザー》と《勝利のリュウセイ・カイザー》がある時、そのクリーチャーとこのクリーチャーを裏返しリンクさせる。



《ブルーホワイトホール》から《プリンプリン》を呼び出す…。ただそれだけなのですが、もうコンボ認定してしまいたくなる位このデッキとは相性が良い。花丸3つあげちゃいます。
シールド追加効果は語るまでもありませんが、問題は最後の一文。《ホワイトグリーンホール》のシールド追加、マナ回収はほぼ知らない人はいませんが、《ブルーホワイト》の水クリーチャーでアンブロッカブル付与は実はあまり知られていません。何度も言いますがこのデッキはビートダウン、殴るデッキですので最後の詰めにブロッカー無視はかなりの破壊力になります。相手がこの効果を把握していなかったのならなおさら。
そしてプリンの効果で次のターンの殴り返しを一体防げるのもビートダウンにはありがたい効果です。殴り手の数がそのまま勝利に直結するのでクリーチャーを残せるのは超ベリーグッド。もう何から何まで完璧過ぎる組み合わせです。




さて大会レポートですが、形式はトーナメントによるマッチ戦、二戦目が負け先の三戦目がジャンケンという形式でした。上位賞にはショップのシングル券が付くので、負けてられません。


一戦目 VS【赤単速攻】○○

最初の相手は赤単速攻。昔から安定して強いデッキタイプですがこのデッキ使って速攻に負ける事はよほど運に見放されていない限りありません。二戦とも《サプライズ》のトリガーからの《メリーアン》で息切れした所を、ダメ押しの《ヤッホー》《ブルーホワイト》でシールドを展開しながら勝利。


二戦目 VS【ラスト・ストーム超次元?】○●○

正直なところ、今回の大会の一番の収穫はこのデッキと戦えた事です。《ライフ》からの《超次元ハンド》で最初期コスト5サイキック・クリーチャーを出し、次のターン5コスホールで《キル》《アンタッチャブル》を出しながら先ほど出しておいたサイキックが攻撃して覚醒、その流れで《ラストストーム》への進化を狙う超次元ビートダウンデッキ?でした。

何故か《カトラス》はおらず代わりに《ディアナ》が入っていたり、《ラストストーム》が二枚あるなど子供らしい荒削りかつ夢を詰め込み過ぎて他の大事な物が零れ落ちたようなデッキでしたが、このデッキには色々と可能性を感じさせられました。実際、二戦目は《アンタッチャブル》の覚醒を止められず圧殺されましたし。

真剣に組むとしたら《ライフ》→《カトラス》→《アンタッチャブル》x2の流れで覚醒と同時に進化、そのまま除去が来ない事を祈りつつターンが回ってきたら勝利、といった所でしょうか。とにかく《キルタッチャ》が覚醒するととんでもなく対処が厄介でした。一戦目と三戦目は《サーファー》などでこまめに超次元ゾーンにお帰り願いながらポコポコ殴っていきましたが、もし彼が完璧なタイミングで《キルタッチャ》を出していたら勝てていたか微妙な所です。本当に楽しいデッキでした。


三戦目 VS【アシッドシューゲイザー】○○

この辺りからそろそろ残っているのはおっs…。カードのお兄さんばかりになってくる頃合い。使っているデッキも手強いものばかりになってきました。
しかし【シューゲイザー】はどれほど強力と言われながらも結局最後には攻撃をしてダイレクトアタックを決めるデッキ。素直に敵のシールドを破壊しトドメを刺すタイプのデュエルマスターズやってるデッキには強いのがこの【トリガービート】です。

