通算で連載4回目ですね。
前回までに女の子のためのゲームはどういうコンセプトであるべきかと考えたときに、やっぱりルールはシンプルさが重要だということになりました。
具体的にはプレーヤーがやることは1ターンにカード1枚を出すのみ、
カードを出す場所も1つだけで、そのカード効果も自動とする。
このくらいシンプルであれば何も考えずに半自動的にプレーすることも可能でしょう。
しかし、それだけではつまらないので、考えれば考えるだけ奥が深い戦略性も持ちあわせていないと、何度もサルのように遊びたいとは思えないでしょうね。
そして、こういったルールがシンプルで奥が深いプレーイングのゲームをより具体的に考えてゆく前に、これを誰と遊ぶのかということを考えてみたいと思います。
以前から言っているように、女子の大半はゲームに限らず遊ぶのは内輪で楽しみたいのであって、見ず知らずの人と遊ぶのはあまり歓迎しません。
ということは仲良しグループ内でゲームをすることになります。
このときTCGのような2人対戦ゲームだとグループ全員が参加できないんですよね。
それは女子的にとても困ったことになります。
たしかに2人ずつペアになれば解決する問題ですが、グループ内でもそりが合う合わないという人もいるし、何よりせっかくのグループなのに2人ずつ別れてしまうのはもったいない気がします。
ということでゲームとしては2人専用など人数固定ではなく、ある程度フレキシブルに対応できるようにしないといけません。
だいたいドイツゲーム(カードゲーム、ボードゲーム)を見ると、たいていは4人をベストとして2~6人くらいで遊ぶタイプが多いんですよね。
ですから同様にこれを踏襲するのがいいんじゃないかと思うのです。
女子のグループってたいていそのくらいの人数ですからね。
それとこれも女子の性格の問題上、1人勝ちするゲームよりもチームで勝つ方が面白く感じる傾向があると思います。
ゲームであっても相手を攻撃したり妨害したりする行為は心理的に抵抗があるのですが、個人戦ではなくチーム戦であれば、味方との協力プレーができますから。
モンハンが意外に女子に受け入れられてるのって、相手を攻撃するんじゃなくて協力プレーにあるからですしね。
そうすると4人の場合はペア戦になるわけですが、そういうカードゲームはわりと多いので、それらを参考にしてみようかと思うわけですよ。
女子に特化しつつあるカードゲームは、男子に特化したTCGとはまったくちがったものになってきました。
これが性差による嗜好のちがいなんでしょうね。
さて次回は更に踏み込んで具体的に考えていきましょうか。
今回はこのへんでおわりです。
■関連ブログ
ココがつまらないよTCG【女の子のカードゲームⅠ】
よりシンプルに!もっとシンプルに!【女の子のカードゲームⅡ】
2人きりなわけがない【女の子のカードゲームⅢ】
歴史的に一番人気のカードゲーム【女の子のカードゲームⅣ】
TCG要素も入れてみようか【女の子のカードゲームⅤ】
コレクタブル・トリックテイキング・ゲーム【女の子のカードゲームⅥ】
そもそもカードゲームってなに?【女の子のカードゲーム番外編1】
★還元プレゼント発表
7600番目のあしあとは、opttoさんでした。
7500番目のあしあとは、ソウラ@氷上そうさんでした。
7400番目のあしあとは、にわとりさんでした。
7300番目のあしあとは、gigasさんでした。
7200番目のあしあとは、hyakkumeさんでした。
7100番目のあしあとは、パトラさんでした。
7000番目のあしあとは、琥珀鳥さんでした。
当選者はメールおよび友達申請をください。
メールがもらえたらプレゼントを発送します。
自動で送るのは疲れました……
登録タグ: 女の子のカードゲーム
テーマ:ゲームのこと | 投稿日時:2012/06/10 09:04 | |
TCGカテゴリ: | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2012年06月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |