ぢえまのお兄ちゃんのブログ

世間では野々村議員がお茶の間に笑いを届けて一週間ほどになるでしょうか。７時のニュースではリビングで苦笑いの絶えない団欒の時間の時間を提供し、某笑顔動画では一時期ランキングを独占する人気マスコットキャラクターになりました。おかげで我ら兵庫民は日本どころか世界の笑い者です。ぷるぷる、ぼくわるい有権者じゃないよ。

さて今日は３止め緑子さんの改造案の一つ、【着植ランサー】をご紹介します。今回の新段で一番強化されたのは白でも赤でもなく緑なんじゃないでしょーか。黒は本質が違い過ぎるので比べられませんが。




【れっつごー鬼退治】
ルリグデッキ
《三ノ娘　緑姫》
《二ノ娘　緑姫》
《一ノ娘　緑姫》
《闘娘　緑姫》
《意気揚々》
《意気揚々》
《再三再四》
《再三再四》
《大器晩成》
《ドロー・ツー》

メインデッキ
[レベル１　10枚]
《幻獣　ヒャッコ》 4
《幻獣　スワロウ》 1
《幻獣　ハチ》 1★
《サーバント　Ｏ》 4★

[レベル２　10枚]
《幻獣　コゲンブ》 4
《幻獣　モンキ》4
《サーバント　D2》 2

[レベル３　8枚]
《幻獣　ミスザク》 2★
《幻獣　ビグタット》 2★
《幻獣　キジ》 2★
《サーバント　T2》 2

[スペル　12枚]
《豊潤》 3
《修復》 4★
《落星の炎球》 3★
《着植》　2★


デッキ名は、突然変異により生まれたバイオロイドが道中野生動物達に改造手術を施し、同士として世直しの旅を進めていく怪奇SF小説「ももたろう」より。どんぶらこという擬音を最初に考えた人はマジモンの天才だと思う。

暇さえあれば《豊潤》を打ち込み、エナを貯めまくってブースト。《着植》＋《意気揚々》のコンボを狙う、前回の構築からよりダメージレースに特化した緑子さんデッキです。《豊潤》がやっぱりあたまおかしい性能ですハイ。
大まかな動かし方は前回と変わっていませんので、今回からの新入り、サル犬キジの三オトモとスペル、改造点を紹介していきます。モノ好きな方はこちら（http://tocage.jp/blog/11713/1403106310.html）から前回の記事へどうぞ。




《幻獣 ハチ》
精生：地獣
レベル1パワー1000　限定条件：なし
【起】[ダウン]：あなたのデッキの一番上を公開する。それが＜空獣＞または＜地獣＞のシグニの場合、それを手札に加える。
【ライフバースト】：カードを1枚引く。

オトモその1。ダウントリガーでデッキトップをめくり、自身を含むシグニならば手札に加えるレベル1サイクルの「獣」版です。
このデッキは半分は獣シグニで構築されていますが、正直な所殴っていきたいこのデッキには不向き。しかしデュエルマスターズのアタックトリガーと違い、こちらが攻撃出来ない先行1ターン目でも使う事が出来るので先行が取れて初手に来たのなら使っていきましょう。
しかし中盤以降になると大抵はまあエナの肥やしです。このデッキにおいてはドロートリガーとしての使い道の方が重要でしょう。一応このカードでトップを確認し、有用なカードならそれを《修復》で仕込むというプレイングもありますが。


《修復》
コスト緑(3)限定条件:緑子限定
あなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。その後、あなたのエナゾーンにカードが10枚以上ある場合、追加であなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。
【ライフバースト】：あなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。




《幻獣 モンキ》
精生：地獣
レベル2　パワー1000 限定条件：緑子限定
【出】：あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置く。


オトモの中では唯一のコモン、しかし性能ではぶっちぎりのトップです。出ただけでエナを追加するノーリスクシグニってそれ《芽生》がノーコスで打ててしかもサーバントまでオマケに付いてくるようなもんです。運が良きゃ相手にアタックまで通せる。なんじゃこりゃ。
《ビャッコ》《コゲンブ》もブースト効果を持っていますが、パワーアップして攻撃した所で相手ターンには全力で駆除されますのでブースト量としてはほぼ変わりません。防御アーツ0のこのデッキではむしろ《モンキ》の方が良質なブースト要員とすら言えるでしょう。パワー自体は貧弱なのでビートダウンを旨とするこのデッキでは一長一短なのですが。





《幻獣 キジ》
精生：空獣　
レベル3パワー7000　限定条件：なし
【出】：手札から＜空獣＞または＜地獣＞のシグニを１枚捨てる：あなたのデッキの上からカードを２枚エナゾーンに置く。
【ライフバースト】：【エナチャ―ジ１】


オトモその3。出現時、手札の同族を捨てる事で所属色のコスト1相当のスペルを発動出来る「獣」サイクルです。この子は《芽生》担当ですね。
要するにタダで《芽生》が打てちゃいます。パワーはレベル3としては少し低めですが、パンプの手段は豊富にあるのでそこまで気にならない。殴り返しに弱いのはまあ宿命ですので諦めましょう。


《芽生》
コスト緑(1)
あなたのデッキの上からカードを2枚エナゾーンに置く。




《豊潤》
コスト緑(1)　限定条件：なし
あなたの場にある＜空獣＞、＜地獣＞、＜植物＞のシグニ１体につき、あなたのデッキの
一番上のカード１枚をエナゾーンに置く。


緑デッキなら当然入ります。このデッキならほぼ毎ターン三面を埋める事になりますので、3ブースト可能なコスト1スペルと捉えて問題ないでしょう。
シグニが増えるわけでもない、相手を除去出来るわけでもない、ビートダウンの視点からは一文の得にもならないスペルですが、そのビートダウンを支えるにはやっぱりエナが必要なんです。逆に言えばビートダウンデッキにでも貴重な枠を押しのけてでも入るパワーカードという事。へっへ、世の中エナでっせオヤビン。
スペルカットインの《ブラッディスラッシュ》などでシグニが除去された場合はその分ブーストが減りますが、その時はむしろ与えれるダメージが増えたと取りましょう。シグニが手札にいないなら《再三再四》からの回収で。


《ブラッディ・スラッシュ》
コスト黒(2)　使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】【スペルカットイン】
あなたのシグニ1体をトラッシュに置く。そうした場合、対戦相手のシグニ1体をバニッシュする。




《着植》
コスト緑(2)・無(3)　限定条件：なし
ターン終了時まで、あなたのすべての＜空獣＞、＜地獣＞、＜植物＞のシグニは【ランサー】を得る。（【ランサー】を持つシグニがバトルで対戦相手のシグニをバニッシュした場合、対戦相手のライフクロス１枚をクラッシュする）
【ライフバースト】：あなたの次のターン、あなたのすべてのシグニは【ランサー】を得る。


ここまで紹介したカードのほぼ全てがエナを増やす効果です。何のため？このスペル使うため。
コスト5というのは《アークオーラ》にも匹敵するコストですが、こちらもそれだけの価値はある一撃必殺のスペルです。何せ緑のシグニ全てがランサー効果持ちになるというんですから、相手のシグニを全て除去したも同然。このスペルのせいでエースアタッカーの《ミスザク》の肩身が狭くなってしまったほど。いえ《ミスザク》も強いんですが。
勿論パワーで上回っていなければいけませんが、そこは《意気揚々》でカバー。パンプするんなら《ビャッコ》《コゲンブ》が真価を発揮…と、これらの効果が噛み合って素晴らしい物に。《意気揚々》を二枚積み込めるのは3止めの強みです。このアタックトリガーのエナブーストが強力で、結構なエナを使ったにも関わらず相手の殴り返しなども含めたら次のターン《豊潤》を絡めて《大器晩成》が撃てる事も珍しくはありません。
ライフバーストで出たらこの効果がタダで使えるだけでなく、緑以外のシグニも全てランサー持ちになる拡大効果に。もし発動出来たのなら《意気揚々》使ってでも一気にダメージレースを加速させていきましょう。防がれても《再三再四》からおかわりすればいいんですから。除去が欲しい時に最後のライフバーストから出て来るのはご愛嬌。

ところで、このフレーバーテキストからはイラストのバニー子ちゃんがスロットの前に座って絶叫してるダメなシーンしか思い浮かばないのは私の心が汚れているせいでしょうか。


《幻獣 ミスザク》
精武：地獣
レベル3パワー8000限定条件:緑子限定
【常】：このシグニのパワーが10000以上である限り、このシグニは【ランサー】を得る。（このシグニがバトルで対戦相手のシグニをバニッシュしたとき、対戦相手のライフクロス１枚をクラッシュする）
【ライフバースト】：対戦相手のパワー12000以上のシグニ１体をバニッシュする。

《アーク・オーラ》
コスト白(5)限定条件:タマ限定
ターン終了時まで、あなたのルリグは「このルリグがアタックしたとき、シグニ1体をトラッシュに置いてもよい。そうした場合、このルリグをアップしもう1度アタックできる」を得る。
【ライフバースト】：対戦相手のルリグとすべてのシグニをダウンする。




《意気揚々(オールエール)》
限定条件：緑子限定
コスト緑(1)　使用タイミング【メインフェイズ】
ターン終了時まで、あなたのすべてのシグニのパワーを＋5000する。

《再三再四(ウェイクアップ)》
限定条件：無し
コスト緑(1)　使用タイミング【メインフェイズ】
あなたのエナゾーンからカードを２枚まで手札に加える。


スターターアーツも前回から増量しました。今はえらい値段になってる所もあるようですが、もう少ししたら入荷するでしょうし大人しく待ちましょう。2014年7月11日現在、Amazonさんだと7月23日入荷となっています。
《意気揚々》は《着植》とのコンボのため、《再三再四》はブーストが加速して潤沢になった豊富なエナを遺憾無く使い回すため。エナの数ががそのまま選択肢になるのは手札の枯れやすいこのデッキでは重宝します。しかしその分防御アーツを削っているので、とにかく攻めを途切れさせずにガンガン殴りにいきましょう。パワーで上から叩き潰すタイプのデッキですから、《アークゲイン》に対しても全く気にせず攻めていけるのはこのデッキの強みです。
ところで、緑アーツの四字熟語+片仮名ルビというのは実に中二心をそそられますね。読み方はカード右下にあるので、コードアートなど読みが分からないカードはそちらを参照して下さい。








お気づきかもしれませんが、今回の新カードは緑子さん限定のって実はそんなにありません。《モンキ》はまあ限定ですが他のオトモや《着植》には限定はありませんし、《豊潤》すら限定無しです。
これらのカードを遺憾無く使うとなれば緑のシグニを多く入れることになりますが、《着植》に求められるのはパワーですのでバニラの高パワーが一番相性がいい。つまりこのセット、緑子さんと一緒に使うのがベストではあるもののいくらでも他に出張が可能です。例えば《轟炎罪 遊月・参》はルリグ効果としてパンプ効果を持っていますし、エルドラちゃんの限定アーツ《クロス・ライフ・クロス》を使えば簡単に《着植》を仕込む事が出来ます。パンプとセットと考えるなら《轟炎 花代・爾改》の選択肢にもなるかもしれません。一家に一台ランサーデッキ。ぜひあなたも自分流のランサーデッキを組んでみてはいかがでしょうか。



あ、《着植》一枚1580円になりまーす。