大会会場にて意気投合したパワーカーブさんが当コミュニティの先輩ブロガーだったと知り、初の友達申請達成。せっかくですのでパワーカーブさんの【大会レポ】公認初優勝&優勝レシピ公開(爾改速攻)(http://tocage.jp/blog/11462/1402844218.html)でもご紹介頂いた、3止め緑子さんのレシピを載っけてみます。
【緑子さんは二度死ぬ】
ルリグデッキ
《三ノ娘 緑姫》
《二ノ娘 緑姫》
《一ノ娘 緑姫》
《闘娘 緑姫》
《サルベージ》
《奇々怪々》
《意気揚々》
《再三再四》
《大器晩成》
《ドロー・ツー》
メインデッキ
[レベル1 13枚]
《幻獣 ヒャッコ》 4
《幻獣 ミケ》 3
《幻獣 スワロウ》 2
《サーバント O2》 4
[レベル2 13枚]
《幻獣 コゲンブ》 4
《幻獣 スパロウ》 3
《幻獣 コアラン》 2★
《サーバント D》 4★
[レベル3 8枚]
《幻獣 ミスザク》 4★
《幻獣 ビグタット》 4★
[スペル 7枚]
《大化》 1
《修復》 3★
《落星の炎球》 3★
※★はライフバースト
デッキ名は『ごちそうさん』で意地悪小姑、山下和枝を演じ名イビリを見せてくれた我らが兵庫県出身の女優、キムラ緑子さんが出演されたミステリードラマ「お父さんは二度死ぬ」より。ホンマはええ人なんや~ああいう役やから仕方なかったんや~。
このゲームにおいてパワーとパンチが大正義なのは今更言うまでも無いですが、緑はパンプによるパワー、アタックトリガーによるパンチと二大正義を持った超正義なカラーです。緑子さん凄い!カワイイ!
三止めを作った理由は緑スターターを回してみて、《幻獣 セイリュ》が使いづらいがランサー、アタック時チャージは間違いなく強い→なら3止めでよくね?というごく単純な物ですが。
基本的には《ヒャッコ》《コゲンブ》《ミスザク》を並べて一斉パンプ、盤面を制圧しながら《大器晩成》のラインに持ち込む事を目標にしたビートダウンデッキになります。なるべく無駄なエナを使わず殴っていきたいので、敵陣に穴を開けてライフクラッシュを狙う《堕落》や手札をエナに変換する《増援》は入っていません。それならアタックトリガーでエナが伸ばせる《ヒャッコ》《コゲンブ》に《意気揚々》か《大化》を打ち込む方がアドバンテージに繋がります。…が、この時《意気揚々》《大化》を打つタイミングが結構問題。
今の環境では大抵のデッキに《ゼノ・マルチプル》を始めとする防御アーツが入っており三体とも攻撃が通るシチュエーションというのはなかなか難しいのが現状です。特にわざわざスペルまで使ってパンプしたのなら尚更。
しかしこの《ゼノ・マルチプル》、あまりにも優秀過ぎて《バロック・ディフェンス》等の比較的軽めの防御アーツの枠をほぼ食っているというのも現状。そこでなるべくエナのまだ薄い2ターン目に《ドロー・ツー》を使って手札補充、《ヒャッコ》《コゲンブ》を三体並べて早々に《意気揚々》を使い、序盤には一気に三体を並べられるプレイングを目指します。ぶっちゃけマリガンはこの二つ以外は全部変えちゃってもいい位。
ここでエナを伸ばすことが出来れば後は相手を見ながら《サルベージ》《再三再四》を使いながら手札をある程度自由に展開出来るので、ハンデスを相手にしていてもそれなりに余裕を持って展開する事が出来ます。ここでどちらを使うのかによってエナに残しておくカードが変わりますので、プレイングに注意しながら《大器晩成》ラインを目指しましょう。
…まあ、偉そうな事言いながらコイツ負けてるんですけどね。
《三ノ娘 緑姫》
レベル3 リミット8 グロウコスト緑(2)
スターター収録のバニラ3緑子さん。《三型雌々娘 緑姫》は出した時に1エナチャージされる効果持ちルリグですが、こちらはリミットが7と3止めには少し厳しいライン。なるべくは展開→殴るを目指したいし、今の所どうしてもあと1エナ欲しかった!という状況には出くわしていないので展開優先でこちらを採用しています。
