はい、ロリコンですときちんと言えるロリコンのブログ

福岡で細々とカードをやっているロリコンのブログです。
触っているのはカオス、ヴァイス、VS、ファンタ。
特にカオスに力を入れています。カワいいロリパートナーが出ればとりあえず組んでみる。

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【Chaos】ゴヴニュ嫁講座その3

はい、なんだかんだと続けて三回目を迎えました、ゴヴニュ講座。
今回で一旦は最終回となります。またなにか書きたい事が生まれたら復活するかもですが。
一回目でゴヴニュ嫁の概要、二回目で構築論と続けてきました。
今回はさらに次の段階、実際に対戦する時のプレイングについて話していきたいと思います。

☆攻める時に考えたい事☆
・相手の受け方を考える
どのデッキにおいても相手の動きを予測する事は重要ですが、ゴヴニュ嫁の場合若干考え方が違ってきます。
具体的にはいつ通い妻(棄権)を撃ってくるか、どの攻撃をスルーするか、です。

例を挙げて説明していきます。
こちらの盤面は攻撃力12のパートナーと攻撃力8のタッチレストを付与するタイプの相方、それから表スタンドのフレンドが3体。
うち1体は打点が10点越え、残り2体はそれぞれ8、9の打点を持っています。
さらに9点のフレンドは補助能力…焼き3減を持っています。
相手はこちらの手によってフレンドは全てレストしており、パートナーの耐久力はガード時16にまで達します。
また、事前に相手は通い妻を回収しています。手札は3枚でガードドローもない、翼人や微塵といった特殊な防御札もOSの関係上有り得ません。
さて。この状態でパートナーからアタックにいった場合相手はどう対応してくるでしょう。

まずは有り得ない可能性から除外します。パートナーのアタックをスルーする可能性です。
ここでスルーしてしまえば12ものダメージを受ける事になります。
しかもオートレベルアップしてしまうと貴重なガードチャンスとキャンセルを同時に失ってしまう事になります。
しかも12点といえばデッキの約1/4。キャンセルする確率は極めて高いですし、しなかったらしなかったで大打撃です。
ではどういった受け方が考えられるか、といえば次の二通りです。

1.通い妻を使用してフレンドでキャッチ
早々に通い妻を撃ち、タッチレストを持つパートナーの攻撃を横に流す、というやり方です。
まずパートナーのアタックをフレンドでキャッチするので相打ちはほぼ望めません。
また、フレンドを起こした場合ゴヴニュ嫁側は病気の母互換を使用してそのフレンドを再び曲げてくる可能性があります。
しかしタッチレスト持ちを一体捌いたというのは大きく、ゴヴニュ嫁側は早々に二体目のタッチレスト持ちで殴るしかありません。パートナーを一撃で無力化出来るのはこいつだけなので。
つまりこの時点で二回オートレベルアップを喰らう危険はほぼなくなるわけです。
次のアタックをスルーして8点を受けてゴヴニュ側のショットを終わらせるか、パートナーで受けて返しのガードキャラを減らすかはまぁケースバイケースですね。

2.パートナーでキャッチ後、追撃を通い妻で止める
ゴヴニュ側としては一番相手に取ってほしくない防御パターンです。
防御側の長所としてはパートナーが二度キャッチ宣言を行うため相手の裏を取り易く、病気の母互換で妨害されないという点が挙げられます。
反面相手の三回目のアタックでオートレベルアップした場合、タッチレスト持ちがもう一体残っているのでもう一度本体にダメージが通ることになります。
防御札を使用したにも関わらず大ダメージを受ける危険性を孕んでいるわけです。

以上がゴヴニュ嫁のショットを受けた時の防御側の思考です。
勿論実戦では他の防御札を握っていたりしてより多くのパターンがあるわけですが。
ともあれこういった思考を踏まえてゴヴニュ側は殴る順番を考えていきます。
最初のアタックは基本的にパートナーからになります。
パートナーがタッチレストを二面に付与するタイプはフレンドから殴る事が多いですが、今回はフレンド側がタッチレスト付与なので。
ここで相手は上述したような考えを巡らせるわけですが、それぞれのパターンでこちらの攻撃順を考えていきたいと思います。

1.フレンドに通い妻を使用
1-a.病気の母互換を握っている場合
手札に余裕があるのなら、ここで使いましょう。
タッチレスト二面、直接打点二面、相手のガードはパートナーのみ、という状態を維持できれば二回オートレベルアップは狙えます。
一度これを成功させておけば相手の寿命を一気に縮める事が出来るので、可能ならば狙っていきたいです。
コストとしてレストさせるこちらのフレンドは、無難に打点が一番低い、非タッチレストで。
このあと防御側は確実にパートナーでキャッチしてくるのでフレンドで本体を狙うことになります。
ここに関しては特に悩む必要はないです。素直に打点の高い非タッチレストで殴れば。
このアタックでオートレベルアップしたなら話は早いです。二枚目のタッチレストと最後のアタッカーで再び本体を狙いましょう。
オートレベルアップしなかった場合が少し厄介です。
まずこの時点で二回オートは諦めないといけません。
残り一面では本体にダメージが届きませんから。
問題はどのキャラで殴るかですが、これはタッチレスト持ちのフレンドがどんな能力を持っているかによります。
レスガやパートナーに耐久上昇といった防御能力であればこいつで殴ります。
そうではない、あるいは相手が焼き型のデッキなら焼き減持ちのフレンドで殴ります。
相手がショットを返してくると仮定した場合、前提として焼き減持ちは裏にされます。
つまりここで殴ろうと殴るまいとガードキャラに選べる可能性は低いです。
どちらにせよガードできないなら、ここで殴っておいた方がマシ、という考え方ですね。
1-b.病気の母互換を握ってない場合
この場合は対処のしようがないのでパートナーとフレンドの接触で最初のバトルは終わります。
次のアタックですが迷わずもう一面のタッチレスト持ちですね。残念ですが最初のアタックをかわされた時点で二回オートレベルアップは不可能です。
ここで相手の受け方は二とおり。パートナーでキャッチするかスルーです。
スルーと言われた場合は仕方ないのでこのターンのショットは終わります。一応防御札を吐かせた上で本体に8点入れ、返しのガードキャラも整っているので悪くはないです。
パートナーでキャッチされた場合はオートするまで殴り続ける方向で。
相手の返しも考えながら、ですが。
殴る順番はセオリー通り打点の高いフレンドからで大丈夫です。

2.パートナーでキャッチした場合
通い妻の使用を一旦見送り、フレンドが本体を狙いにくる瞬間を通い妻で抑える、という狙いです。
こちら側としてはパートナーを寝かせるというバトルフェイズ最初の目標は達成されましたが、相手はまだ防御札を握っている状態です。
ここで誰がアタックにいくべきか。まずタッチレスト持ちは有り得ません。
このアタック時に通い妻でパートナーを起こされても残り耐久は4。ダメージでそもそも裏になります。
フレンドに通い妻を撃つ可能性も考慮に入れつつ、ガードキャラを一撃で落とせるちょうどいい打点が一番良いのですが一つだけ気をつけないといけない事。
それはこのアタックに選ばれたキャラは高い確率で裏になってしまう事です。
相手の受け方はおそらく通い妻をパートナーに使ってキャッチ宣言、なので先制攻撃でも持っていない限り相打ちは免れません。
このため、焼き減を持たない攻撃力も低い方のフレンドで殴りにいくのが妥当です。

一つだけこのパターンで恐ろしいのが相手がこの期に及んでも通い妻を撃たない場合です。
この場合は相手も覚悟を決めています。ギリギリまでこちらの攻撃を誘い、大ダメージを受けることになっても、返しで殺すと考えています。
向こうもかなりのリスクを背負いますが、その分見返りは大きいので要注意です。
相手がこの思考になっているなら通い妻を撃つタイミングはオートレベルアップしてゴヴニュ側が二枚目のタッチレスト持ちで殴った時です。
この場合薦めたいのはオートレベルアップした時点でバトルフェイズを終了することです(タッチレスト持ちがレスガを持っている場合は除く)。
防御札を吐かせていないのが気になりますが、相手の思惑をずらすことが出来ます。

以上がこちらが攻める時に心がけたい事でしょうか。
無論、例が単純なのでこのくらいのパターン分けで済んでいますが、実戦ではさらに複雑に様々な要素が絡んできます。
防御札のバリエーションもありますし、相手の手札が4枚以上あるなら棄権や通い妻が二回飛んでくる可能性だってあります。
なにより相手のなんらかの思惑によりセオリー通りの受け方をしない場合も考えられます。
結局は対戦経験を積んで覚えていくのが一番ですね。
この企画自体、私がゴヴニュ嫁を使い続けて蓄積された経験則を書き連ねているだけのものですし。

☆防御時に考えたいこと☆
話が少し逸れましたが、次にこちらが攻撃を受けている時に心がけたい事です。

・なるべく横に殴らせる
フレンドを退かしてから攻めるのが基本のゴヴニュ嫁。当然前のターンでアタックしているフレンドが多ければ多いほど、退かす手間は少なく済みます。
なので防御札の使用などをギリギリまで抑えて、相手のフレンドのアタックを誘いましょう。
勿論、殴られっぱなしではダメージレースに勝てないので程々のところで防御札をはくのも忘れずに。

