いよいよ来週に発売を控えたブースター第二弾、ステアードセレクターですが既にSR、LRの方は全て判明していたんですね。果たして次はどんな環境になってくるのか、チラ裏程度にまとめてみました。まずはLRから。
《金木犀の巫女 タマヨリヒメ》(タマ)
レベル4リミット12グロウコスト[白][赤][緑]
【出】[白]:あなたのデッキからシグニ1枚を探して公開し手札に加える。その後、デッキをシャッフルする。
【起】[白][赤]:対戦相手のパワー7000以下のシグニ1体をバニッシュする。
【起】[白][緑][無]:対戦相手のパワー10000以上のシグニ1体をバニッシュする。
タマが友情パワーで第二弾にしていきなり三色に。何と言っても注目すべき所はリミット12という所でしょう。
レベル4のシグニが三体並ぶというのは初の試みであり、これまでにない強靭な布陣が築けそうです。また、持っている効果はどれも優秀で、エナさえ用意出来ればほぼ全ての範囲のシグニをバニッシュする事が可能です。出現時効果のサーチ能力と合わせれば一気に盤面を支配する事が出来ますが、上手く使いこなすには序盤の攻撃を凌ぎながらどれだけエナを確保出来るかが鍵になりそうです。
《火鳥風月 遊月・肆》(花代/ユヅキ)
レベル4リミット10グロウコスト赤(2)・緑(2)
【出】:あなたのライフクロス1枚をクラッシュする。
【常】:あなたのカードはすべて【ライフバースト】:【エナチャージ1】を持つ。
【起】[ダウン]:対戦相手のライフクロス1枚をクラッシュする。
遊月が夢限少女となりルリグになってしまった姿。まさかちゃんとOCG化するとは思っていませんでした。
ユヅキの特徴として、自分のライフクロスを犠牲にして強力な効果を発動させるスーサイド能力があります。全体的にコストも高めでハイリスク・ハイリターンな能力ですね。これは遊月の自棄のやん八という事なのだろうか。また、ユヅキは花代さんとしても扱うので花代さん限定のカードも問題無く組み込めます。
効果は全てのカードに【ライフバースト】:【エナチャージ1】を与えるという物。これは出現時効果でクラッシュされるライフクロスにも含まれますので、実質2ブーストは確定です。
更に、自身をダウンして相手のライフクロスをクラッシュする起動効果も持っています。トドメを刺す事こそ出来ませんが、相手はガードが出来なくなると言い換えてもいい強力な効果です。これも花代さんの影響か?
問題はやはりコストが重過ぎるという所、下手をすればグロウ時にライフクロスが残り少なくなっておりリターンが見込めない事でしょうか。デッキに投入するのならアタックフェイズに使用可能な防御用アーツをガンガン使い、なるべくグロウまでにライフクロスを残しておきたい所です。
《エルドラ×マークIV》(エルドラ)
レベル4リミット11グロウコスト青(3)
【常】:あなたのライフクロスがクラッシュされるたび、カードを1枚引いてもよい。
今回から新登場の青ルリグ、エルドラちゃん(CV.新井里美さん)。そのレベル4形態でございます。
効果は前述のユヅキと似たような物で、ドローのライフバーストが付いたと考えて良いでしょう。
エルドラちゃんはライフクロスを操作する事に長けているようで、コスト1で手札とライフクロスを交換する限定アーツ、《クロス・ライフ・クロス》に始まりこれからの展開に期待が高まる所です。
ところでアニメでこれからちよりちゃん、エルドラちゃんはどういう立ち位置になるんでしょうかねえ…?六話以降出番が無いしフェードアウトするって事は無いにせよこうも何も無いと…。新井さんの声はなんて言うか凄い癒されて好きなので、一期ラストでるーちゃんが酷い事になって二期ではちより組が主人公を務める事とかになったら私としては狂喜乱舞ですが。誰だ今黒幕とか言ったの!
《無間の閻魔 ウリス》(ウリス)
レベル4リミット11グロウコスト黒(3)
【起】[黒] 手札から黒のシグニを1枚捨てる:ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-10000する。(パワーが0以下のシグニはバニッシュされる)
恐らく一期ラスボスであろうイオナさんのパートナールリグ、ウリスちゃんのレベル4です。
サーブドセレクターにおけるLRサイクル、手札から同色を捨てることで発動する起動効果持ちのサイクルに一足遅れてやって来ました。効果は黒らしくパワーダウン。しかしこれ、実質的に花代さんの上位互換です。
ルリグの効果として発動するので巷で噂のあの天使にも問題無くブチ込めますし、もしこれを食らって生き残っていも後はレベル1のシグニにすら討ち取られるパワーしか残されていない筈です。更に黒の本命はトラッシュ利用なので、これによってトラッシュが増える点でガッチリ咬み合っている所も他とは一線を画するポイントですね。果たしてるータマコンビはこの女王様に勝つことが出来るのか。
《ホワイト・ホープ》(タマ限定)
コスト白(2)・赤(1)使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】
あなたのデッキからレベル2以下の<アーム>または<ウェポン>のシグニを合計2枚まで探して場に出す。その後、デッキをシャッフルする。ターン終了時に、それらをトラッシュに置く。
スターターデッキ同名アーツがLRとして登場です。そのままズバリ《ホワイト・ホープ》。
白赤の混色ですが、3コストで実質的に二体の攻撃を防げるとなると青のアーツ《ドント・ムーブ》と比べる事になるのでしょうか。
あちらは自軍のシグニの有無に関わらず確実に二体の攻撃が防げるのに対して、こちらは防御として使うには最初から二枠以上が開いているというかなり追い詰められた状況が必要になってきます。《背炎之陣》への回答としては機能しますが《大器晩成》には当然ながら無力ですし、ここは自分のターンに使って殴り手を確保しながら一気に攻めていける点に注目すべきでしょうか。
ある程度限定された状況ではあるものの、攻撃にも防御にも使えるそこそこ器用なアーツになっています。
《ブラック・デザイア》(ウリス限定)
コスト黒(2)・無(1)使用タイミング【メインフェイズ】【アタックフェイズ】
あなたのトラッシュにカードが25枚以上ある場合、すべてのシグニをバニッシュする。
一方こちらは黒のスターターデッキの名を取ったウリス限定アーツ、《ブラック・デザイア》。こちらは黒版《背炎之陣》と言える非常にシンプルかつ強力なアーツです。
何と言ってもこれ、アタックフェイズに使えるという点がミソです。相手のアタックフェイズにカウンターとして食らわせてやり、返しのターンに総攻撃をしかければ相手は守り切るのが非常に困難でしょう。コスト自体は黒(2)・無(1)と軽めで、バニッシュされた自軍をコストにすれば連打も可能です。
また、デザイナーズコンボながら今回SR収録されているウリス版《アーク・オーラ》こと《エニグマ・オーラ》との相性は目眩がする程完璧です。《エニグマ・オーラ》でトラッシュを増やしつつ、《ブラック・デザイア》の自軍が巻き込まれるデメリットを打ち消して攻撃と防御を同時にこなす。これは黒デッキの切り札ながら基本戦術として確立されていく事でしょう。いやマジでるーちゃん勝てんの?
LRで見てみるとやはりラスボスである黒デッキはなかなかカードパワーが高く設定されている印象ですね。シンプルながらも強い黒に、他がどんな搦手で立ち向かっていくのか。実際にカードを取って回してみるとどんな動きを見せ、どんな環境になっていくのか。蓋を開ける日が楽しみです。
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テーマ:チラシの裏 | 投稿日時:2014/06/17 22:25 | |
TCGカテゴリ: WIXOSS | ||
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