とは言え相手も《ライフ》からの《解体人形ジェニー》の流れをしっかり展開し、更に《勝利ガイアール》で《師範代》を処理するなどしてこちらのコンボをなかなか決めさせてくれません。そうしている内に《アシッド》が君臨して少しずつ序盤に展開された小型クリーチャーが《シューゲイザー》《アシッド》といった大型無色に変換されていきます。
こちらも《デモハン》などでちくちく除去を繰り返しはしましたが、どうもジリ貧が続く…。と思った矢先にめくれたのが《墳墓》でした。《アシッド》が二体並んでいる状況だったので、ノータイムで起爆。
厄介な《アシッド》が一気に二体も処理できておいしい、程度の認識でしたが、何とこれで相手のマナがたったの2に。流石にそこから巻き返される事はなく、打点を揃えて勝利。

二戦目は相手が《ライフ》始動どころか4ターン目始動も出来ず、動いたのは5ターン目からでした。ここまで来たらもう始動差で負ける事はありません。《ヴォルグ・サンダー》のデッキ破壊もそこまでは効かず、普通のビートダウンのような動きで殴って勝利。


決勝戦 VS【ドロマー超次元】●○○

光、闇、水の組み合わせの事を【アクアングレー】と言わずに【ドロマー】と呼びだしたのはいつ頃なのでしょうか。まあ《アクアン》が消えた今他の呼び方になるのは仕方の無いことではあるのですが。
色の組み合わせはこちらも同じですが、動き方はまるで正反対です。あちらはゆっくり盤面を整えてから最後に一斉攻撃をかますコントロールデッキ、こちらは序盤から殴れるだけ殴るというビートダウンデッキ。正直辛い戦いです。

相手の超次元に《サンダーディーガー》がいない事だけは救いでしたが、向こうは当然のように先行2ターン目から《ジェニー》《タッチ》を飛ばしてきます。なんとか〈ヤヌスオーフレイム〉を決めるも、返しに除去を喰らい更にハンデスも相俟って完全に失速。途中からはマナを置くだけでした。
そうこうしている内に手札が0に。しかしそこで引いたのが救世主《パーフェクト・リリィ》だったので、相手の場に《ガンヴィート》はいるもののこれで出さない手はないと即召喚。そこから《ガンヴィート》が覚醒するまでは想定の範囲内でしたが、そこから更に隣の《パンツァー》と合体して《ストームXX》になったではありませんか。しまった、コイツ覚醒時も出て来るんだった…。
そうして決められるワールドブレイカー。しかし、まだ慌てる時間ではありません。シールドには一枚《デモハン》が仕込まれているし、他のトリガー次第では十分逆転の目があるのがこのデッキです。事実、《デモハン》《サーファー》で《唯我独尊》の解体に成功。《デスゲ》で《パンツァー》を処理しつつ、《サプライズ》からの《ヤヌス》で展開まで出来ました。


ぼく(よっしゃ!これで今引いた《クロック》を使わずに《ブルホワプリン》で仕込めばアンブロッカブルも付けながら攻撃が出来る!もし仕留め切れなかったとしても向こうにトリガーの《クロック》を止める手段はまず無いから、もし《ディアボロスZ》が覚醒せずにブロッカーとして残ったとしても、《ベルリン》の一体増産程度なら《リリィ》のタップ能力で突破も出来る!完璧だ。我が戦術に死角無し!)
相手様「じゃあ、《勝利リュウセイ》で攻撃しますね」
ぼく「えっ」
相手様「一回リンクして解除されたんで、召喚酔い無いんですよ」
ゴミクズ無能「えっ」



完全にやらかしました…orz。そもそも《デスゲ》で《ディアボロス》を破壊してない時点で意味不明です。いや違うんや、呪文の効果が効かない方だと思ってたんや…。
とにかくこれで一敗、もう後がありません。二戦目は《リリィ》が初手からいたので大事に取っておいたものの、途中で引っこ抜かれてしまいました。この時点でもう絶望的。
虎の子の《デスゲ》を握りながらハンデスに怯えるターンが続きましたが、5ターン目に取った相手の行動が《エナジーホール》からの《パンツァー》展開だったのでこれ幸いとばかりに《デスゲ》を打ち込み《リリィ》の展開に成功。後はもうどうやっても処理出来ない《リリィ》がぽかぽか殴って勝ちました。これで一勝一敗。