・病気の母互換の使い方
ゴヴニュ嫁における非常に重要なカードであるため、別項目で説明させてもらいます。
再び例を出して説明していきます。
自分の場には耐久11のパートナーとガード可能なフレンドが二体います。それぞれ耐久は5と7。スキル無効のような防御能力を持ったキャラはいません。
手札の防御札は病気の母のみです。
相手の場には攻撃力13の貫通を持ったパートナーと攻撃力10の貫通持ちフレンド、あとは攻撃力8のフレンドと攻撃力4で補助能力を持った…ミリム単騎互換としておきましょう、がいます。
相手がバトルフェイズに入りました。この時にこちらには一つの選択肢があります。
それは第一アビリティステップで病気の母互換を撃つか否かです。
このタイミングで撃つとガードキャラが一人減ってしまいますが、ゴヴニュ嫁の動きが判っている相手なら、病気の母は当然警戒しています。
なので一番最初に貫通持ちのフレンドで殴ってくる可能性が高いです。
結果病気の母で貫通アタッカーの攻撃回数を減らす事が出来ないので相当な痛手を受けます。
…とはいえ、この例に関して言えば第三アビリティまで病気の母の使用を待って大丈夫です。
まずパートナーの耐久力が貫通フレンドの打点を超えているのでそこまでの痛手にはなりません。
加えて貫通持ちではないものの高打点のフレンドがもう一体います。最悪こちらを寝かせてもいいでしょう。

では相手がパートナーから殴ってきたとしましょう(今回の例では相手にとってもフレンドから殴るのはリスク・リターンが微妙なので)。
セオリーどおりダメージを最小限に抑える為パートナーでキャッチします。ここで2点の被ダメは確定。
それはまぁ仕方ないとして、第三アビリティステップに病気の母を撃ちます。コストは勿論今ガード宣言したパートナー。
問題はここからです。誰をレストさせるか。実は二択なんですね。
1.攻撃力10の貫通持ち
被ダメを抑える目的ならこれが最善です。相手の他のフレンドを見る限り、このターンこれ以上のダメージを受ける事はないでしょう。
最も一般的な病気の母互換の使い方ですね。
2.攻撃力8のフレンド
防御面では少し不安定な択ですが、次のターンの返し易さを込みで考えると大いにアリです。
こちらに残っているフレンドの耐久は5と7。この盤面であれば、わざわざこちらが手間を割く必要もなく相手はガードキャラを一体減らしてくれます。
貫通フレンドが殴ってくる、という形で、ですね。
勿論ダメージを受ける事にはなりますがその見返りとして病気の母互換を「相手のターンのうちにガードキャラを減らすイベント」として使う事が出来ます。
逆に病気の母で貫通アタッカーを寝かせてしまった場合、相手はこれ以上攻めいってはこないでしょう。
フレンドを一体落とす事は出来ますが、ダメージは通らない。ゴヴニュ嫁相手にガードを一体減らす見返りとしてはあまりにも釣り合いません。

以上二つが病気の母で寝かせる対象の選択肢ですね。
ちなみに攻撃力4のシステムキャラはほぼないです。
攻撃力が低いというのもあるのですが、システムキャラという事は相手としてもなるべく裏にはしたくないはずなんですよね。
最悪次のターンで全てのフレンドを退かす事が出来ない場合、ここを残す事によって相手に
「攻撃をスルーするかシステムキャラを裏にするか」の二択を迫る事が出来ます(といってもスルーしたら尋常じゃない打点が通る事になるので基本キャッチするでしょうが)。
また、同じ退かすにしてもレストでは次のターン相手は一切の手間を割く事なくシステムキャラを運用する事が出来ます。なるべくここは裏にしたいのです。

さて、なにやら攻撃と防御の文章量がエラく偏っている気がしますが、この辺りで締めたいと思います。
三回に渡ってロリコンがエラそうに色々語ってみたこの企画ですが、今回で一旦終了となります。
ここまでお付き合い下さった方々、ありがとうございました。
…しかし最近触る嫁にゴヴニュ嫁が減ってきたやらこの企画も終わりやらで微妙にゴヴニュ離れが進んでいる気がするなぁ私。
これはなんとかしないと…(使命感)。

登録タグ: まったく、ゴヴニュ嫁は最高だぜ!  通い妻と病気の母で延々語り続ける  最終回? 

あなたはこのブログの 1535 番目の読者です。


テーマ:考察投稿日時:2013/10/11 22:17
TCGカテゴリ: ChaosTCG  
表示範囲:全体
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現在“2件”のコメントがあります。
標準のアバター 工藤@叶 さん [2013/10/12 18:51]
ゴヴニュ嫁の在り方、大変参考になります
防御札の使い方と、相手からの可能性を考慮すると、ゴヴニュ嫁って、やる事が沢山あるんですよね

だからこそ楽しいんですがw

果凜 ヴィシル さん [2013/10/12 22:33]
>工藤@叶さん
そうなんですよね。相手の防御札の吐き方によって対処の仕方が変わるっていうのはどの嫁でも共通なんですが、ゴヴニュ嫁の場合その際に挙がる選択肢がえらく多いんです。
どんなに数値があろうと一撃でパートナーを無力化出来るタッチレスト持ちをいつアタックさせるかだけでも幾通りもパターンが生まれますから。
最近はD.C.にかかりきりでゴヴニュ嫁を触る機会が減っていますが相手パートナーの耐久を計算するたびに「ゴヴニュなら一撃で沈むんだけどなぁ…」とか考えている私がいます。
…いや、貫通は貫通で強いんですけど、もちろんw
単に私が完全にゴヴニュに魅了されてしまっているって話ですねw

コメントありがとうございましたー