《奇奇怪怪》(緑子限定)
コスト緑(0)使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】【スペルカットイン】
ターン終了時まで、シグニ1体のパワーを+5000する。
中盤、《ビグダット》が引けなかったりパンプさせたいシグニが一体しかいなかった時に。相手の火力スペルなどに割り込むことが出来ればかなり気持ちいいですが、基本的にはアタックフェイズに殴り返しを防ぐためのパンプで十分です。《ミスザク》残せたらおいしい。
ど~でもいい事ですが、一応これ相手シグニにも打つことが出来ます。《付和雷同》を使って何が何でも除去がしたい!という時などには使えない事もないプレイングかもしれません。いややっぱ使えねーな。
《幻獣 ミスザク》精武:地獣
レベル3パワー8000限定条件:緑子限定
【常】:このシグニのパワーが10000以上である限り、このシグニは【ランサー】を得る。(このシグニがバトルで対戦相手のシグニをバニッシュしたとき、対戦相手のライフクロス1枚をクラッシュする)
【ライフバースト】:対戦相手のパワー12000以上のシグニ1体をバニッシュする。
《幻獣 ビグタット》精生:地獣
レベル3パワー8000限定条件:緑子限定
【出】:ターン終了時まで、あなたのすべてのシグニのパワーを+2000する。
【ライフバースト】:【エナチャージ1】
メインコンセプトたる新能力、【ランサー】を持つこのデッキのメインアタッカーにしてエース、ミスザクちゃんとその活躍を影で支える名脇役、ビグダットちゃんです。レベル3はこの二つだけ。
ランサー能力はとにかく一度通せば一気にダメージレースを有利に持っていけます。要するにやってる事は二回攻撃なわけですから。
パワー8000は5000パンプを使ってギリギリ《エナジェ》+《ローメイル》や《オサキ》+《四型皇艶娘 緑姫》といった13000ラインを突破する事が出来ます…が、こいつらが出て来る頃には勝つにせよ負けるにせよ決着がつきかけているか、《大器晩成》のラインに到達している事が殆どです。攻撃しようとしても大抵はアーツに防がれますので大人しく《晩成》を狙いましょう。
また、大抵は死に札ですが《ミスザク》のバースト能力で大型が殺せる事も。一応この子バースト付きですので覚えておきましょう。
《修復》
コスト緑(3)限定条件:緑子限定
あなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。その後、あなたのエナゾーンにカードが10枚以上ある場合、追加であなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。
【ライフバースト】:あなたのデッキの一番上のカードをライフクロスに加える。
緑子さん限定ですが、ライフバースト狙いで他に出張する事も十分に考えられる強力スペル。今の所緑のトップレアですね。
ライフクロスが増えるという事は最低でもエナが1つ分稼げたという事なので、実質2コストで相手の攻撃を一度防げると言えるでしょう。仕込んだカードがライフバーストの場合、リターンは更に跳ね上がります。
基本的には手打ちはせずライフバーストを狙いますが、速攻相手にはこれが刺さります。まあ十中八九《アンチ・スペル》が飛んできますので、使いたい時は青かマルチエナがいない隙を狙って打ち込む事になりますが。
後は相手が先に《大器晩成》を打ちそうな時は、こちらの大量のエナを飛ばされたら大打撃どころか投了モノですのでこちらの《大器晩成》は諦め、《再三再四》でこのカードを使いまわしてエナをライフクロスに貯金しておくというのもあります。このデッキの本分はダメージレースを加速させ相手よりも先に殴り切る事ですので、ランサーの一点特化に切り替えれば勝機はあります。
《落星の炎球》
コスト赤(3)
対戦相手のパワー15000以下のシグニ1体をバニッシュする。
【ライフバースト】:対戦相手のパワー10000以下のシグニ1体をバニッシュする。