三戦目はジャンケンにより相手先行。やっぱり《ジェニー》《タッチ》は飛んできましたが今回こちらは4ターン目の《セブ・コアクマン》の展開に成功。そして《リリィ》の召喚にも成功し、相手が《シャチホコカイザー》による〈特攻ループ〉に入ろうとした所を《デスゲ》で処理、そのまま先ほど落ちた《Nワールド》を展開とかなり流れはこちらのペースに。
当然相手も〈ミカドガイアール〉で《Nワールド》を除去したり、《墳墓》でこちらの場とマナが枯らされた後更に《プリンプリン》で《リリィ》を止めたりと一進一退。しかしこちらが二体目の《リリィ》を展開した次のターン、もう先に殴るしか無いと判断したのか《唯我独尊》にリンク、ワールドブレイカーをかましてきました。
他にクリーチャーはいなかったので、このターンにトドメを刺される事は無いとはいえこちらとしては冷や汗モノ。相手のシールドも三枚あるし《リリィ》二体だけでは色々と足りません。そこでまずめくれたのが《サプライズ》だったのでここは《ヤヌス》を選択。他から《超次元ハンド》が出て来れば〈ヤヌスオーフレイム〉で一気に打点上昇が見込めます。
が、なかなか上手くもいかない。《デモハン》がトリガーしたのでとりあえず打ってはみるものの、あまり意味はありません。そしてこれといった物も見えずようやっとトリガーしたのが二枚目の《サプライズ》。ある意味この状況では大本命とも言えるカードでした。ここでは《アンタッチャブル》を選択。
この時点でアタッカーは四体。《ヤヌス》から攻撃すればドロマーにおけるトリガーで《リリィ》《アンタッチャブル》を除去するのはまず不可能です。《スパーク》も《ハヤブサマル》も飛ばずにダイレクトアタックに成功。序盤の展開の割にはかなりギリギリの勝利でした。


とは言え優勝は優勝。《ロマノフ》と金券をゲットしてこれをウィクロスに注ぎ込みウィクロスパーティーに直行。ちなみにこっちの方に時間がかかりすぎてパーティーに遅刻しかけるというオチがつきます。


あ、ちなみにウィクロスの方は一回戦敗退でした。これ書いても雑魚カードゲーマー特有の「いやー運が悪かった。運が悪かったなー」を延々と連ねて醜態を晒すだけなので特にレポートは書きません。あ、でもでもスイスドローだったから一戦目以外は勝ったよ!それに一戦目の相手がデッキバレしてる身内でしかも優勝者だったから実質二位三位と言ってもいいんじゃないかな!それ(ry




最後になりますが、このデッキレシピは私の趣味と周りの環境に合わせた構築になっています。周りにビートダウンが多いと読むなら《リリィ》を減らして《ヤッホー》を増量したり、《ナンバーナイン》をよく見かけるなら《DNAスパーク》ではなく《腐敗聖者ベガ》《霊騎コルテオ》にしたり、遅めのデッキが多いなら《ファントム・ベール》を入れたり…、と改造案は腐るほどあるので、もし参考にされる場合は自分の周りに合わせた構築にしていって下さい。
またこのデッキ、【黒緑速攻】とまではいかずとも比較的安価で組めるのも魅力の一つ。《Nワールド》《キクチカレイコ》《クロック》などは少し値が張りますが、パーツのほとんどは100円前後、あるいは30円ストレージで買えてしまうのでお財布に余裕のない人にはぜひ。コモンカードで【キューブ】とか【ターボゼニス】みたいなキラキラ高額デッキ殴り殺すのって楽しいしね!え、そんな事ない?

登録タグ: 報告・自慢  大会レポ 

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テーマ:デッキレシピ:デュエルマスターズ投稿日時:2014/06/24 07:56
TCGカテゴリ: デュエル・マスターズ   WIXOSS  
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