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Magic: the Gathering、Force Of Will TCGを中心に国内外いろんなTCG、DCGを嗜んでます。

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さぁ、盤外を楽しもうじゃないか!

今日の記事はいつものTCG話とはまったく流れの違う長話ですので、付き合って頂ける奇特な方に読んでいただければ幸いです。


今これを読んでいる読者の諸氏諸兄もTCG(トレーディングカードゲーム)のプレイヤーであることでしょう。トレーディング性が希薄化しているのにトレーディングもなんもないとは思ってはいますが、代わる呼び方がないのでTCGということにしておきましょう。

TCGには人と応対して楽しむ『対人的な』遊び方と、個人で収集しコレクティブ性を楽しむ『対物的な』遊び方があるのですが、もしカードゲームからコレクティブ要素を取ったら何が残るか、そんなことを考えていたら一週間が経っていました。


最初のTCG、Magic:the Gathering(以下MtG)が生まれて20年が過ぎ去り、多くのタイトルが生まれ、数を増やしていくなかでターゲットとするプレイヤー層もMtG当初のハイエイジ(高年齢層)だけではなくローエイジ(低年齢層)狙いの少年誌読者層といった年齢軸から広がり、アニメ視聴者層、乙女ゲームプレイ層、プロレスファン層といった年齢を軸としない広範な層を狙うようになってきました。ユーザーの多様化です。

しかし、TCGはアニメやドラマとは異なり、見るだけでは何も出来ません。難解なルールを覚え、対戦相手を探し、遊ぶ時間を確保し、時には財布の中身と相談するといった手順を踏む必要があります。自分としてはこの4つを乗り越えるための努力を強いたら(いわゆるシバキ体質)、今まで以上にTCG業界は苦境に立たされるという考えです。日本におけるカードゲーマーの主な層がいわゆるオタク層で、シバキ体質に染まった体育会系を嫌う傾向がそれなりにあるはずなのに「甘え」という言葉でシバキ体質を振り翳して新規プレイヤー参入を妨げているのはなんとも滑稽な光景ですが。


なら、どうやって新規プレイヤー参入を進めるべきなのか。人を呼び込むには魅力が必要です。近年は2000年代に競技性第一主義でプレイヤーが離れた反省から、カジュアル性を推したタイトル(ヴァンガードとかジーククローネとか)が増えてきていますが、ただカジュアルなだけではTCGに興味のない人は寄って来ません(そこでちょうど時期的に志村動物園とかでよくテレビに写ってた時のDAIGOを起用したヴァンガードと版元のブシロードは流石ですが)。そこで、盤内と盤外といった考え方を使ってみます。

盤内と盤外というのは、自分にとってのTCGの対人要素から見た捉え方なのですが、盤内はMtGのような競技性の高いタイトルで己を競い高め合う、いわゆるスパイク・プレイヤー向けのタイトルで、試合後にゲーム内要素を語り合えるような、勝つための努力を惜しみないタイプです。盤外は、ヴァンガードのような競技性よりも1ゲームが早く終わって何度も戦うことができ、また試合後にゲーム内要素だけではなくとゲーム外要素(それこそアニメヴァンガードの話とかジーククローネの参戦タイトルの話とか)で談笑できるようなタイプです。ここでは対人要素で考えていますので、ゲーム内要素のヴォーソス的部分は外しています。

どちらもプレイヤーが真摯な紳士であることが第一条件ではあるのですが、自分は両方を楽しむ事こそが、TCGという遊びを最大限に楽しむ最大の秘訣なんじゃないかなと思ってたりします。最近はプレイヤー民度など盤内要素にげんなりする場面もあったりして離れてしまったタイトルもあるのですが、盤外が楽しくて始めたジーククローネのようなタイトルもありますので、TCGをプレイする自分のその時の精神状態で選ぶのも有りかもしれません。複数タイトルに触れていると自分がやっているタイトルの良し悪しが意外な所から見えてくることもありますので、盤内と盤外の切り替えという面でも色々触ってみるのも良策です。

最後に一言、


さぁ、盤外を楽しもうじゃないか!


以上です。



登録タグ: TCG雑論 

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テーマ:日記投稿日時:2014/04/13 21:02
TCGカテゴリ: Magic: The Gathering   ジーククローネ  
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