《修復》がエナを防御力に変換するカードならば、こちらはエナを攻撃力に変換するカード。基本的にはライフバースト狙いですが、エナが大量に溜まった終盤ならば手打ちも視野に入ってきます。
ライフバースト狙いならば他に《アークオーラ》《ローメイル》といった強力なバーストカードがありますが、まず《アークオーラ》は防御性能は高いものの、枚数でアドバンテージを取れる能力ではなく、直接盤面に干渉するカードではありません。
どちらかと言えばこのデッキはどんどん相手にも殴ってもらい、ガンガンシグニとライフクロスを消費して変換されたエナをパワーに変えるデッキです。一般的なビートダウンとのダメージレースでは勝てると強気に攻めていくのが基本ですので、ライフを削られながらも、しかし自分の方が早く殴り殺すというコンセプトには噛み合いません。
《ローメイル》はまますれば不安定な《炎球》に対してこちらは確実に盤面に穴を開ける事ができます。しかもWIXOSSというゲームの中でも最高級の除去であるバウンスという形で。
確かにバースト時の効果を比べると《ローメイル》に分がありますが、こちらは手札に来た時は完全な死に札になってします。一方《炎球》は、スペルとして使用した場合はほぼ全てのシグニをバニッシュする事のできる最高級の火力として使う事ができ、「《大器晩成》が打てない程度にダブついたエナをどうやって処理するか」という課題に対する回答の一つとして用意出来る。これはなかなか大きいです。
それに実はこのデッキだとバウンスよりもバニッシュの方が除去の質は高かったりします。だって《大器晩成》はエナごと吹っ飛ばすんですから。
《サーバント O2》
レベル1パワー1000
【ガード】(このカードを手札から捨てることで、ルリグの攻撃を一度無効にする)
【常】:【マルチエナ】(コストを支払う際に、このカードは全ての色を持つかのように扱う)
《サーバント D》
レベル2パワー5000
【ガード】(このカードを手札から捨てることで、ルリグの攻撃を一度無効にする)
【常】:【マルチエナ】(コストを支払う際に、このカードは全ての色を持つかのように扱う)
【ライフバースト】:【エナチャージ1】
サーバントは二種八枚積み。何度も言うように「殺される前に殺す!」がメインコンセプトなので防御は薄めです。防御用アーツも入ってませんし。
《サーバントO》でなく《O2》を採用しているのも、アメジストに焼かれても他で巻き返してみせるというノーガード精神の一つ。それに加えライフ消費+《再三再四》を使ってでも2ターン目3ブーストは達成したいというのもあります。花代さんのデッキなら火力に《奇々怪々》のカウンターが決めれる可能性もありますし。
大会の反省点として、2サーバントを花代さん爾改への対策として3サーバントに数枚、あるいは全部差し替えてもいいかもしれません。なるべく3には幻獣以外は使いたくはありませんが、最初から防御札として考えるのならアリかも。
今の環境でならこれで通していますが、二弾環境では強力なライフバースト、アーツの増加で割と厳しくなるとも踏んでいます。3止めはパワー面で厳しくなりそうですし、《奇々怪々》を《意気揚々》に差し替えるなどして攻撃力を上げるか、《チャージング》や二段の新スペル《豊潤》を積んで最速で《晩成》を打つ形にシフトするか、あるいは《着植》で突破力を最大限まで高めるか…。使い手はともかくポテンシャルは高いはずのデッキなので、どうにか次の環境もついていきたいですね。
登録タグ: 報告・自慢
テーマ:デッキレシピ:WIXOSS | 投稿日時:2014/06/19 00:45 | |
TCGカテゴリ: WIXOSS | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2014年06月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |