みなさんこんにちは、みずけけです。
自作のビートマニアIIDX用のコントローラが完成したので公開しとうございます。
最後の進捗からだいたい1年経ちました。
こちら
そして2019年1月……ついに……
ババーン
ついに完成しました。
(;◇)……チープ
(`・ω・´)うるさい、自分で使うからいいんだよ
そんじゃ各部位のご紹介。
皿ことスクラッチ(ターンテーブル)の構造はこちらの動画から。
この動画が無かったら制作にチャレンジする事すら無かったと思う。
感謝しかない。
上記の動画と回路図を元にモーターの回転をオペアンプで計測してコントローラへ信号として送る装置を自作。
ロータリエンコーダという物らしい。
これをコントローラへ繋ぎモーターを回すとボタンを押したと認識されます。多分。
個人的なメモとして、フォトトランジスタ?なるものでも軸の回転を認識出来るみたいなので
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こんなかんじの模様を軸に貼るなりしてそれを読み取るそうな。
という構造もありかもしれない。という備忘録。
そもそもどう回路を作るかとか認識の精度がどうとかで結局作れなさそう。
ん?そういえば5鍵のコントローラの皿もあれってフォトトランジスタ?
というかぱっと見の構造はゲーセンの筐体の奴とかPCのプレコンとかも同じような感じなんですけども。
ググったらフォトインタラプタ?なる名前が出てきた。
なるほど、わからん。
私が手を出してはいけない領域なのだろう。
閑話休題、スクラッチの中身はこんな感じ。
100均で買ったコルクの鍋敷きを間に2枚重ね
、中心にモーターをぶっ刺した物です。
ミニ四駆のレブチューン2モーター……であってる筈。
2枚のコルクの間にはティッシュの箱を挟んで滑らかに回るようにしております。
次はボタンユニット。
ボタンはサンワの3cm丸ボタン。
前に作ったアマゾンアーケードスティックから剥ぎ取ってきた。
丸いですね、IIDX感がまるでない。
でもこれは1個数百円とかなりの低価格。
ちゃんとしたやつは1個1000円前後する高級品なのでとてもじゃないけど買えません。
セイミツの長方形の照光式押しボタンは500円くらいでまあまあ安いけど高さがちょっと違うっぽい。
でも徹底的にコストダウンを図ったのでそれも不採用、丸くて上等。
本来は新たにセイミツの丸いボタンを買って取り付ける予定だったけどヒャア我慢出来ねぇ!
……早いとこ新しいボタンを買わなくては。
上の四角いボタンはPSのコントローラからLR部分をぶんどって強引に取り付けた物。
スタートセレクトとメインのボタンにアサインされてない三角と右を使えるように付けてみた。
そりゃもう強引に取り付けましたよ。
ちなみにリューターとかヒートナイフとか超音波カッターとかそういうのは持ってないのでポリプロピレンの板相手にピンバイスで穴を開けニッパーとカッターで地道にやってました。ほめて。
中身はこんな感じ。
くぱぁ
アマゾンのダンボールに木材を貼り付けたり柱として立てたりして強度を確保。
よほどのゴリラでない限り壊れない……はず。
さあ今回の生贄、PSコントローラちゃん。
……の中身+ロータリエンコーダ。
分解して黒いところガリガリして半田、いつもの作業。
ロータリエンコーダの回路図やらは上記の動画からどうぞ。
部品はアマゾンで注文、密林ってやっぱりすごい。
本来47Ωの抵抗を使う箇所に20Ωの抵抗を2個使用してます。
ポップンミュージックのコントローラを作るために100均のライトから剥ぎ取った基板に付いてたので再利用。
40Ωの抵抗となっているので本来より敏感に反応する……筈。
とにかくまずはスクラッチの動作確認。
動かなかったらそこで頓挫。
……う、うご……うごご……
動いたー!
というわけでロータリエンコーダの動作確認も取れてモチベ急上昇で作っていたのでした。
しかしどこかを間違えたのか右回しと左回しで反応に差が出てしまう。
片方は結構良い感じなのに対してもう片方はちょっと反応するが鈍い。(強めに回さないといけない)
致命的とまではいかないのでそのまま使う、というか直し方わからない。
もしかしたら再利用した抵抗の不具合という可能性も微粒子レベルで存在してそうだけどもどのみち原因がわからないのでそのまま。
しかしテストプレイをすればするほどどうにかしたいと思ったのでダメ元で片方の抵抗を20Ωにしました。
おかげでターンテーブルを押しても引いてもちゃんと反応するようになりました。
なんで?
これからこの構造でターンテーブルを作ろうとしてる人は20〜40Ωくらいで充分なのを頭の片隅にでも覚えておいてくれると嬉しいかも。
結局は自分にあった調整が1番なんですけどね、面倒臭さがらないで試行錯誤してください。
……ちなみに2P側にも出来たりします。
黄色い板は使ってない方の穴に蓋が出来る様に付けていたのでした。
固定はめんどくさいは結束バンドで手抜き。
そんな感じでコントローラが出来た。
さて念願のbeatmaniaIIDX INFINITASを遊ぼう!
もちろんここで手元付きプレイ動画が〜……
無い。
撮れるかなと思ってBMSでテストしてみたけどどうあがいてもゲーム画面がカクカクなキャプチャーになってしまう。
軽めなBPMプレイヤーでそうなるならインフィニティだとエラい事になるよねって感じで断念。
というかカメラを固定するアームとかを持ってないから撮影そのものが厳しい。
何はともあれコントローラは完成した!
さあ早速1600円払ってインフィニティを起動しよう!
え?なんか遊びまった形跡があるって?
ええ、我慢出来なくて遊んじゃってますよ。格ゲーとかに使うアーケードスティックとポプコンと5鍵コンとかで。
そんで使用した感想。
ボタンは申し分ない、少なくとも私はアーケードと似たような感覚で遊べた。
ターンテーブルはやっぱり近いからボタンと同時押しする時はキツイかも。
1鍵との同時押しは普通、2鍵との同時押しは角度的な問題なのかちょいキツイ。
それ以外はいい感じ。
コルクなので滑りにくいし割と滑らかに回ってくれて連皿もいける。
唯一ダメなのは操作してる人のスペックかな〜やっぱ。
と、いった感じで音ゲーを楽しんでおりました。
予算がないのでまず人件費を削るブラックな社会のようなコストダウンの仕方ですけど遊ぶ本人が気にしてないので問題なし。
個人的には光らなくていいので長方形とちょっと大きい正方形のボタンを(サウンドボルテックス用に)低価格で出して欲しいけど……需要ないんかな。
そんなこんなでコントローラ作ってました。
これで心置きなくIIDXが遊べるゾ〜。
まあ実際は環境の都合でBMSがメインになりそうですが。
夜型人間としてはインフィニタスが深夜にメンテで遊べなくなるのが辛い。
皆さんも音ゲーライフをエンジョイしてね。
さよなら。
テーマ:ゲーム | 投稿日時:2019/01/16 07:21 | |
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