とりあえずリボルケイン。

気になったTCGのことを徒然に書く日記のような何か。
主にバトスピ(バトルスピリッツ)が中心。

カレンダー
<<2014年
12月
>>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ
ユーザー情報
ケンジ
42 歳/男性
3日以上
ブログテーマ
日記
TCGカテゴリ
このブログの読者
ありがとうございました。

お久しぶりです、ケンジです。
少々お酒が入っているので文章が拙いかもしれませんがお付き合いください。

本日、エスケイジャパンよりカード事業撤退が発表されました。
今後発売される予定だった商品はすべて中止となります。UVSは終わりです。

全く予感がなかったかと言えば嘘になりますが新規参戦タイトルがいくつか発表されていたので「まぁ版権とか制作上の都合で伸びているんだろう」とタカをくくっていたのは事実です。それだけに残念でなりません。
実のところ私はUVS、ひいてはTCGからの引退を決めていました。昨日から売却を含めカードの整理を始めていたところだったので最後の最期で無意識に何かを感じ取っていたのかもしれません。そうでなくても引退することは確定ではありましたが。

私とTCGという意味で振り返ればここまで7~8年ほど続けてきました。大学卒業後に社会人として色々な苦みを覚えて行く最中であり、プレイヤーとしては遅咲きデビューではありましたが働くことを覚え、その稼ぎで得たお金を1枚のカードに変えカードショップでプレイをする…そして同じようにカードが大好きな方々とあーでもないこーでもないと言いながら社会のしがらみのない純粋な勝負に日々を費やしてきました。
大会プレイヤーではなかったのでいわゆるファンデッキ、雰囲気をとにかく楽しむことをモットーにしてきたわけですが年齢を重ねぼちぼち引き際を考え始めたころに出会ったのがUVSでした。「こんなおっぱい!おっぱい!言いながら遊べるTCGがあるんだ」とアホなことを考えつつ今までの経験をぶつけていきたい…そう思っていたのが去年の3月の体験会でした。参加しようか迷っていたときに背中を一押ししてくれた友人には感謝しています。

そのタイトルが生まれるころから始めるTCGは初めてだったので楽しむことはもちろん、記録に残るプレイヤーを目指そうと本気で思った最初で最後の作品になりました。ただUVSとは言っても母体となっているのが当時は閃乱カグラのみでありそこまで歴史の深いゲームでないことを鑑みると「一年もつかなぁ」と考えていたのは事実です。実際のところ、お店での公認大会での扱いもあまり良くはなくシングルカードはおろかパックの取り扱い自体も他の大手に比べれば酷い有り様でした。

それでもこのカードゲームが魅力的だったのはこのプレイヤーたちには妙な愛情と連帯感があったからだと思っています。人数が少ないとはいえ公認大会でもまるでフリーのような和気藹々とした具合で楽しむプレイヤーたち…当たり前のようでこれ案外珍しい光景なのです。公式主催の大規模イベントも行われましたがせいぜい集まって100名と「オフ会かよ」と笑われても仕方のない規模であったことも事実です。それでも全国から足しげく集まり自分が愛するキャラクターと精一杯連れ添う姿はTCGプレイヤーにあるべき姿の一つを垣間見たような気がします。

私はどうなったかと言えば…取りたてて記録に残るものを残すことはできませんでした。決意したほどお店の大会に参加ができたわけでもなく勝つためのデッキ作りをしたわけでもないので当然と言えば当然です。悔いがないかと言えば嘘になるでしょうがそれでもやれることはやったと思っています。正直なところ今年の疾風の陣で惨敗したときにはもう純粋に勝負に対する気力が切れていたのでしょう。それでもまだやり尽くしたとは言えずもう一度だけ奮起しよう…と今に至ります。今から思えばUVSをやろうと決めたときからこの作品と心中しよう…と決めていたのかもしれません、物騒な話ですが。

余談ではありますがアイコンはご存じ仮面ライダーRX、リボルケインぶっぱ後です。
閃乱カグラTCGがスタートした直後は秘伝忍法のあまりの強さに「秘伝忍法=リボルケイン=相手は死ぬ」と一瞬で結びつけたのは懐かしい思い出。そのころから斑鳩デッキとは長い付き合いになり一昨日も秋葉原で飛燕鳳仙壱式をとにかくぶっぱすることを心掛けていました。まぁ負けましたけどね。でも自分がやるべきことはやった、と。

とにもかくにもUVSは終了し、私はTCGを引退します。
何よりも大事なのはカード仲間。普通の道では決して出会うことがなかった物好きな面々とこうして出会うことができたことには本当に感謝です。カードをやめても繋がりは…と言いたいところですが実際問題プレイをやめた人間とそうでない人間が今まで通り付き合うことは難しいでしょう。
それでも、少しでも繋がりがあればこれ幸いです。
長かった…のか、短かった…のか。


ありがとうございました、いいバトルでした。


平成26年12月22日(月)

ケンジ

登録タグ:

あなたはこのブログの 877 番目の読者です。


テーマ:日記投稿日時:2014/12/22 22:43
TCGカテゴリ: UNLIMITED VS  
表示範囲:全体
前のブログへ 2014年12月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在“2件”のコメントがあります。
無題 魂にゃく さん [2014/12/27 12:55]
お久しぶりです(/・ω・)/

本当に文章が私の考えていることそのままで
物凄い親近感を覚えます。

私もTCGプレイヤーとしては遅かったですし
UVSの隆盛を見る思いも全く共感致します。
そしてカード仲間とのつながりも…。

本当にありがとうございました!
無題 ケンジ さん [2014/12/28 00:15]
>魂にゃくさん

お久しぶりです。
プレイヤー同士でUVS(TCG)について真面目に話し合う機会があまりないので他の方とも共感できる点、捉え方の違いなどがあると思いますがみんな純粋に楽しんでいたことだけはとても良かったと思っています。

今年の疾風の陣は楽しかったですね。
こちらこそ、ありがとうございました。